【2024年2月1日 グラブルリリンクのレビューなど追記・更新】
2020年2月6日に発売した『グランブルーファンタジー ヴァーサス』のRPGモード(HARD)をクリアした感想・評価になります。なお、原作のグラブルは未経験で、格ゲー初心者の人間が記事を書いています。
グランブルーファンタジーVSとは
PS4で闘いは新たな舞台(ステージ)へ
「グランブルーファンタジー」最新作がPlayStation4で遊べる! 対戦格闘アクションとRPGが融合した新世代王道ファンタジーが誕生。
グランブルーファンタジーらしい圧倒的なグラフィック・サウンド、そしてスマホ世代から熟練ゲーマーまで楽しめる遊びやすいゲームシステムで対戦プレイもキャラクター育成も楽しもう!
今回はRPGモード↑↑をクリアした評価・感想の記事になります。
グランブルーファンタジーとは、サービス開始から約6年になるRPGで、僕は未プレイです。また、格ゲーを購入したのも15年くらい前の『ストリートファイターzeroⅢ』以来になります。
評価・感想
結論から言うと、グランブルーファンタジーを知ってほしい、という制作側の意図が強く伝わる作品でした。
ストーリー・キャラがわかりやすい
主人公のグラン(画像中央の男)を中心に展開しており、各島に散らばっている仲間に会いに行くようなストーリーになっています。ただ、仲間の大半が何者かによって操られており、グランたちを襲ってきます。それをバトルに勝利することで正常な状態に戻し、次の島へ→最終的に悪の元凶を倒す的な流れです。
島と言っても、探索などの要素は一切なし。あくまで格ゲーの延長線で、ファイナルファイト的なベルトスクロール風アクションと言うのでしょうか。つまり、格ゲーのおまけみたいなモンです。
格ゲーあってのRPGモードなので、ドラクエやFFのようなRPGをイメージしてはいけません。RPG要素は極めて薄めになっています。RPGモードの紹介動画↓↓
RPGとしては微妙だが……
格ゲーのおまけと書きましたが、これが意外と面白くなるんです。僕の場合、一周目は飽きずにクリア出来ました。(2周目のHARDはキツかった)
アニメーションも少ないですし、ストーリーも特別練られているわけではありません。キャラの合体技などもありません。なのに、段々と面白くなっていきます。その理由としては、
- 自分の操作テクが上昇するのが楽しい
- 仲間にしたキャラは自由に使える
- どのキャラも特徴は異なれど、操作方法や入力コマンドは同じ
- 武器チケットでガチャが回せる
- 武器を強化するのが楽しい
- コントローラーが2つあれば協力プレイも可能。PSPlus加入済ならばオンラインでも
- キャラの容姿の変更など可能
- オート機能もある
色々と書きましたが、やはりシステム面が面白いですね。バトルに勝利することで得られるアイテムで武器の能力を上げることが出来ますし、ガチャでSSRの武器をゲットすることも出来ます。ガチャと言ってもバトルの勝利特典のようなもので課金はないですし、ゲームを通して何回も回せます。
何より、格ゲーとして面白いからRPGが成り立っているのだと思いました。
操作には慣れが必要(特に横ダッシュ)
このゲームに限らず、格ゲーは近接攻撃が基本だと思います。ゆえに、移動が大切だとです。移動(ダッシュ)は十字キーの横を2回入れるのですが、操作に慣れるまでやや大変です。こればかりは慣れるしかなさそうです。
オート機能は、意外と優秀です。攻撃面は物足りませんが、守備面では8割くらい完璧な対応をしてくれます。なので、ボスの攻撃パターンを見極めるのに良いでしょう!
また、バトルに参加しないキャラは経験値が入らないので、満遍なく育てる必要はありません。
この画像のキャラの大半が操作可能です
用語解説は、全ゲームに取り入れるべき!!!
充実したヘルプ、懇切丁寧なチュートリアルがあり、ゲーム内のわからないことを検索する必要はありません。また、キャラごとにチュートリアルを模したクエストがあるので、報酬をもらいながら確認できます。
中でも、ゲーム内の専門用語を随時説明してくれる点は素晴らしいと感じました。
たとえば会話の中で『ビィ』が出てくると、◻︎ボタンで説明画面に移行。声優さんの名前まで出てきます。
ゲーム内の専門用語を連発する作品って、少なくないんです。最近のソフトだと、デス・ストランデ●ングとかCONTROLとか……世界観を構築するのに専門用語は不可欠ですが、あまりにも数が多いと訳がわからなくなりますよね。
その点、このゲームは逐一説明画面を出せるので、世界観の理解が捗ります。
声優一覧
ゲームやアニメに詳しくなくても、「聞いたことある!」という声優さんが多いと思います。敬称略
グラン:小野友樹
カタリナ:沢城みゆき
シャルロッテ:名塚佳織
ランスロット:小野友樹
パーシヴァル:逢坂良太
フェリ:米澤円
ローアイン:白石稔
ファスティバ:稲田徹
メーテラ:柚木涼香
ゼタ:花澤香菜
バザラガ:立木文彦
ベルゼバブ:小西克幸
ビィ:釘宮理恵
ルリア:東山奈央
アニメーションに力を入れてほしかった
動画のように、各キャラ2つずつ必殺技があり、その時にはアニメーションがあります。それは良いと思うのですが、問題はストーリーのアニメーションです。基本的に、クエストを選択→ちょっとストーリーのアニメーションが入ったり入らなかったり→バトル→クエストを選択……の繰り返し。
こんな感じの会話パートが基本です。2Dです
これはグラブルのアニメを見て! というメッセージかもしれませんね。
ラスボスだけ異常に強い、HARDは鬼強い
RPGモードそのものの難易度は非常に低く、簡単にAやSランクを取れます。途中、一撃必殺の技を使ってくるボスがいますが、一度や二度やられれば、パターンを覚えて攻略できると思います。
にも関わらず、ラスボスの最終形態だけがあまりにも強いんです。極端なことを言うと、それまではボタン連打でクリア可能ですが、ラスボスだけは急に精密な動作・戦術を要求されます。レベルを上げるのも面倒なので、最悪詰む人もいるかもしれません。(攻略法は後述)
クリア後はHARDモードが解禁されて実質2周目になりますが、これまで培った技術が通用しなくなります。1周目ほどバトルはありませんが、敵の強さは段違い。とにかく、ボスがめちゃくちゃ強いです。あと、シンプルにゲームに飽きます。
なので、報酬のコードが欲しい人にとっては鬼門となるでしょう……(根性いると思います)
「バブ・イールの塔」の意味
これはHARDをクリアした後に手を付けたのですが、完全に武器・アイテム・サポートアクション収集のための措置ですね。理想は自分のレベルに合わせて並行していくことでしょうが、オートでもOKなので、行き詰まったら利用するのが良いでしょう。
50階からHARDくらいの難易度になっています。全部オートでクリアしました。。。
エロがない
ソシャゲ=エロいイラスト
という間違った認識を持つ僕としては、少し残念でした(フツーのイラストはルリアノート→ギャラリーからたくさん見れます)。ただ、これも初心者に向けた配慮でしょう。グラブルの間口を広げるためと考えれば納得です。
また、俺様キャラのイケメンが登場することから、女性人気を意識していることも伝わります。僕はシャルロッテが好きになりました(とにかく有能でかわいい)。
この特典はソフマップ限定
オンラインはPSPlus加入が必要
スマホだと、Wi-Fiにつなげていれば協力プレイが可能ですよね。あとは最近、デス・ストランディングなどのゲームでゆるいつながりがあったので、つい錯覚していました。このゲームのオンラインは、PSPlus加入が必須です。オフラインでも全く問題なく遊べます。
クリア後・クリア時間
- キャラクターの最終上限解放が可能になる
- クリア時間は10~12時間ほど。
- メーテラとゼタのオリジナルコスチュームが解放→オプションのシステム設定で変更可能。
- スキルジュエル・スキルシャード・ブレイクキープの初回クリア報酬
- 城塞都市アルビオン(HARD)にいけるようになる
- ライブラリにベリアル、アバター、ベルゼバブ、ケイオウマター、ヴァルサス・コア、ベルゼバブの羽、が登録
- クエスト:空を駆ける少年 が追加
- よろず屋シェロの交換アイテム(SSR)はHARDモードで入手できるアイテムで可能になります
- HARDモードの解放(第0章の追加)。HARDモードのクリア時間は6~7時間くらいだと思います。
バブ・イールの塔のクリア報酬
- グリダーヴォル(SSR闇)
- 武器チケット10
- 100000ルピ
- ランキングが解放(他の人がどれだけ速くクリアしたかわかる)
- シリアルコード配信などはなし
クリアする過程でアイテムや武器が大量に入手できるので恩恵は大きいですが、さすがに100Fに到達する時には作業感MAXでした。。。
ラスボス(HARD)の攻略法・武器強化など
一応、ネタバレ注意です。ラスボスは
ベルゼバブ
です!
ベルゼバブを倒した後に、グランとのバトルもありますが、ベルゼバブに比べると楽勝です。
まず、おすすめキャラと言っていいかはわかりませんが、僕の場合はグランを操作(R1の飛び道具が使いやすい)、味方はシャルロッテでした。他キャラは全く使わず・レベル上げも大してせず、レベルは82でした。
シャルロッテは近接と空中で非常に強く、HPも高めで奥義も超優秀です。CPUも抜群に賢いので、良いタイミングでサポートアクションを使用してくれます。
サポートアクションは以下。
グラン:ヒールオール(Ⅱは溜まるまで時間がかかるので却下)、レイジⅣ(ラスボスが追い詰められた時の大技→HP1にされるのを防ぐためのラッシュ用に備えた)
シャルロッテ:ヒールオール、リジェネレーションⅡ(参戦者に再生効果・中→徐々に回復する効果。ファイナルファンタジーのリジェネと同じ)
何より、光属性の武器を全力で強化する必要があります(メインのスキルは2つあれば何でも良い)。そのためには、全力で光属性SSR武器を収集してください。ガチャで光属性のSSR武器が出ていない場合は、よろず屋からフロッティを4つ×α購入→上限解放してMAXまで上げるのがおすすめ。
もちろん、スキル強化もMAXに。スキル強化アイテムがない場合は、バブ・イールの塔攻略orスキル強化した他属性の武器を売却すればOK。このバトル以上に難しいバトルはないので、他属性のSSR武器も売却して良いと思います(風はあまり使わなかった印象あったので売却しました)。
とにかく攻撃パターンを覚えることが最も大切になります。グランは回避しつつ、距離を取りながらR1で攻撃→スキを見てコンボを入れる・回復するが基本です。ベルゼバブがシールド状態になったら、グランは解放奥義(バハムート)で解除しましょう。オートにして行動パターンを把握しても良いかもしれません。
あとは、シャルロッテ任せです。
ベルゼバブは残りHPが1ケタになると、パワーを溜めた後に即死攻撃をしてきます。この時に一気に削りきらないと画像のようになります↓↓
残り1%で敗北して発狂寸前になったことも…
それまではオートでも良いのですが、最後の畳み掛けは自分で操作して奥義を連発しましょう!
まとめ
グランブルーファンタジーという作品を知ってほしい! という気持ちがとても伝わる作品でした。原作との連動特典など抜きにしても、親切で丁寧な作りだと思います。もうちょっとこうした方が……と思うところも多々ありましたが、これはこれで良いんじゃないかな、と思う出来でした。
僕のようなグラブル未経験者でもキャラや世界観を知ったことで、その人気を理解できましたし、ガチャの楽しさや中毒性も理解できると思います。 未経験者にもやさしい作品ですね。
ただ、格ゲーマーから見てどうなのか? グラブルファンが喜ぶ内容なのか? といった点は経験がないのでわかりません。
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集え、全空の英雄達よ
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特典2 碧麗の証×1、ジョブスキン「オルターエゴ・フォービドゥン」
2022年3月3日に発売!全キャラクターが使用可能です★
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