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夜中に玄関のドアをガチャガチャする人に、自分がなってしまった話

日常エッセイ

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 夜中に玄関のドアをガチャガチャガチャ~! とされたことがある。
 一気に目が醒めて、ドキドキしながら身構えた。ただただ怖くて……。

 

  昔住んでいたマンションの話だ。ドキドキしながらとりあえず身構えるも、その後は何も起こらず……。

 色々と考えたが、犯人はやはり酔っぱらいだろう。

「酔っぱらって、以前住んでいた部屋に帰ったことがある」
 テレビで芸能人が話していたエピソードを思い出した。酔っぱらうのは別に良いのだ。ただ、それで迷惑をかける人間が僕は本当に嫌いだ。

 ……と主張出来なくなった出来事です。

 

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この記事の著者
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就職できずに当時薬学生だった彼女のヒモを経て、ブロガーに(15年の交際を経て結婚!)。エンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

実体験

 物事を考え詰めていたことだけは覚えている。頭の中がパンパンな状態でマンションのエレベーターに乗った。また、スマホをイジっていたとも思う。 当時は、エレベーターの中と通路だけは歩きスマホが許されると思っていた。
 ドアが開き、「あ、ついた」と思い、外に出た。いつものように通路を歩き、部屋の前に到着。鍵を鍵穴に入れたところで、なぜか開かないことに気付く。

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 (あれ、開かんなー。なんでやろ~?)

 ガチャガチャ。ガチャガチャガチャ。

 あれ~? ……ん? なんで? おかしいな。もう一つの鍵穴もガチャガチャ。

 ここでやっと冷静になる。

 部屋番号を見ると、一つ下の階だった。

 ひいいいい!!

 

その後の行動

 ……ヤバイことをしてしまった。

 ……間違えました、本当にすみません……。鍵をそ~っと抜き、とりあえずポケットに入れた。

 ピンポンを鳴らして直に謝ろうかとも考えた。が、あれだけガチャガチャした人間が訪問してきたら通報レベルで怖いに違いない。それは僕自身が一番わかっている。
 「本当に申し訳ありません! でも違うんです!」
 なんて間違っても言えない。何も違わないから。

 一瞬のうちにマイナスの可能性が頭の中に広がった。

 

  1. 住民と関係を築かなくて良いというマンションの利点が失われる
  2. しかも、上下階なので何かとイメージしてしまうだろう
  3. エレベーター内やゴミ捨て場で顔を合わせると気まずい
  4. 仮に話の全く通じない相手だったとしても、こちらが悪いことに変わりはない。話が通じたら通じたでまた少し怖い
  5. 後日間接的に謝るか? でも、この管理会社を全面的に信頼できない
  6. ドアの前で留まり続けるわけにもいかず……

 

 幸い(?)昼間だったこともあり、一人暮らし用のマンションだし……と都合の良い解釈をして退散。

というか、退散する以外の選択肢はあり得なかった。

 

その後

 退散中の景色が若干ではあるものの、いつも見えるものと違ったことを覚えている。ほんの少しだけ違和感があるというか。
 申し訳ございませんでした……。そ~っとエレベーターに戻りました。

 それにしても、マンションは似た構造をしている。よく見れば、階数はところどころに掲示してあるけれど……。毎日必ず見るものではない。

  

まとめと注意喚起

  • 普段は無意識レベルで鍵を開けるからこそ、意識的になった時に余計にガチャガチャしてしまう。
  • なぜ開かないのか? いつもは開くはずなのにな~と自問自答しながら人はガチャガチャする。
  • 気付いた時には、謝りたくても謝れない。だから退散する。
  • やっぱり、歩きスマホってダメなんですよ。どんな形であれ。

 

 

デパートなどで見かける予備軍は注意!!

 エレベーターに乗っていて、「チーン!」って鳴ったから降りる→あ、この階じゃなかった! って経験ないですか? 

 あれも階数を間違えているから起こる行動です。マンションでやらかしたら大事ですよ!! 

この映画を思い出しましたが、僕の現実とはまるで異なることを認識しました↓↓

  

 

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