【2024年4月1日 追記・更新】
福岡県糸島市にある桜の穴場「加茂ゆらりんこ橋」と、県内で人気の山「二丈岳」を登ってきました。写真は2021年3月23日のものになります。
加茂ゆらりんこ橋の桜~二丈岳に登った感想
加茂ゆらりんこ橋
加茂川上流にかかる1本のワイヤーで吊られた延長100mのつり橋。眼下に玄界灘や棚田を見ながら、春は駐車場周辺の桃の花、6月初旬にはホタルの乱舞、夏は水遊び、秋は紅葉など、四季を通じて自然を体験できる憩いの場です。
またここから二丈渓谷を経て、加茂神社や真名子木の香ランド、二丈岳・女岳へのハイキングコースの入り口となっています。橋から2キロほど遊歩道を歩いたところにある「明神の滝」周辺は二丈渓谷の紅葉スポットとして人気です。
糸島市にある観光スポットの一つです。
駐車場は、全部で30台くらいでしょうか。10時頃には7割ほど、二丈岳下山後の13時頃には9割ほど埋まっていました。
橋を渡らずに駐車場の外に出ると、このような菜の花・山と海と空・桜の美しい景色が広がっています。
電信柱さえなければ……
坂をぐる~っと登ると、賀茂川農園倶楽部と書かれた石版があります。桜が美しいエリアは、この辺りまでくらいですかね。駐車場から徒歩5分くらいで、見どころが凝縮しています。
菜の花の中を歩くことも出来ます。ハチが大量にいると思っていたのですがそんなこともなく、どちらかと言うとモンシロチョウが飛んでいました。
絆創膏が落ちていました。小分けして丁寧に持ち運ぶ姿勢に好感を持ちましたね笑。
菜の花×桜は、県内では「草場川の桜並木」や「流川の桜並木」が名所です。(数日後に記事アップします)
アクセス:糸島市二丈福井
レンタカーのカーナビでは認知しなかったので、「福ふくの里」にとりあえず行くのがおすすめです(092-326-6886)。福ふくの里から、車で5~10分ほど。そこからは、Google Mapで「加茂ゆらりんこ橋」と入れました。「ゆらりんこ橋駐車場」でもOK。
問い合わせ:092-322-2098(糸島市観光協会)
二丈岳
旧二丈町の町名の由来となった山。標高は711mで山頂からは360度の展望が開け、玄界灘と糸島半島、脊振山系の山々が一望に見渡せます。
森林公園真名子木の香ランドより約40分ほどで登ることができる手軽な山です。また、加茂ゆらりんこ橋を起点に登れば、途中二丈渓谷、明神の滝、真名子ダムなどの景色を楽しめます。
駐車場のトイレの横にこのような案内があるので、橋を渡りましょう。加茂ゆらりんこ橋を渡ると、二丈岳の登山口へ続きます。
- 駐車場発→10:45スタート
- 頂上着→12:09
- 頂上発→12:25
- 駐車場→13:20
登山中級者が登ったら、こんな時間でした↑↑ 初心者の方は、登りと下りに+15~30分くらいでしょうか。ちなみに、登山中にトイレはないです。道に迷うようなこともありませんでした。
二丈岳は百名山でもなんでもないですが、標高711メートルで初心者でも非常に登りやすい山でしたし、山頂からの玄界灘の眺めも良しと、県内では人気の山です。
駐車場周辺にもありましたが、ももの花が非常に美しいですね。桜と同じ時期に咲く素晴らしさ。登山の前半は二丈渓谷の水のせせらぎがあるので、登っていて楽しいですね。
めちゃくちゃ気持ちが良い。せせらぎと共に、木漏れ日の中を歩く。加茂ゆらりんこ橋から徒歩5~10分くらいのエリアですので、登山装備がなくてもこの辺りまでなら大丈夫でしょう。ステッキだけ持って散歩していた老夫婦の方もいました。
かわいいの案内板
この辺りまでが散歩コースなのでしょうか。これ以降は、ベンチなどはなかったような。
家の石、という名の岩のようです。昭和30年頃までは真名子(このエリア)に住んでいた子どもたちの通学路だったようで、この岩で雨宿りなどをしていたそう。マジか。
拓けた景色はこんな感じ。はげ山って言うんですかね? 巨岩が多いです。中には、『鬼滅の刃』の炭治郎が岩を切った描写で有名になった、糸島市の神在神社の奥にある神石そっくりの岩もありました。
この滝のエリアが、今回の登山で個人的に最も良かったところ。 看板は経年劣化しまくってて読めませんでした。滝を間近で見ることが出来ます。本当に気持ち良かった。
ある程度登ると、加茂神社があります。ここで自然道はおしまい。湧き水があるので(飲めるかは不明)、手や首などにかけると良いでしょう。ベンチやトイレなどがあれば休憩として最適だと思いました。
ここから、二丈岳に向かうのですが、、、
なんと、こんな感じの道を10分ほど歩きます。登山感が一気にリセットされて、テンション下がりました笑。正面に見えるのが二丈岳かな? 真名子木の香ランドというキャンプ場付近まで歩きましょう。ちなみに、キャンプ場まで車で来ることも可能です。
キャンプ場付近からはそれまでとは異なり、登っていても全然楽しくなかったです笑。
結構な急斜面が延々と続きます。ピンク色のテープを目印にしましょう。登りも下りも、膝にかなりのダメージありました……。全然楽しくなかったですし、ものすごくキツかったです。百名山との違いをひしひしと感じる方も多いのではないでしょうか。
登頂! ちらほらと先客がいましたが頂上は広いので、平日であれば他者に気を使う必要もないでしょう。
可也山方面に広がる玄界灘が美しいですね。登って良かったと感じました(コストパフォーマンスが良い山だと思う)。風が強くて寒かったので、インナーを着替えました。
二丈岳登頂記念!? 福智山や宝満山にはこういうものはなかったので、ちょっとテンションアップ!
何もないやんけ!!!
とマジでツッコミました……笑。結局何だったんですかね……。この後、登った道をそのまま下山しておしまいです。写真を撮る必要がなかったので、ダッシュで下りました。要した時間の割には、膝が痛かったですね。。。
ちなみに、10月も紅葉で人気っぽいです。
雑感と注意点
今回感じたことは、「近い将来、渋滞しそう……」ということ。二丈岳の登山客と桜を見に来た客が、一つの狭い駐車場に停めるからですね。そして、駐車場に停められなくなった車はどうするのかと言うと、、、こういった車道↑↑に駐車するわけです。実際に、下山後には数多くの車が路駐してて、景観を損っていました。
福岡県の桜の名所の大半を巡ってきた人間のイチ意見ですが、、、加茂ゆらりんこ橋の桜は今後もっと有名になるでしょう。現在はまだ穴場レベルかもしれないですが、糸島観光と組み合わせが基本でしょうし、白糸の滝、桜井二見ヶ浦、芥屋の大門など様々な観光スポットの中でもここが一番好きでした。
また、同じような写真が撮れる能古島よりもアクセスが簡単な上、徒歩~500メートル以内で充分に周れます。老若男女に優しいですし、犬もOK、何組も宴会?(ビニールシート敷くとかBBQスタンドとか)を楽しんでおられました。ドローンも飛ばし放題(というか、規制が全くされていない状態と思われる)。今後数年で爆発的に人が増えそうやな……今年来て良かったというのが個人的な感想です。
狭い道に車が渋滞する流れは、山口県の元乃隅稲荷神社(駐車場を整備する前)と同じような印象を受けましたね。なので、糸島市が管轄した方が良いんじゃないかな、と思います。(周辺は個人の土地や畑が多かったので色々大変そうですが)
近隣のおすすめ施設
福ふくの里
新鮮で安い農産物・海産物が一か所でそろうため、安定した人気を誇る直売所。新鮮なものにこだわり「新鮮、安心、安全」をモットーにしています。
納入する農家には年に2回の残留農薬検査を行い、お客様に安心して買い物を楽しんでいただく店づくりを行っています。
無料の魚さばきやポイントカードの発行などサービスにも力を入れており、四季折々のイベントも好評です。
初夏はツバメが軒先に巣をかけ、春は一面の菜の花畑が広がるなど、店の周囲に心をうるおす自然があるのも特徴のひとつです。
菜の花が一面に広がっています。電車も通るので、そういった写真が好きな方はぜひ。糸島では伊都菜彩という道の駅が有名ですが、個人的にこちらの方が好みでした。漁師の奥さんが魚を捌いていたり、いけすの中に鯛が泳いでいたり、海鮮が充実してますね。
登山後の温泉「まむしの湯」
お風呂の質と種類の割に、金額が600円と安い。ウォータークーラーがないのだけは残念ポイント。
Bakery Restaurant CURRENT(カレント)
www.bakeryrestaurantcurrent-2007.com
景観がきれい。
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