2023年12月28日に発売されたMOE (モエ) 2024年 02月号の特集「第16回MOE絵本屋さん大賞2023」の概要とランキングの紹介記事になります。また、新人賞やパパママ賞の他に、歴代受賞作を紹介した記事なども。
MOE(モエ) とは
1979年に偕成社から「絵本とおはなし」として創刊され、1983年に月刊『MOE』(モエ)と改称された。その後、偕成社の完全子会社であるMOE出版が版元となり、その後再び偕成社発行に戻ったが、1992年4月号から版元は白泉社に移った。偕成社、MOE出版時代では、月刊絵本とおはなし新人賞、月刊MOE童話大賞、MOEコミック大賞という賞が存在していた。人気絵本・人気キャラクターをテーマとした巻頭特集を中心とし、その他、アート・映画・旅・ハンドメイド雑貨・スイーツなど、旬の情報のページも組まれている。また、絵本作家を支援するグランプリやイラスト・絵本スクールを開講している:Wikipediaより引用
MOE絵本屋さん大賞2023
巻頭特集 全国の絵本屋さん3000人に聞いた絵本ランキング
第16回MOE絵本屋さん大賞
全国の絵本屋さん、書店の絵本担当者の方々の投票で2023年におすすめしたい絵本30冊が選ばれました。受賞作家インタビュー、絵本屋さんの推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をお届けします。同時発表の「新人賞」、0・1・2歳向け絵本の「ファーストブック賞」、 MOE読者が選んだ2023年のおすすめ絵本、広松由希子さんの「2023年 見逃せない注目絵本」にもご注目ください!
この記事では、第16回MOE絵本屋さん大賞2023の1~10位・新人賞を紹介しています。
★詳細は本誌を読むことを強くおすすめします。一つ一つの作品の解説、受賞作家インタビューやアトリエの様子、選んだ基準などがわかる座談会、本屋さんの紹介など多岐に渡っているためです。それでは紹介していきます。
1位:パンどろぼうとほっかほっカー
パンどろぼうの「愛車」登場!? 大人気シリーズ第5弾! ヤギのおばあさんの頼みで、パンを届けにでかけたパンどろぼう。 なかなかたどりつかずうなだれる横を、一台の車がとおりすぎますが―――。 ほかほかのパンとほかほかの思いをのせて、「ほっかほっカー」が走りだす!
2位:メメンとモリ
身もふたもない言葉の中にだけ、 希望を見出せるときもある。 ヨシタケシンスケが描く 「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。
キノベス!キッズ2024 第1位! 発売たちまち18万部突破 「王様のブランチ」(TBS)、「新・美の巨人たち」にて紹介、反響続々!!
3位:パンダのおさじと フライパンダ
料理人のクーさんは最近、料理を作るのがたのしくありません。そんな時、あやしいパンダ道具屋さんに渡されたのが「フライパンダ」。中には小さなパンダの「おさじ」が入っていました。おさじが教えた呪文をとなえ、フライパンダのふたを開けると……あら不思議! 普通の料理がパンダ料理に大変身。でも、フライパンダには守らないといけない約束があって――。パンダのおさじくんが、ハッピーと不思議なパンダ道具をおとどけ! 「パンどろぼう」シリーズの柴田ケイコによるキュートなキャラクターが誕生です。
4位:おすしがふくをかいにきた
マグロのおすしがお店に買い物にやってきた! タマゴ、エビとたくさんあるすしネタから、何に変身するのかな? 身近なものを、本物そっくりの何かに見立てる「みたて」の世界で、楽しいストーリーを作り上げる田中達也の絵本第2弾! おすしやアイスクリーム、ソーセージやいちごが、とってもリアルな仮想の街で愉快なお買い物を楽しみます。すみずみまで楽しい写真絵本。
5位:星をつるよる
読んでいる間も、本を閉じた後も、豊かな気持ちになる、真夜中の物語。 眠れなくて不安な夜、窓の外のお月様に「あそぼうよ」と声をかけてみると、星形の釣り針がついた糸がするするとおりてきて、眠れないお友だちがつぎつぎとあつまってきました……。2020年の国際推薦児童図書目録『ホワイト・レイブンズ』に選定された、韓国の新進気鋭の絵本作家による最新作!
6位:ねことことり
◎◎ 子どもから大人まで響く、珠玉の絵本 ◎◎ ●注目の作家・舘野鴻と、細密画家の新生・なかの真実が紡ぐ、 心あたたまるファンタジー。 ●環境が違っても、互いに歩み寄ることができる。 ねことことり、それぞれの視点から見える、幸せの価値とは? ●日々の営み、共生、命の循環を、 美しい細密画でドラマチックに描きます。
7位:ぼくはいったいどこにいるんだ
発想えほん第5弾!じぶんのことをちずにしてみると、わかることがたくさんある。いまどこにいるのか、このあとどうしたいのか、なにがだいじなのか・・・ちずって、おもしろい!ヨシタケシンスケ流、頭と心の整理整頓。
8位:すしん
このすしは、生き物なのか、乗り物なのか、食べ物なのか……? 謎のすし達が絵本のなかを「すしーん」と駆け抜ける! 不思議な「すし語」もくせになる、こどもたち爆笑のナンセンス×食べ物絵本です。 作者は『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞、『ねこいる!』でMOE絵本屋さん大賞2022第5位などを受賞した、たなかひかるさん。 シュールな世界が多くの読者のこころを掴んでいます。 本作でも独特の世界観をお楽しみください。
●リブロ絵本大賞受賞! 受賞率100%の絵本作家(※1位はまだない)リブロ絵本大賞で初の1位獲得!
9位:いちじくのはなし
子どもも大人も虜にした、不思議な絵童話『たまごのはなし』第2弾!おはなしかいを舞台に、ほらふきいちじくが大かつやく!こよいはなすは、まことのぼうけんものがたり。どうぞごゆるりとおたのしみください。第1話 ぼうけんのはじまり、第2話 オレンジのなみだ、第3話 キッチンでおきたこと。
10位:ニンジンジン
にんじんの形をしてる不思議な生きもの、ニンジンジン。 そのニンジンジンを食べるために追いかける、2匹のウサギたち。 ウサギはいろいろな方法でニンジンジンを捕まえようとするが、ニンジンジンは華麗に逃れていく! ニンジンジンは捕まるのか!? 口ずさみたくなる七五調は、読み聞かせにもぴったりです。
新人賞
全国の絵本屋さんが今注目している新人作家は!?
1位:やぎさんのさんぽ
1匹の子やぎが散歩に出かけると、ちょうちょがついてきました。とっとことっとこ走り出した子やぎは、切り株を見つけると「ぴょん」と飛び越えます。「じょうず」とちょうちょにほめられた子やぎは嬉しそう。ふたたび、とっとことっとこ走り出すと、今度は大きな石。また「ぴょーん」と飛び越えます。するとハリネズミが「すごい」とほめてくれます。ふわふわの毛並みの子やぎや、色とりどりの植物を、刺繍で表現した絵本です。
2位:ねことことり
→MOE絵本屋さん大賞2023:6位で紹介
3位:ぎょうざがいなくなりさがしています
第43回講談社絵本新人賞受賞作! 「ほんじつ ごご2じごろ おおばまち にらやまの ぎょうざが いなくなり さがしています。とくちょうは……」町の放送を聞いたとしおくんはびっくり。 ぎょうざが消えた!? なにがあったの? ぎょうざ、どうしたの? 考えをめぐらせるとしおくんでしたが……。 講談社絵本新人賞の選考会でも絶賛された餃子愛に包まれた玉田美知子さんのデビュー作。
4位:ベニーのみずたまぼうし
きのこのベニーの自慢の帽子は、おしゃれな赤の水玉模様。 今日は、森のきのこの帽子祭りの日。 みんな、とっておきの新しい帽子を準備してきました。 いろんな帽子が次々に披露されますが、ベニーはいつもの水玉帽子を脱ごうとしません。 でもひょんなことから、ベニーの帽子が飛んで行ってしまって…!? 第11回MOE創作絵本グランプリ受賞作品。
5位:ももからうまれたおにたろう
大人気芸人、見取り図・リリー初の絵本! 「もしも桃太郎の桃が鬼に拾われたら?」
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歴代受賞作一覧も
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