【2024年6月26日 NIKKEとコラボが決定! など追記・更新】
2023年6月28日にSteam版がリリースした『デイヴ・ザ・ダイバー』をクリアした感想・評価、ストーリーのネタバレ・攻略情報などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。
デイヴ・ザ・ダイバー とは
ふしぎなブルーホールにようこそ!「デイヴ・ザ・ダイバー」は昼の間海を探検し魚を獲て、夜は得た食材で寿司屋を運営するハイブリッド・海洋アドベンチャーゲームです。個性豊かな仲間たちと共にブルーホールの奥に秘められた謎を解き明かしましょう!
クリアした感想・評価など
どんなゲーム?
・ふしぎなブルーホールを探検しよう!
多彩な海の世界には熱帯魚から巨大生物まで色々な生きものがいっぱい! 海洋生物はいつどこで現れるか分からない。危険な生物の襲撃を避けて、 新鮮な食材を獲得しよう。海に広がる幻想的な世界と神秘の古代遺物、海は謎に包まれている。
・ 深夜の寿司屋
水揚げされた新鮮な魚介で特別なお寿司を作り上げよう。口コミで有名になったら、 あのウワサのお客さんが訪ねてくるかも…! 寿司屋の売上を上げてもっと深い海を探索しよう。
・深い海の中、危険が潜んでいる!
異常潮流で発生した巨大なブルーホール、深海の中で未知の生物があなたを狙っている。装備を強化して、巨大生物の攻撃から身を守れ!
Steamで話題になっていたのでプレイしましたが、海を探索して捕獲した魚で寿司屋を経営する……という面白さだけに留まらない作品でした。他作品に例えると、2Dのサブノーティカ+寿司屋の経営シミュレーション+QTEなどミニゲーム盛りだくさんって感じでしょうか。
サブノーティカの影響はプレイしていると感じる
以上の基本的な流れはありつつも、グレネードランチャーを撃ってくる環境保全団体が敵として登場したり、深海に行くことで魚人との出会いがあったり、近辺で地震が続く原因の究明をしていくことになったり……ストーリーをメインに楽しむゲームではないですが、続きが気になるような展開もあり、総じて面白かったです。
探索と捕獲は面白いが、サメゲーになりがち
一筋縄ではいかない魚も多い。イカスミを吐かれたりするのも面白い
探索は一日二回(ゲームを進めると夜にも1回潜れるようになる)。寿司ネタを確保するためにも、プレーヤーはとにかく魚を捕まえる必要があります。銛だけでなく、強化した武器で魚を銃殺してもOK。
捕獲や遭遇した魚は、カードとして確認することが可能。レアリティやキラもある
サブクエストも豊富で、単なるおつかいからイベント演出があるものまで様々。必要なアイテムには目印を表示させることも出来ます。
また、クジラやイルカなどを捕獲することは出来ませんが、イベントなどで交流があったりするのも楽しかったですね。あくまで魚類・貝類のみで、ゲーム内の倫理観の線引にもなっていました。
って思ってたんですけど、イッカクは哺乳類かつ、本ゲームで最高の金策の一つだったり……笑。まあ、あまり考えずにプレイすればOKです。
良い意味で、工夫や遊びココロがいちいち感じられる
写真を撮影するクエストも。美しい景色や珍しい生態系に出会ったタイミングで撮影することもあれば、曇ったレンズを指で拭う仕草があったり。成功判定にならないとやり直しの連続なので、個人的にはやや面倒でした。
RPGで言うところのHPが酸素。酸素0になると、集めたものを1つしか持って帰れない
探索には危険が付き物で、計10回くらいは酸素0になったかもしれません。プレーヤーを攻撃してくるサメやカニ、猛毒を放つデビルスコーピオンフィッシュやタコにやられたり……。道中にある酸素補給や船に帰還するSOSポイントなどがあるのですが、やられてしまうことが多かったです。
一方で、ボス戦の酸素0は直前からやり直せるので難易度的にも優しいです(ただ、ボスを倒した後でサメに急襲されて、マジかよ……となったりする)
装備している武器、受注しているクエスト、捕獲している魚などの確認はいつでも可能。システム回りもゲーム内のスマホで全て確認出来るのも◎。
本作では100種類を超える魚種がいますが、ゲーム効率を考えるとサメを捕まえるゲームになりがちかもしれません。サメは倒すのが難しい分、単価も料理の評価も高いので良いことしかないからです。
養殖場で増やすことも可能。
魚をコンプリートしたい方ややり込み前提の方などは別かもしれませんが、効率を求めるとサメが中心になりそうです。
寿司屋を経営して、毎日異なる日々を過ごす
序盤は凄腕のバンチョさんが料理して、主人公のデイヴがホールをする。が、デイヴは動きが遅いのでホールに向かない
寿司屋の経営シミュレーションゲームとしても優秀だと思います。メニューをレベルアップさせて単価を上げたり、スタッフを雇用→教育して配置したり、VIP客に特別な料理を提供したり……最初はプレーヤーが配膳・片付け・ドリンクをしなければなりませんが、最終的にはスタッフ任せにすることが可能です。
広告を出して人材募集。各々に特徴があり、配膳や調理補助など採用、教育で能力強化なども。
毎日同じように見える労働でも、実際は違うことをやってるから楽しいって東大卒の親戚がニコニコしながら語ってくれたのを思い出しました(僕はあんまり共感出来ないですが……笑)。まさにそれを実現しているゲームなのかな、と思ったり。
InstagramっぽいSNSがあったり、サメやカレーパーティーなどの特定の素材の単価が上がるイベントがあったり、ミシュラン審査員のような人たちに認められることでお店のグレードが上がったり。進行度に応じてイベントが挿入されます。
また、寿司だけでなく料理対決もあり、凄腕料理人のバンチョさんの過去が明らかになるのも◎。
料理対決は、ほぼQTE。料理に精通しているとツッコミどころが多いかも?
カルボナーラVSイカスミのパスタ対決での一コマ。一品料理は演出があったのですが、肝心の寿司はあまりピックアップされなかったので少し残念でした。
昼間の寿司屋にいる猫のモモ。エサをあげることでイベントを見ることが出来ます。かわいい。
日本との親和性が高い演出とオッサン
テンプレートのようなオタクが登場します。ヲタ芸? って言うんですかね? ちなみに彼が失くした美少女フィギュアを回収することで、武器の改造や強化をしてくれるようになります。超有能で、日本語のアニソン?が流れたりする演出から察するに、おそらく制作もお気に入りのキャラ。
バンチョさんの過去イベント。ホテルの料理を食べるために予約してきた美食家に対して、どのような対応をするかを話し合う支配人のよしえと料理長代理(当時)のバンチョさん。奇抜な料理の提案をしたバンチョさんに対して、支配人のよしえの本質的な指摘↑↑が印象的でした。吹き替えはないですが、ゲーム内の日本語は何一つ問題ないです。
龍虎で対峙する演出で思い出されたのは、、、
僕が好きだった漫画『喧嘩稼業』より。今はもう連載してないですが、当時この展開は最高に熱かった。オッサンがカッコイイのも共通点っちゃ共通点。
ヤマオカという名前は『美味しんぼ』から?
(『美味しんぼ』や『中華一番』、『トリコ』などが好きな人は特に)演出面でも楽しめると思います。僕は大学生の時に食べ歩きの本を出版してるんですが、概念が変わるような何度も経験しました。脳が弾けると当時は表現していましたが、本当にこんな感じ。
ムスッとしてる人でも、こう↑↑↓↓なったり。キャラによって反応も様々で面白い。
主人公デイヴもオッサンです
ミニゲームも多い
ネタバレになるので詳細は避けますが、タツノオトシゴを競わせたり、神経衰弱のようなゲームをしたり。ゲーム内でゲームをすることが多い作品でもあります。
気になる点も多い。特にQTE
この項は、僕個人の都合が多めです。
本作が絶賛されてる理由も分かるんですけど、振り返ってみるとQTEが多めで結構ダルかったですね。プレイ中は、そういうゲームとして受け入れてしまっているのであまり気にならなかったですが……。
また、PS4のコントローラーでプレイしていたので、表記がゲームと異なっていたので大変でした。どれがどれだか分からず直感的に押せないという意味でも、Switch版のリリースまで待った方が良かったかも……と考えています。
環境保全団体についての描写が甘かったと思います。もうちょっと人間的な側面での掘り下げが欲しかった。デイヴを正義の味方みたいに描いてますが、本質的にそんなに変わらない(グレネードランチャー使いまくってたので余計に)。全体的にライトな作風なので仕方ないとは思います。
あとは、VAIO Zでプレイしていたのですが、あまりにもバッテリー消費が激しかったので記しておきます。『Outlast』『アイドルマネージャー(挫折した)』『AIソムニウムファイル』くらいしかSteamでプレイしてませんが……
クリア時間・クリア後
30時間ほど。クリア後は、ドリームランドというペイントが解放されます。
ネタバレ
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メインストーリー
深海に進むと魚人の壁画を見つけ、さらに進むと足を怪我している魚人を発見。材料を集めてバンチョさんに弁当を作ってもらって渡し、護衛中にダイオウイカの襲撃を退けたデイヴは、魚人族の村に案内される。村では地震に悩まされており、その原因が氷河地帯の奥にあることがわかる。現在のスーツでは行けないとのことで、環境保全団体の隠れ家に忍び込んでパーツを盗み、改造してもらって向かうことに。
なお、地震が起きた際の被害の描写はほぼなく、実際に魚人が苦しむような描写もない。
深海に行けば行くほどギミックが多いのは、魚人族の技術がニンゲンよりも優れていた過去があるため。昔は人間と魚人族が一緒に遊んでいたが、人間が魚人族を狩るようになった過去もある。デイヴが救った魚人は村長の娘でもあり、さらに村でおつかいをすることで信頼を掴む。
メインストーリーでは、魚人族の村の村長の依頼で氷河区域の奥へ行き、地震の原因を突き止めるために火山地帯へ向かうことに。
環境保全団体のトップ:ジョン・ワトソンは、復活したクロノサウルスにより噛まれた後にぶん投げられて爆死したっぽい。なお、隠れ家には二度と行けないようです。
奥にはアツユというモンスターが巣食っており、卵をそこら中に生み、巨大化して暴れていた。魚人族の村長によると、言い伝えにあったモンスターがアツユであり、こいつを倒せばOKとのことで、みんなで倒しておしまい。
巨大化した汎節足動物。素早く移動しながらハサミで獲物を捕らえることができ、カンブリア紀の海中において頂点捕食者として君臨した。
バンチョさんの過去
12年前によしえとバンチョさんが務めていた5つ星最高級ホテルに、美食家で女優のルイスが来訪。ミシュランレストラン出身の総料理長が休暇のため、バンチョさんが応対する。自分が勝負したい料理ではなくホテルとしてのもてなしを優先したものの、ルイスに貶されてしまったバンチョさんは、ネムブリカの頭の天ぷらを提供。美食家ならばわかると伝える一方で、ルイスは拒絶してホテルの宿泊もキャンセル。
バンチョさんは修行の旅へ出る……。
しかし、寿司屋の評判を聞きつけたルイスが来訪し、二人は再会。ルイスもこの時の対応が仇となり、美食家として評価を落としていた。ルイスお抱えのイタリアンシェフとの料理対決に勝ったバンチョさんに対し、ルイスは支店の出店を提案する。
また、この料理対決の審査員のヴィンセント・ヤマオカはかつてルイスの父:ノーランに師事していたことが明かされる。ノーランは世界的大企業B&Cグループの会長であり、ルイスはその娘。
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攻略情報
「渦巻き」や「フィッシュモン」は即消化した方が良い
フィッシュモンは、一週間に1回しか登場しない。見逃すと僕のように機を失います。
渦巻きの場所は20~39メートル付近なので見つけやすい。渦巻きは嵐の時しか発生しない上に、この次のイベントでデスライフルの素材であるマンティスシュリンプが登場するため。
おすすめ武器
旧式水中ライフルをそのまま強化していくのがおすすめ。Ⅲくらいから超強力になり、デスライフルまで強化するとボス戦も含めてヌルゲーになります(アーリーアクセス版ではより強化されてるっぽい?)。ボス以外は即死させることが確率で可能で、大半のボスにもしっかりダメージが入ります。
一見攻撃が効かないダンクルオステウスも、お腹部分に当てれば2発で倒せます。正攻法である粘着爆弾などを使ってもOKで、睡眠とかグレネードとか強化した方がバラエティには富むとは思いますが……。
デスライフルの素材ですが、オパール管は魚人の鍛冶屋で買う。
モンハナシャコの巨大ボス:マンティスシュリンプの倒し方は、爆弾を抱えてコイツの頭部に落とせばOK。ライフルⅢでもダメージが出たような?気がする(忘れた)。出会える場所は、嵐の夜の渦巻き2(事前に1をクリア)のサブイベントで入手可能です。
後半に可能になるナイフの強化もおすすめ。宝石の採掘はツルハシをいちいち宝箱から開けて装備する必要があるため、かなり面倒くさい。
攻撃力が上がるタコのネックレス?をしてました。あと、攻撃と移動速度が上がる魚人の点心のバフもおすすめ。
おすすめのスタッフ
料理:イベントで加入するマキの他に、ヨネ・チャーリーなど。接客ほど大きな違いは感じられず
マキ
接客:エルニーニョ(片付け達人・飲み物配膳達人)・ラプター(カクテル提供・わさび補充)この二人がいると、デイヴは何もしなくて良い。イツキ(くの一っぽい)やビリーも高速移動するのでおすすめ。
基本的に支店も同様です。マネージャーはランクを上げないと仕入れの食材ランクがショボくなるため、なんとなくバランスが良いドレーにしてました。
イツキは初期ステがオール1ですが、教育で伸びる。
金策と味スコア
金策は、やはりサメがおすすめ。たまに卵も落とすので養殖も可能。味スコア最高値250は、イッカク寿司か野菜寿司がおすすめ。イッカクは船から鏡→氷河に一発で行けるため、乱獲もしやすい。野菜寿司は米と人参とナスの栽培をコツコツしてれば簡単に作れる。
その他攻略メモ
ウツボは夜の海の浅いエリアにうじゃうじゃいる
ネムブリカは浅い位置にいることが多い。最初に出会うサメという認識でもOK
テングサ・赤いヒトデ・昆布もブルーホールにある
農場について
農場の畑は、拡張は1つまでで良いかもしれない。2つになると8000円かかるので、やり込みプレーヤー向けな気がする。あと、与えるものは養分肥料だけで良いです。
野菜寿司がおすすめ。
アメリカオオアカイカ
深海手前くらい
おまけ
2024年4月16日~PSPlusのゲームカタログに追加!
Nintendo Switch版の発売が10月26日に決定!
Nintendo Direct 2023.9.14 で発表されたのは、
- 発売が決定した
- 体験版が配信される
の2点でした。年内を予定しているそう……とのことでしたが、怪しくなってきましたね笑。特典が楽しみです。
→無事に発売されました! パッケージ版はないそうです。
勝利の女神:NIKKE とのコラボが決定!
「勝利の女神:NIKKE」×「DAVE THE DIVER」コラボがいよいよ7月4日にスタート
先行してPVのFull ver.を公開いたします!綺麗な海辺で感じたD-WAVEの信号。
これは、いったい誰からの信号なのか…そして、彼らはある経緯から「バンチョの寿司屋」で勤務することに。
寿司を握りながら、自分の世界に戻る方法を一緒に探してあげましょう!コラボ限定コスチュームと豊富な報酬も獲得できますよ
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まとめ
探索して寿司屋を経営するだけでなく、数々のイベントやミニゲームもあり、プレーヤーが没入するような導線づくりが非常に上手かった印象ですね。人気も納得のゲームでした。
気になる点としては、QTEが多めなこと。あとは、経営シミュレーションゲームが苦手な人は、寿司屋がただの作業労働になると思われます。
僕は労働が大・大・大嫌いなので(だからブロガーになっているんですが)、魚の捕獲・畑仕事・養殖事業などもスタッフに外注出来れば神ゲーと評していたかもしれません。
Steam版を購入してプレイしましたが、購入を悩んでいる方はSwitch版の発売まで待つことをおすすめします。
→2024年4月16日~PSPlusのゲームカタログに追加されるので、加入者はおすすめ★
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