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【アナザーコード リコレクション】クリアした感想・評価(ネタバレ超注意!!)

Nintendo Switch

【2024年9月2日 追記・更新】

2024年1月19日に発売されたNintendo Switchソフト『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』をクリアした感想・評価・ストーリーの要約などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

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大卒後、就職に失敗→薬学生の彼女のヒモを経てブロガーに(15年の交際を経て結婚!)。エンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉 とは

ニンテンドーDS用ソフト『アナザーコード 2つの記憶』と、その続編となるWii用ソフト『アナザーコード:R 記憶の扉』。少女の記憶をたどる2つのソフトがひとつのソフトにまとまって、グラフィックはもちろん、すべてを一新して、Nintendo Switchに登場。アシスト機能も加わって、謎解きやアドベンチャーゲーム初心者でもより遊びやすくなりました。

www.nintendo.com

ジャンル:謎解きアドベンチャー

プレイ人数: 1人

CERO:B

原作未プレイです

 

クリアした感想・評価

温かい気持ちで終わりを迎えるストーリー

▼あらすじ:2つの記憶 篇
幼い頃に両親を亡くした13歳の少女「アシュレイ」のもとに、一通の手紙が届く。差出人は、死んだはずの父「リチャード」だった。手紙の真相を確かめるため、父が待つという「ブラッド・エドワード島」へと向かったアシュレイ。そこで待ち受けていたのは、謎や仕掛けに満ちた巨大な屋敷と、記憶を失くした少年「ディー」との出会いだった……。

アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉 : 2つの記憶 | Nintendo Switch | 任天堂

2つの記憶 篇……幽霊のディーと共に、ブラッド・エドワード島にある洋館を探索することで、主人公:アシュレイの失った記憶・幽霊の少年:ディーの失った記憶を、互いが取り戻すような流れ。

57年前に何があったのか……

アシュレイが失った記憶を取り戻すだけでなく、幽霊のディーを成仏させてあげるのが正規ルートになります。

2つの記憶 篇 をクリアすると、記憶の扉 篇 をプレイ出来るようになります。

 

▼あらすじ:記憶の扉 篇
【2つの記憶 篇】から2年後、16歳の高校生へと成長したアシュレイ。自然豊かな「ジュリエット・レイク」に足を運んだ彼女は、幼い頃に母「サヨコ」とこの場所を訪れていたことを思い出す。そんな中、年下の家出少年との出会いをきっかけに、数年前にジュリエット・レイクで起きた「ある事件」の真相に迫っていく。

アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉 : 記憶の扉 | Nintendo Switch | 任天堂

ジュリエット・レイクを少年マシューと探索→住民との交流で、観光地化に失敗した原因を知ることに。その過程で、マシューの失った記憶・アシュレイが母:サヨコと湖を訪れた幼少期の記憶を取り戻すような流れ。

画像左がマシュー。2つの記憶 篇をクリアしたからこそ、マシューに協力する展開を理解できるのもポイント。

深く考察すると、気になる点やツッコミどころが散見されるかもしれませんが、基本的には良く練り上げられたストーリー構成だと思います。ストーリー上におけるキャラクターの役割もわかりやすく、最終的にはアシュレイの記憶を取り戻すことでスッキリするような終わり方でした。

また、エンドロールがものすごく良かったですね。個人的には、プレイして良かった! と思える終わり方でした。要約・ネタバレは後述しています(長文)。

 

ゲーム超初心者向きの謎解き

舞台は、初めて足を踏み入れた見知らぬ土地。悩みつつも奔走するアシュレイを操作して、待ち受ける仕掛けを解き明かし、その先にある結末へと彼女を導けるのは、あなた自身。

あやしい場所やものを調査して情報を集めたり、登場するさまざまな人物と会話して、そこから解決への糸口を見つけたり……あなたはどうやって、この物語を紐解きますか?

父から送られてきた謎の小型の機械「Dual Another System」、通称「DAS」。Nintendo Switchのような機械を利用することで、謎解き・ストーリーは展開していきます。

 

基本的には移動→調べるだけ。アシュレイの反応やセリフもヒントになる

(他作品と比較して相対的に)謎解きの難易度としては低め。ナビゲーション機能・ヒント機能もあるので、どこに行って何をすれば良いのかわからなくなることはないでしょう。

ヒント機能は、答えが表示されることもあれば、答えが示されている場所を示すだけの場合も。この辺りは統一してほしかった。

 

最初に調べるとただの食器→飾る場所を見つけた後に調べると、こんな感じでイベントが発生したりする

気になる場所を調べるだけでOKですが、フラグを回収してからでないとイベントが発生しません。調べる順序が大切。謎解きをクリアしたら、『ゼルダ』っぽい効果音が鳴る点は好きでした。

 

会話の履歴を見ることも出来ます。会話からヒントを得ることも多いので、積極的に他キャラと会話をしましょう! 

 

QTEもあります。Switchを傾けつつ、ボタン長押しするなど新しいQTEもポイント。癖はありますが、やはり難しい部類には入らないと思います。

そういった意味で、謎解きに慣れていると物足りないでしょう。一方、ゲームを初めてプレイするような超初心者の方にも安心の仕様だと言えるでしょう。

 

探索は物足りなさもあるが、、、(原作との比較も)

本作の探索の基本は、三人称視点です。行ける場所・調べる場所が限られているため、実質的には一本道ですね。

残念なのは、カメラワークがイマイチな点。アシュレイが間近でドアップになることも多く、あまり安定しないことも。オープンワールドでもなく、全ての場所に自由に入ることも出来ず、エリア移動も制限される探索パートですが、、、個人的にはあって良かったと考えています。

謎解き次第では、一人称視点になったり。工夫が感じられます。

 

画像上が2つの記憶(DS)・画像下が記憶の扉(Wii)

引用:『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』が本日発売。より楽しく快適に遊ぶための情報をご紹介。 | トピックス | Nintendo

原作の探索パートを見た率直な印象は、酷いな……でした笑。真上からのカメラが苦手なんですよね。Wiiに至ってはゲーム機そのものが好きじゃない

普段からゲームをプレイしている方は、本作の探索をショボいと感じてしまうかもしれません。しかし、自由に操作して移動出来るパートがある というだけで大違いである、と経験的に感じています。ないよりはある方が絶対に良い。

例えば、シビトマギレ。こちらも謎解きアドベンチャーですが、自由に移動することが出来る、という点が大きかった。

 

2つの記憶 篇 では、洋館の探索が基本。『バイオハザード』のジョージ・トレヴァーのように意味不明な謎解きは少なめ。

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記憶の扉 篇では、リゾート地になれなかったジュリエット・レイクが舞台。空き家も多め(入れない)。ホラーゲームの定番である研究所ステージ……とは言えないかもしれませんが、JCヴァレーという研究企業の中の探索もありました。

 

思春期の家庭環境の話が多く、リアリティがある

主人公アシュレイは、幼少期に母:サヨコを亡くしています。その経験が、他キャラと接する時の反応に良く表れているのもポイントでしょう。

例えば、、、「わたしのパパはあんたのパパの上司なの」と言いながら、そのパパとの関係は良くないエリザベス。思春期にありがちな無意味なマウントの取り合いがリアルですし、自分が言われたら嫌なことを悪口にして代弁している部分もリアル。

エリザベスは、離婚したママが心の多くを占めており、パパとは喧嘩ばかり

 

エリザベスが相手を選ばずに八つ当たりしている最大の原因は、パパが再婚する相手が気に食わない点であると、アシュレイは聞き出します。

 

ゲームをプレイしてキャラと会話をしていると、アシュレイの優しさが随所に表れていますし、それが伝わる点が本作の魅力だと個人的には感じていました。

エリザベスにしても、芯から捻くれていないんですよね。真の悪人はいますが、プレーヤーの反感を得るような展開が一切ないのもポイントでしょう。

僕は家の壁を殴りまくってたんで……思春期のキャラにリアリティを感じることが出来ました。

 

痒いところに手が届かない設定。気になる点が多い

カメラワークや会話の設定があれこれ出来る本作ですが、そこじゃないんだよなあ……と感じるところが多かったです。

最大の不満点は、R2を押さなければ走れないこと。自動で走る設定をなぜ実装しなかったのか……謎でした。

また、セリフのオートモードをONにすると、キャラが喋っている時に会話スキップが出来ない仕様も。テンポの悪さを感じる人は多いと思われます。

 

アイテムの組み合わせをもっとしたかった。せっかく実装した機能をあまり活かしてない印象もあり。

ミニゲームがもうちょっと欲しかった。

 

BGMも印象に残っていないです(エンドロール時に流れる曲は好きでした)。

 

あとは、ロード時間が長いですね……。屋敷の中の部屋を行ったり来たりする2つの記憶 篇では特に長い。Switchのゲームなんで仕方ないかもですが……。

余談ですが、謎解きがある作品は、トロフィーがあった方が断然楽しいと思いますね。本作をPS4やPS5でプレイ出来る日は来ないと思いますが……。

 

ジェシカのメガネはない方が良いんじゃ……(この項とは関係ないですが……笑)

 

アシュレイを好きになる。声優さんの演技が良い

アシュレイの人柄に触れ、アシュレイの記憶を取り戻す本作。クリアまでプレイすることで、アシュレイに惹かれる方も多いと思います。

喜怒哀楽も多いアシュレイ。でも、喜怒哀楽が激しい訳ではないのが◎

また、2つの記憶 篇→記憶の扉 篇 で2年の変化(説明では13歳→16歳)を描いており、その演技に違和感がなかった点も印象に残っております。アシュレイの声優は、杉山里穂さん(このブログでは、感染少女で紹介していました)。

 

2年後はやや大人びて、特に足が長くなっている

記憶の扉 篇のアシュレイは、ある視点ではエロいかもしれませんが、、、

幼少期を描いている・精神的な成長を描いている・根が素直で優しい……など、どちらかと言うと、個人的には成長を見守るような視点で楽しめました。

僕だったらマジギレして速攻で警察に身柄を突き出していたマシューを、励ますアシュレイ。器の違いを感じる

あとは、エンドロールが過去最高レベルで好きでした(ネタバレの項で後述)。ぜひクリアして見てほしいと思います★

 

声優一覧

アシュレイ・ミズキ・ロビンス:杉山里穂

マシュー:黒沢ともよ

エリザベス:中恵光城

ジャネット:加隈亜衣

トミー:高橋英則

レックス(現所長・エリザベスの父):てらそままさき

ジーナ:松浦チエ

ソフィア:田中敦子

ライアン:河西健吾

ジャド(初代所長・ライアンの父):小上裕通

イアン:伊藤健太郎

グレッグ:松本忍

シャーロット:谷育子

ダン:伊丸岡篤

船長:大塚明夫

ボブ(サーモンライスバーガー):楠見尚己

ビル:浜田賢二

ディー:飯沼南実

ジェシカ:岡村明美

リチャード:森田順平

サヨコ:五十嵐裕美

など(敬称略)

 

小ネタ・その他(ややネタバレ注意)

人修羅みたい

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ざわざわ→カイジ→キンキンに~ と脳が勝手に連想しちゃう。原作とのセリフの違いはあったんでしょうか?

 

墓に仕掛けを作るな! とツッコミを入れてしまった一コマ

 

なんでひまわりって表現せんかったんやろ? 生花じゃないから? 制作の人に聞きたい。

 

あごひげを生やしたロン毛の男って、基本的にロクなやつがいないと思います(僕自身がそうなので、、、

 

カービィ』や『バイオ8』にありましたね。簡単すぎて悲しかった。

 

お菓子などを購入すると、キーホルダーも買えてイベントが発生。分岐ルートはないと思いますが、進行する上で関係ないイベントはありそう。

 

時計台の機械仕掛けがバイオっぽくて好きでした
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クリア時間・クリア後

クリア時間は、15~18時間くらい。2つの記憶 篇の方がやや短いクリア時間だったと思います。フルボイスの会話をどの程度スキップするかで変わるでしょう。

クリア後は、原作で着ていたアシュレイの衣装が解禁されます。へそ出し。

 

攻略情報

金庫

 

時計

N→3:20 S→6:5 W→8:15 E→9:25

 

折り鶴の場所一覧

一応、全部集めました。やり残したことはないか? みたいに聞かれるので、クリア直前に一気に集めてもOKだと思います。

 

ネタバレ

2つの記憶 篇

父親と名乗る男と再会したアシュレイ。でも、男の興味はアナザーのことばかり。一緒に島に来たおば:ジェシカや自分を後回しにする男に怒るアシュレイだが、、、仕方なく、アナザーを起動するための鍵を探すことに。

 

探索しているとジェシカを発見。ビルという男に薬をかがされて手錠をはめられていたことがわかる。

 

さらに探索をしていると、アシュレイの父親を名乗るリチャードという男に出会う。本物のパパはこっちで、最初に会った男はビルだった。良からぬことにアナザーを利用しようとしているビルを止めることが、アシュレイとリチャードの目的になる。

 

アナザーとは、記憶を自由に出し入れする装置。その使い方で対立→リチャード:生きていけないほどの辛い記憶を消すため VS ビル:金のために人の記憶を消す。

また、ビルによって、リチャードは妻:サヨコ(アシュレイの母で天才科学者)を殺害したと思い込まされていた。しかし、アシュレイ自身がDASの鍵になることで、ビルが知らなかったリストア機能をアナザーに追加。

サヨコを殺した真犯人もビルだと判明し、幼き頃のアシュレイはその瞬間を見ていたことが発覚する(辛い記憶ゆえに思い出せなかった)

ビルは悪い男でした

 

ビルと対面して真実を話すと、サヨコが自分たち(後述)に協力しなかったから殺したとのこと。リチャードとアシュレイはビルに殺されそうになるが、ディーが撃たないでと邪魔をする。幽霊姿のディーが見えてビビったビルは、崖から落下してしまう。たぶん死亡。

ビルの落下を見たディーは、自身の父:トーマスを銀の鳥の間で撃ち殺してしまったヘンリーおじさんが怖くて逃げる→自身が崖から落下して死んだことを思い出す。

 

また、ビルは、ディーと仲が良かったいとこ:フラニーの子供だった。なので、ディーから見てビルは、父の兄弟の娘の息子(従甥)という縁戚になる。そして、JCヴァレーという企業のライアン宛にデータを送信していたことが、記憶の扉 篇でわかる。

記憶を取り戻したディーは成仏する→感謝と別れを告げるアシュレイ。

アシュレイの人間的な成長が伝わる良い描写でした。ディーが記憶を取り戻さないと地縛霊になる展開も原作にはあったそうです(本作は未確認)。

 

リチャードからサヨコの形見を受け取り、島を出ておしまい。

謎や文書を全て回収していると、人間関係のこじれと事故によって、リチャード家の多くの人が死んでいることがわかる。

 

記憶の扉 篇

2年後。リチャードがJCヴァレーで働き出したことで、半年も顔を合わせていない……とアシュレイが愚痴るところからスタート。リチャードの誘いでジュリエット・レイクのキャンプ場へバスで向かう。バス停に着くと、クソガキにバックを盗まれてしまう。サヨコの形見のペンダントとDAS以外を失ってしまうアシュレイ。

 

キャンプ場で、リチャードから受け取ったRASという腕輪をつける(腕から外れなくなる)。また、JCヴァレーの同僚4人、ゲストハウスのバイト:トミーとそのバンド仲間のエリザベス・ジャネット、そして影のある男:ライアンと触れ合い母:サヨコの話をするアシュレイ。

 

バッグを盗んだクソガキ:マシューが井戸に落ちており、助けて事情を聞く。家出中の身であり、父親が姿を消しているので探しているとのこと。また、おじに捕まるとイギリスの寄宿舎に留学させられるので、急がないといけないとも。

マシューは母と妹を亡くしていたこともあり、(身柄を警察に突き出すよりも)共感したアシュレイは協力することに。

ジュリエット・レイクを探索→観光地化に失敗した原因を住民との交流で知ることで、マシューの失った記憶・アシュレイがサヨコと湖を訪れた記憶を取り戻すような流れになる。

 

マシューが記憶を失った原因は、時計台で妹:ケリーが事故死した過去があり、傷を負っているためだった。妹を助けられなかったマシューは記憶を取り戻し、母を殺されて記憶を失っていたアシュレイも寄り添う。マシューは自分を許す。

そこに、グラサンの男が登場。マシュー父は、宝くじを当ててジュリエット・レイクの観光地化を計画したが、湖の水質に問題が発覚→観光地化に失敗→現場仕事をしていて事故に→現在は意識を失っている……とのこと。グラサンの正体は、ジュリエット・レイクの事件を追っていた新聞記者だった。グラサンがマシューを付け回していたのに接さなかったのは、マシューの記憶を刺激しないための配慮。だから、アシュレイに接してきたと明かす。

 

意識が戻らない話をした数秒後、新聞記者に電話が入り、マシュー父が意識を取り戻す(あまり超急展開に、えぇ………………ってなりました笑)。マシューはエンドロールで、父と抱き合う絵が描かれている(後述)。

湖の水質に問題→その原因がJCヴァレーにあると分かったので、アシュレイは向かうことになる。

 

JCヴァレーに行くと、リチャードの同僚のソフィアがお迎えに来るが、薬をかがされて眠らされる。腕につけたRASのおかげで脱走→同僚のジーナ(画像三枚目の左)と出会って一緒に逃げる。

アシュレイのバッグを盗むようにマシューに依頼していたのが、ソフィアだったとわかる。アナザーに独立した機能があるけど、それを追加するためには外部端末が必要→リチャードの娘であるアシュレイが持っている可能性が高い、だからバッグを調べてみる と考えていたことが文書からわかる。

 

ソフィアの銃撃からエレベーターで逃げた2人は、同僚のイアンと合流。イアンは実は特務捜査官で、JCヴァレーにあるアナザーを危険視して潜入していた。また、グラサンの新聞記者と協力関係にあることも発覚する。

 

イアンと警備室へ行くと、別フロアにいるリチャードを発見。イアンはセキュリティの異常に対応しつつ、ソフィアを部屋に閉じ込めることに成功。アシュレイは、リチャードを助けに向かう。

ライアンはソフィアの協力者であり、ビルがデータを送っていたことをリチャードから聞く。リチャードがJCヴァレーで働くようになったのは、サヨコの手がかりを見つけるためだったが、アナザーで悪巧みをしようとするソフィアやライアンを止めることも目的になったと思われる。

 

しかし、ライアンの助けられて部屋から出たソフィアと出会ってしまうリチャードとアシュレイ。アナザーのデータを渡せと言われるが、アシュレイは回収したバッグに入っていた自身のデモCDを投げ、そのスキに、リチャードはソフィアにタックル→アシュレイは逃げる。リチャードは制圧されるが、所長に助けられる。

エリザベスが悩んでいた最大の原因が、父親(所長)がソフィアと再婚すること。エリザベスは、ソフィアが金目当て(アナザーのデータ)の結婚だと見抜いていた

 

逃げたアシュレイだったが、ライアンと出会う→謎の目力で意識を失い、アナザーに座らされる。

アシュレイがしていたサヨコの形見のペンダントには、サヨコの記憶が入った液体メモリーが入っていた。記憶をインストールするにはDNA情報の一致が必要とのことで、液体メモリーを利用され、アシュレイはサヨコの記憶をインストールされてしまう。所長とリチャードが助けにくるも時すでに遅し。

つまり、アシュレイの体でサヨコの記憶を持つ人を、ライアンは創り出そうとしていた。そして、アシュレイの元の記憶が消滅しそうになるが、、、

 

記憶の中で、アシュレイは母:サヨコと出会う。アシュレイの記憶が消されそうになってるけど、RASには上書きしようとする記憶を消す機能が実はある、とのこと。それを利用することでアシュレイは助かる。が、サヨコと出会ったけど、サヨコとすぐにさよならすることに。サヨコは、忘れずにいてくれたら私はずっとアシュレイの中で生きていける と伝える。

助かったアシュレイだったが、ライアンはアシュレイにしか見えていない幻だったことが発覚。JCヴァレーの初代所長の息子だったライアンは、幼少期に母を事故で失う。その記憶を消すため、オリジナルアナザーの第一被験者となったが廃人化→死亡していた事実を知る。その後、ライアンの記憶は液体メモリーになり、貯蔵庫へ。そこで成長した姿がアシュレイには見えていたとわかる。

初代所長は、アナザーの遠隔操作などをして、ライアンの記憶を持った人を創り出そうとしていたことがわかるが、全て失敗している。また、湖の汚染物質の原因は、液体メモリーだったこともわかる。アナザーを通して住民の記憶を改竄、マシューのパパのせいで湖の環境が悪化したことにしていた……と、隠蔽に加担した所長から聞く。

サヨコは、リチャードと結婚→アシュレイを出産→JCヴァレーを離れようとするが、天才的な頭脳を子育てだけに使うなんて許さない! みたいな感じで初代所長が激怒。夫と娘の身を案じた結果、記憶を液体メモリー化して奪われてしまう。後に、リチャードを通してサヨコの形見として、アシュレイの元へ渡っている。

 

ライアンの墓へ向かうアシュレイ。そこで、墓の仕掛けを解き、ライアンの液体メモリーを発見。顕現したライアンからその正体を聞くことになる。

液体メモリーのライアンの記憶が成長した、という事実を認めてくれたのはサヨコだけだった。初代所長のライアンのパパはその事実を認めず、新ライアンを創り出そうと実験を繰り返していたが失敗。

そんなある日、ハリケーンで湖に液体メモリーが漏洩→液体メモリーが溶け出す→湖が脳になったような感覚になり、ライアンはパワーアップ。ビルがサヨコを殺した理由を初代所長の父に聞いたが言葉はなく、、、。その後、初代所長も死亡。

誰も自分を知る人がいない世界で生きる意味を見出だせず、この世に生きた証を残すためアナザーを完成させたいと考えるようになったとのこと。湖の浄化も進み、残り命も少ないのでサヨコに会いたかった、と。

 

アシュレイはその話を聞き、(色々と思うところはあるにしても)母に会わせてくれたライアンへ感謝を述べる。ライアンは消滅する。

ゆっくり休んだ後、お世話になった人々に挨拶をする。

 

シャーロットさん:マシューの記憶を取り戻すため、時計台の鍵を渡してくれた人。父親が時計台を作った。バツイチの娘が写真家とデキ婚するのを反対、娘は出て行ってしまう。アシュレイは謎解きを解き、置き手紙を入手して、シャーロットさんに見せることでストーリーが進む。

エンドロール後に、娘が孫を連れて戻ってくる。

 

ダン。ジュリエット・レイクの森林警備隊。荷物を盗まれたことを報告。その後、マシューの事情を知り、ダンから遠ざけるようにアシュレイは動くことに。最終的にはマシューの境遇を理解して、警察にも突き出さなかった。

 

所長(エリザベスのパパ)は、JCヴァレーの後始末に追われることに。

離婚したことで娘のエリザベスと上手くいかなくなっただけでなく、再婚相手のソフィアが金目当てであることも見抜けず。過去に企業の問題を隠蔽するなど、本作では良いところがあまりなかったキャラ。

 

エリザベス。誰にも心を開けなかったが、アシュレイの交流で、自分は自分であると理解。歌に対しての自信も取り戻して、バンドに戻る。ザ・思春期というキャラでした。

 

トミーは、エリザベスのバンドのギター。ゲストハウスのアルバイト。いいヤツでした。

 

ゲストハウスのお菓子を買って、その下に敷かれたキーホルダーをも買っていると、リチャードとお揃いのキーホルダーを揃えるイベントが入る。

(エリザベスに16歳か18歳か答えるところなど)選択次第で会話の内容が変わるっぽいので、僕が見ていないイベントもあると思われます。

 

お世話になった人たちに挨拶を終えて、バスで帰る。おしまい。エンドロールへ。

 

エンドロールがものすごく良かった。大好き

声優一覧。紹介の絵のタッチが好き。

 

エンディングテーマ:To the place I call home

いつか帰る場所 みたいな訳でOKでしょう 

 

後日談。ビルとソフィア以外はハッピーエンドですかね。

 

おしまい

おまけ

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まとめ

真実を知ることは悲しいこともあるけれど、怖いことじゃない  本作で最も伝えたかったと思われるセリフ

カメラワーク・会話スキップ・謎解きの難易度などのゲーム部分に不満点はあれど、、、ストーリーの要約をまとめていると、エンドロールを含めて、すごくきれいにまとまっていた話だった……と感じています。

 

当時、原作でアナザーを考えた方は、記憶や思考を取り替えることが出来る未来を想像していたはず。実現するか予想していたかも含めて、その話を聞いてみたいと思いました。ですが、リメイク前の開発会社:CINGは倒産してしまったそうです(福岡市にあったと知って驚いた)。当時のスタッフさんが、本作に参加しているかはわかりません。

 

原作未プレイですが、素晴らしいリメイクだったんじゃないかな と言える仕上がりだったと考えています。原作の世界観がそのまま伝わるような作品だったと感じています。

 

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