【2023年8月10日 追記・更新】
今まで食べてきたレトルトスープカレーを、ランキング形式で紹介していきます。レトルト市場は増加傾向にあるのに、スープカレーは全く増えない理由の考察なども。
はじめに
2009年頃に行った奥芝商店で、スープカレーに目覚めました。参考までに、、、
バンチャガル:名古屋星ヶ丘
プーさんカレー:東京武蔵小金井
トマト:東京荻窪
ボンディ:東京神田
ニルヴァナム:東京神谷町
梨花食堂:大阪天満
カシミール:大阪北浜
などなどが好きなカレー屋です。
★基本的にバッサリ評価してます
★コストパフォーマンスが大切! 値段と㌘数を記載しています。
レトルトスープカレーランキング
10位まで順不同です……。
順位不同
北海道味噌スープカレー
スープで野菜が取れるカレー店で人気の札幌市内に店を構える「Spice&mill」。 その店主が監修した味噌スープカレーです。 味噌×スープカレーが生み出す異色の濃厚コラボをお楽しみください。
デザインと味噌に惹かれて購入しましたが、想像を全く超えないというか、パッとせず。価格も高めなのでリピなし。
価格:840円くらい
グラム数:308g
本日のスープカレーのスープ
焦がしバジルが香るこだわりのスープ。身近な素材を加えるだけで、ご家庭でも本格的なスープカレーがお楽しみいただけます。
芸能人の名前が入っている食品をリピートした経験は一度もありません。しかし、これは美味しい。ただ、具材を自分で用意しなければならないのがキツイです。
価格:530円くらい
グラム数:201g
SAMAチキンスープカレー
じっくり炒めた玉ねぎの甘味とトマトの酸味にオリジナルスパイスが香る、深みあるスープです。丸ごと1本チキンレッグ入り!!
チキンレッグはほろほろして美味しいですが、レッグ込みで320グラムは正直少ないです。また、スープカレーと言うにはトマトの酸味が強すぎます。悪くはないですが、スープカレーのランキングとして考えると……。
価格:864円
グラム数:320g
札幌スープカレー
焦がしバジルと12種類のスパイスにじっくりと炒めた野菜とチャツネで深い味わいに仕上げた札幌スープカレーです。
味は標準的で悪くないのですが、お肉がパッサパサで美味しくない。
価格:410円くらい
グラム数:200g
マジックスパイススープカレー
鶏だしと魚介の旨味に秘伝のスパイスが効いたクセになる味わい。やわらかジューシーな鶏もも肉のおいしさは格別です。やわらかジューシーな鶏もも肉のおいしさは格別です。ミートボールを新たにトッピングしてボリューム感もアップしました!マジックスパイス特製【ペースト&スパイス】で、 お好みの辛さに調整してお楽しみください。
実店舗の方が断然美味しい。スープカレーはレトルトの再現度が比較的高いのに、不思議。
価格:400円くらい
グラム数:307g
ハウススープカリーの匠 北海道産チキンの濃厚スープカレー
札幌スープカレー専門店「らっきょ」監修の、存在感ある大きさの具材に味のベースとなるスープの旨みとスパイスを焙煎したオイルの香りが特徴のレトルトタイプのスープカレーなので、手軽に本格的なスープカレーが楽しめます。
スープカレーの素で、おそらく最もシェア数を誇るのがハウス。ただ、味はフツーで具材も可もなく不可もなく。やはり大手がパッとしないのも、スープカレーがいまいち普及しない理由の一つだと考えてしまう。 「らっきょ」監修なのになんでこんなことに。
価格:530円くらい
グラム数:360g
札幌スープカレー lavi
本場札幌の人気店『lavi(らび)』の本格スープカレーです!
玉ねぎを徹底的に炒め甘みを引き出すキーマペーストと、15種類のスパイス、げん骨、牛骨、鶏がら、香味野菜をじっくり12時間煮込んで完成するブイヨンから出来上がるこだわりの味をここに再現! !
説明文が一番美味しそうなのですが、スパイスの香りだけが最初に香り、舌にスープが絡んでこない印象。豚角煮スープカレーもありますが、こちらは未食。実店舗の方が美味しいと聞きます。
価格:864円
グラム数:340g
北のスープカレー海物語
北海道産の鮭、ほたてを玉ねぎ、にんじんをじっくりん込んでスープタイプのカレーに仕上げました。じゃがいもの旨みにんじんの旨み鮭の旨み、ほたての旨み風味もカレースープにとけ込んだシーフードのスープカレーです。海の幸の風味もたっぷりの1人前のスープカレーです。常温で保存できます。
鮭があまり合いません。高島食品ならばもっと美味しいスープカレーがあります。
価格:640円くらい
グラム数:250g
曼荼羅札幌スープカレー 野菜 304g
特製スパイスで摩訶不思議な味わいに! ?魅惑のスパイス袋付。
強い火力で一気に旨味を引き出した、透明感のある喉ごしさわやかなスープと、トマトの風味が優しい味わいのヘルシーカレー。「曼荼羅」定番の自信作です。
トマトの酸味と旨味が上手に残っている。 ただ、304グラムで1200円は高い。高いけど美味しいではなく、美味しいけど高い商品。
価格:1200円くらい
グラム数:304g
CoCo壱番屋スープカレー
鶏肉と野菜をじっくり煮込んだスープに十数種類のスパイスをブレンド。
ココイチならではの本格派スープカレーです。
CoCo壱で食べるならいつものポークカレーの方が圧倒的に美味しいですね……。
価格:401円
グラム数:221グラム
無印食品 根菜のスパイシースープカレー
大きくカットしたレンコンやじゃがいもを使った具だくさんのカレーです。カルダモンと青唐辛子でスパイシーに仕あげました。
この記事の中でもベスト3に入るほど辛いです。あとはカルダモンが効きすぎており、終始口の中についてまわります。好みがハッキリ分かれる一品。レンコンとじゃがいもと豆ときのこが入っている点が特徴的。
価格:490円
グラム数:250グラム
無印良品 | 素材を生かした 根菜のスパイシースープカレー250g(1人前) 通販
ここからが個人的におすすめ出来るものになります↓↓
12位:奥芝商店 えび出汁スープチキンカリー
札幌の人気店「奥芝商店」の味を再現した、えびスープチキンカリーです
レトルトは大してエビの風味がない上に、強気な価格設定はマイナス。思い出の味補正としてランキングに入れていますが、総合的には順位不同の項が適当でしょう。他にも、『ネクストレベル NEXT LEVEL 奥芝商店 元祖えびだしスープカレー 308g』はあまり美味しくなかったです……。
価格:1300円くらい
グラム数:300g
11位:天竺 チキンカレー スープタイプ
札幌北区に1997年にオープンした「天竺」。
23種類のスパイスを使用し、やわらかいチキンと大きめの野菜が入った香りとコクが楽しめる南インド風のスープカレーです。
南インドのカレーの特徴と言えば、さっぱり&スパイスを楽しむイメージです(北はバターチキンカレーなどこっくり濃厚)。なので、説明文の通り、南インド風のスープカレーそのものだと思います。
ただ、自分の好みとしては旨味がアッサリしすぎてコクが弱い。良く言えば、上品にまとまっています。
価格:648円
グラム数:300g
10位:南家プロデュース チキンココナッツスープカレー
北海道の名店「Curry Bar 南家本店」プロデュースした、人気のスープカレーです。道の駅や空港でも人気の一品です。お店でも使われているカレースープを忠実に再現しました。鶏肉、舞茸、人参も入っています。お好みで野菜を追加トッピングしてお召し上がりください。
南家さんは、何種類かスープカレーをレトルトで販売スしていますが、これが一番違いが出ています。最もココナッツを強調していますね。
ただ、美味しいのですが、、、。これならばカルディのロイタイ・グリーンカレースープを買うかな~というのが残念なところ。本格的になったことで、結果グリーンカレーに取って代わるという皮肉。。。
具材0ですが200円くらいで本格的
価格:630円くらい
グラム数:300g
9位:北海道白いスープカレー
北海道の豊かな自然環境で育った帆立を、新鮮な十勝産の牛乳でクリーミーな白いスープカレーに仕上げました。 お好みで、季節の野菜等を炒めて加えて頂きますと、より美味しく召し上がれます。
北海道白いスープカレーと聞けば、どうしてもクリーミーな印象を抱くこと思います。そして、そのとおりの牛乳仕立て。ぶっちゃけると、ブラウンシチューですねこれは。牛乳臭さに敏感な人にはおすすめ出来ませんが、コクや出汁も効いており、正直美味しいです。ですが、スープカレーのランキングなので順位を下げています。
価格:540円
グラム数:250g
8位:北海道スープカレー
旨みの鶏手羽と豊な北海道の大自然が育んだ野菜・帆立などを使用した具材にこだわったスパイシーな中にもコクのある本格派スープカレーです。
北野エースというスーパーが大好きでよく行くのですが、そこの人気商品の一つです。具材が立派で、手提げもあり、商品としてしっかりしています。手羽先も味が染み込んで美味しい。ただ、900円はやっぱり高い……。
価格:900円くらい
グラム数:380g
7位:木多郎 チキンカリー
生野菜を大量に使用した自然な味わいの旨味と甘みのスープカレー。具材はチキン、人参、ジャガイモの3種入り。化学調味料、合成保存料を使用しておりません。
化学調味料不使用という記載は珍しい気がします。ココナッツがふんわり香り。鶏肉の皮が美味しい! どさんこプラザに売ってますし、スープカレー入門には持ってこいの商品です。
価格:530円くらい
グラム数:310g
6位:チキンレッグ入りスープカレー
地元人気店の味楽の系列店のスープカレー専門店の味を再現しました。 チキンレッグがまるごと1本入ったボリューム感のあるスープカレーで、隠し味に利尻昆布を使用し和風テイストに仕上げました。
利尻島にあるスープカレーの銘店:soup curry dining UNBALLON のレトルトですね。ヨドバシ・ドット・コムで購入。やや塩辛いですが、上手にまとまっています。
価格:730円くらい
グラム数:260g
5位:ほたてスープカレー
オホーツクの海で大きく育った帆立と、北海道が誇る名物・スープカレーが合体。もちろん帆立以外のじゃがいも・にんじん・玉ねぎも北海道産。特に玉ねぎは北海道産のものを原料に、健康成分「ジプロピルトリスルフィド」を独自製法によって増加させたBRC玉ねぎペーストを使用。帆立と野菜の旨味がしっかりとしみ出た琥珀色のスープは、濃厚かつスパイシー! 食べた瞬間はまろやかでほのかに甘さを感じるような優しい味が広がるのですが、やがて唐辛子やチリパウダーのピリピリとした辛さがジワジワと押し寄せてきます。
値段が安い割に、しっかりとスープに素材が溶け込んでいるのが伝わる一品。ほたてがバラバラになっている点はマイナスですが、スープが抜群に美味しいのでこの順位に。辛味も少ないので、辛さが苦手&初めてスープカレーを食べる方におすすめ★
価格:480円くらい
グラム数:250g
4位:らっきょスープカレー
生野菜を大量に使用した素材感ある味わいの調和のとれた中にほどよい辛味が入った絶品のスープカレー。
具材はチキンレッグ、ゆでタマゴ、人参、じゃがいもの4種入り。具材と辛味ベースを別袋仕様。
パッケージが分厚く、具材とスープで二種類分かれています。 チキンレッグ初めてスープカレーに入れたそうです。スープの平凡さを凌駕するチキンレッグがやはり魅力的です。ボリュームがハンパない一品。
価格:864円
グラム数:560g
3位:室蘭うずら園のすうぷかれー チキン
【北海道室蘭うずら園のうずら卵を使用したスープカレー】 北海道唯一、無投薬飼育のうずら農家室蘭うずら園。 北海道’のおいしさがギュギュっと詰まったスープカレー。 自慢のうずら卵がおいしさを際立てます。
2022年になって、ようやく大当たりのスープカレーに出会うことが出来ました。それがこちらの室蘭うずら園のすうぷかれー。北野エースでチキンを購入してめちゃくちゃ美味しかったので通販で全種購入したのですが、、、ざっと比較すると
ホタテ……ホタテ2個入り。好きな人にはおすすめかも
ポーク……パッとしない。ケチケチしてないが肉として物足りない
チキン……ややパサつきはあるが、軟骨が綺麗に食べられて美味しかった
という感じ。
うずらの卵とスープの相性が抜群で、ゆで卵に牛乳が合うようなパターンの相性の良さと言うのでしょうか。また、原材料に魚介は入っていないのですが、野菜の旨味と味噌?が良い感じで凝縮されており、価格は920円くらいで安くはないですがリピートしてます。
価格:910円くらい
グラム数:260g
2位:海鮮スープカレー
北海道、札幌の新名物「スープカレー」海の幸のホタテ、イカを煮出したスープに焦がしバジル、タイムの香るこだわりの本格的なスープカレーをご家庭でお楽しみください。
名古屋の北野エース(栄ラシック店)で買いまくってました。 僕にとってのレトルトスープカレーの原点。サラサラしているのにお米が進んでしまう、まさに美味しいスープカレー。
また、スープカレーには魚介と辛味が合うと教えてくれた一品。コストパフォーマンス的にもおすすめ。
価格:640円くらい
グラム数:300g
1位:カキスープカレー
新鮮な海のミルク「牡蠣」をふんだんに使った厚岸生まれの「かきスープカレー」です。
厚岸かきの美味しさの秘密は?
豊かな森林と大自然の恵みを受けて厚岸独特の海と湖の水がまじり合う上質の水流で育った牡蠣は身がプリプリで大きく海のミルクと呼ばれる程栄養価が高くとてもおいしいと言われます。 そんな濃くのある牡蠣をスパイシーなスープの中にとじこめた厚岸発のスープカレーをお楽しみください。
小さめの牡蠣が4つか5つ入っていてこの値段はお得です。辛味と甘味とスパイスのバランスの取れたスープに、牡蠣の旨味をプラス。牡蠣をそのまま食すことが好きな方にはおすすめ出来ます。
この記事の総意としては、高島食品さんが美味しくて安いスープカレーを作っている、ということです。
価格:640円くらい
グラム数:300g
番外を4つ
番外:富山ブラックカレー
180グラムでこの値段……不安しか感じない。
価格:673円
グラム数:180g
番外2:スープカリー伝説 札幌ピカンティ チキンスープカリー 月の薫り 382g
高くて手が出せない。。。
価格:1400円くらい
グラム数:382g
番外3:スープカレーワンタン
十数種類の香辛料で仕上げたスープカレーにワンタンと豚肉ミンチ、インゲン、人参で彩りよく仕上げました。
レトルトというか、インスタントですね。ノーマルのワンタンが好きな方は一度試す価値あり。アマノフーズのフリーズドライ味噌汁などと一緒に食卓に出す感覚で併用しています。
まとめ
スープカレーは難しい
一般的なレトルトカレーの膨大な種類に比べると、本当に少ないです。その理由として、スープカレーが違いを出しにくい点が挙げられます。
どうしても味が似通ってくるので、具材が大きなポイントになります。チキンレッグ丸々一本! などは最たる例でしょう。
値段は基本的に高めですが、1000円以上出す必要はないと思います。
また、同じ会社で複数の商品を展開しているところが多く、その会社が出せる味の限界も把握しつつありますね……。なので、(僕が出版したきっかけになったパティスリーやブーランジュリーと比較して相対的に)あまり進化が感じられない食品分野という印象を個人的には抱いています。
海鮮系&辛いものが美味しい
海鮮系の出汁が出ているものが好きです。スパイスだけでは差別化しにくいので、トマトやココナッツ、海鮮系の出汁が大切になってきます。しかし、トマトではブイヤベースに近づき、牛乳仕立てはシチューになり、ココナッツはインドカレーに近づいてしまう。最近はちゃんぽんスープを入れた長崎のスープカレーもありましたが、、、全く口に合いませんでした。
スープカレー自体あまり好きでないという意見も
スープカレー食べるならフツーのカレー食べた方が良い。シャバシャバがあんま好きやない
という意見も身近にありました。
また、フツーのお米でも良いですが、おにぎりと合わせて食べるのが好きです。また、野菜を追加するものおすすめ。冷凍ブロッコリーを入れるのが好きです。
これがない! という商品があればぜひ教えてください★
食にうるさい人間です↓↓
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