【2024年6月24日 追記・更新】
2022年12月8日に発売されたNintendo Switch™ソフト『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』をクリアした感想・評価を綴っています。項によっては、ネタバレ注意です。
ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤 とは
広大な世界で、自由な冒険と気ままなお宝探しを楽しめるトレジャーライフ RPG『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』。 バイキング船で暮らす仲良し兄妹のカミュとマヤは、ある日ふしぎな精霊たちに導かれて「はてしなき竜の大地」と呼ばれる異世界に迷い込む。ふたりは、たくさんのお宝が眠るというこの伝説の大地で、ずっと夢見てきたお宝探しの大冒険をスタートさせる!
プレイ人数:1人
ジャンル:トレジャーライフRPG
CERO:A
クリアした感想・評価
DQ11のカミュとマヤが異世界で探検するストーリーだが、、、
バイキング船で暮らす仲良し兄妹のカミュとマヤは、ある日、ふしぎな精霊たちに導かれて異世界に迷い込む。「はてしなき竜の大地」と呼ばれるその世界は、「七つの竜石」とたくさんのお宝が眠るという伝説の地だった。ふたりは、モンスターだらけの大地で、ずっと夢見てきたお宝探しの大冒険をスタートさせる!
本作は、カミュとマヤが異世界に迷い込み、宝集めをするというストーリー。ドラクエシリーズおなじみのモンスターを異世界でスカウトして仲間にしつつ、「七つの竜石あつめ」「大陸鉄道の復旧」など、複数のクエストを並行させて進めていくような流れです。デフォルメされたキャラがかわいいですよね。
ストーリーをメインに楽しむ作品ではないですが、それにしても展開に起伏がないというか、制作の工夫やアイデアが感じられない内容でした。鉄道を復旧させて竜石を七つ集めるまでは特に展開がないですし、集めた後はラスボスが邪魔してきて、最終決戦&伏線回収という、非常に簡素なもの。
登場キャラの深掘りもなし(おつかいはある)
CERO:A(全年齢対象)とは言え、特筆すべき点はなかったというか……。BGMもストーリーも新しい要素がなさすぎて、ドラクエのジェネリック感がハンパない作品、という印象というのが正直な感想になります。
ニャゴスのようなほっこりさせるキャラも登場しますが……
舞台もドラクエの定番。シリーズの知識はある方が楽しめる
冒険の舞台は「はてしなき竜の大地」は、さまざまな風土の島が集まってできており、各島には多種多様なモンスターが生息。「竜の短剣」のチカラでこの世界のモンスターたちと心が通じ合うようになったカミュとマヤは、この地に住むモンスターたちを仲間にし、ともに成長しながら大地に眠るお宝を集めていく!
舞台は砂漠、雪原、火山など。各地に眠るお宝・随所に落ちているアイテムを集めることになります。それがこのゲームの全てと言っても良いくらい、ひたすら集め続けることになります……(後述)。
時には強敵と遭遇することも(スタン弾のチュートリアルを兼ねていたのは◎)。
貴重なアイテムがたくさん置いてあるポイントを見つけるとうれしい。ただし、素材のドロップはランダム。
拠点に帰還すると、仲間モンスターがお出迎えしてくれます。
要所でイベント演出が挟まります。このイベントムービーをもっと増やして欲しかった。
ドラクエ11で見たジャンプ
キズもののパパス。宝物は、シリーズ作品で登場する人物やアイテムなど、どこかで見覚えがあるものばかり
シドーを見ると先制攻撃を思い出して笑ってしまう。感謝です。
移動が苦痛。アップデートで改善すべき
正直なところ、購入前にPVをさらっと見た限りだと『Pokémon LEGENDS アルセウス』を意識して作ったのかな? と思っていましたが、全然違いました。
モンスターの種族を探検に活かすことで、ハイジャンプや滑空、ダッシュが出来たりするようになる仕様は面白いと思うのですが、、、実際は種族数が少ないので集める楽しみは少なめ。何より、ストレスだらけでした。
画像の探索れんけいの使用は一定時間しか出来ず、その後はクールタイムが必要になります。特にダッシュに関しては、クールタイムが長くて連続で使用出来ないのは意味不明でしたね(入手したお宝をモンスターに預けているとは言え)。
キラーパンサーの上の黄色いゲージが切れるとダッシュ不可→クールタイムに入る仕様。これを100回以上は繰り返すことになります。
このクールタイムが短くなるような成長要素もなく、壁や段差に突っかかることもしばしば。フィールドはXYZ軸でそこそこ広い上に、このゲームの大半は移動に費やされることになるので、尚更。
目的地がわかっていても、その能力を持ったモンスターが手持ちにいないと行けない
また、手持ちモンスターは3匹までなので、手持ちにハイジャンプ持ちがいない・地面にもぐるがいない、という事態もしばしば。足りない能力があると行けない場所があるため、わざわざ拠点に戻ってパーティーを編成し直す必要に迫られます。
しかも、拠点に戻って編成し直すポイントに行くまでがこれまたダルいんです……もう本っ当に。こういう繰り返しがメインなので、相対的にストーリーが霞むってのもありますね。
拠点ではダッシュが使えないので、ちんたら移動することに。非効率な要素ばかりで心がやられました……。
ただ、滑空(風の流れを利用する)とハイジャンプを使って、フィールド最上部へ行く緑の宝箱探しのところだけは好きでしたね。移動そのものにもう少し遊びココロが欲しかった。もったいない。
モンスターを仲間にする工程もなあ……
本作で最も面白い要素だとは思うのですが、こちらもツッコミどころが多かったです。モンスターの種類が少ないのはまあSwitchなので仕方ないのかな、と(色違いなどで種類のかさ増しをしている)。好きなモンスターがいるかが気になる方は、事前にチェックしておいた方が良いかもしれません。
フィールドでスカウトに成功しても、そのまま手持ちに加えることは出来ません。拠点でそのモンスターが欲するアイテムを納品して初めて、手持ちとして仲間に加えることが可能になります。
メタルキングをスカウトしたのに、アイテム納品が出来ないから仲間に出来ない(画像はクリア後なので集まっているが、スカウトした直後だとアイテムがないことの方が圧倒的に多い)。なので、アイテム集めに再度行くことになりがち。バランス調整も兼ねているが、スカウトしたままのモンスターが溜まっていくのもあるある
また、能力値をアイテムやコイン装備である程度強化することは出来ますが、新たに特技を覚えさせることが出来ないので、敵が強い終盤は好きなモンスターと探検することが難しくなってきます。
具体的には、回復魔法(ベホマなど)を覚えているだけで貴重だったり。
キングエメラルド・メタルキング・クイーンスライム・キングスライムなどは、シルエットも動きも全く一緒。でも、かわいいのは◎。
他にも、コインを装備したモンスターを預けると、コインも装備したまんまだったり。これをいちいち外すのもそうですが、何をするにしてもサクサク操作出来ないので、いちいち面倒くさいんですよね。
手持ちに加えないモンスターでチームを構成して、アイテム集めに派遣することも可能。この演出カットが出来ないのもダルい……。派遣システムは『天穂のサクナヒメ』を思い出しました。
モンスターずかんも酷いので紹介。モンスター別に見ることが出来るまめちしきは、倒した数に応じて閲覧可能に。2匹はまだわかるんですが、豆知識の解放が15匹、30匹……?? そんなに倒す必要がゲーム内に存在しないので、ガチの作業でしかないのはどうなんですかね……。
ゲームへの疑問を解消してくれる旅のしおりやチュートリアルはしっかりしているのに、、、と思わずにはいられません。
バトルは後半まではスマホレベルかも
本作のバトルは、仲間モンスターが勝手に攻撃してくれます。各々の特技もAIが勝手に使ってくれるので、基本的には眺めているだけでOK。
プレーヤーは具体的な指示が出せませんが、一応カミュorマヤを操作してスリングでメラやイオなどの攻撃・ルカニやスカラなどの補助・ホイミなどの回復・スカウト弾で仲間にする確率をUPさせるなどは出来ます。が、、、ザコ敵に限ればどれもする必要がないですね。スカウト弾を撃たなくても仲間になることも多いですし、撃っても仲間にならないこともしばしば。
ロマン技という必殺技があるので、レベルが高いザコ敵も意外と倒せます
必殺技ゲージを3消費するビーストモードは、会心の一撃を出したい時に有効。
護宝獣ヴァルホーンにボコられている一コマ。後半はボスに苦労したので、プレーヤーの戦術や仲間モンスターの吟味が必要になるかも。でも、それを考えたのはこの場面だけでしたね。ベホマ持ちのどくろだいじん:くろだいが加入して安定しました。
ただ、後半になると話が変わってきます。ボスの行動を誘発する必要があったり、攻撃・補助も忙しくなります。でも、戦略性は特にないですし、難易度自体は難しいゲームではないです。
やられたモンスターは蘇生させることも可能です。あかほっぺかわいい。
たらい回しばかりでプレーヤーを舐めている。エグい。
集めても集めても終わらない……
ドラクエの新作ってどんなゲーム? と何人かに聞かれたのですが、ドラクエのジェネリック感が強く、たらい回しにされ続ける作業メインでキツイゲーム、と答えていました。これはクリアした後も変わらぬ感想です。以下、具体例です。
- 拠点に新しく商店を開くにも、モンスターやアイテムを納品しなければならない。序盤なのでまあこんなモンか、と思ってた。
- サブクエストでフィールド上にあるバルーンを10個割るものがあるが、次は25個割ることに。サブクエストやししゃーないか、と
- 各地の駅の復旧には、ブラドクォーツというアイテムが必要。これは進行に応じて入手数が変わるので、一気に駅を復旧させることは不可能。これは良いのだが、アイテムとモンスターの納品もなぜか別途に必要。前述したように、モンスターはスカウトではなく仲間にするためにアイテム納品が必要なので、、、拠点に戻ることになりがち。これが本当にめんどい
- 豪華なパーティーを開きたいからその準備にタマゴ10個必要→納品すると、今度は特定のモンスターが必要とのこと。なんでだよ!! なんで一緒に納品させねえんだよ!!! 一回で言えや!!!!!!
- 各地に散らばる石碑を全部調べたら、今度は鍵の宝箱3つを見つけることに。その後は、さらに10個石碑があるから調査してくれって……お前マジか。作業時間に対して得られるものがあまりにも少ないってことが多すぎやろこのゲーム
- ブリサというキャラを助けに行ってくれ! と頼まれてアクセスの悪い崖へ行くも、ブリサからはモノを盗られたから取り戻してくれ、と依頼。助けに行ったはずがおつかいを頼まれる始末。しかも、報酬はその場ではなく村まで来いとのこと。このゲームこんなんばっかり。
要は、物事を進めるためにはアイテムの納品がとにかく必要で、それを集めにたらい回しにされるのがこのゲームの基本なんですよね。(同居人がゲームプレイを見ていて、そもそもどんなストーリーなん? って聞かれてしまうくらいストーリー展開がなくてたらい回しばかり)
自由な発想で最効率の攻略方法を考えることが大好きな僕としては、思考を奪われるようなゲーム性・展開ばかりで、本当にキツかったです(後述してますが、作業が大好きな人は神ゲーだと思う)。
お宝探しを楽しみにしているカミュとマヤですが、、、ゲームそのものは作業ばっかり。宝探しというより、宝を掘り出す作業ばかり。宝を掘り出すAボタン長押しも短縮出来ないのでイライラしてくる。
最初から最後まですんなり行くことがなく、こんなんばっかり。マジで。
しかも、宝を集め続けなければトレジャーランクが上がらない。トレジャーランクが集まらないとストーリーが進まないので、サブクエストなどしっかりやっても宝集めはサボれない。
物事を順序立てて整理して最効率を考えていく選択がプレーヤーに与えられないので、とにかくその場所に行くだけになりがち。わからないことがあっても、そのアイテムはどこにあるのか? そのモンスターはどこにいるのか? というのがメインで考察のしようもないので、検索して攻略サイトが最適解になりがちという……。
ちなみに、日課クエストなるものもあります。Switch本体の時間操作でネットOFF・4:59にセットすれば、ゲームを開始した時に更新されます。あつ森の時間操作を思い出すなあ。キメラの翼を入手するためにもおすすめ。
多くのライバルたちが宝をねらっている……???
ある程度ストーリーを進めてトレジャーランクを上げていくと、ライバル団が拠点に宝を奪いに来るようになる……と知り、少しワクワクしたのですが……。実際はあまり邪魔されないですし、急襲してくるわけではなく。本作のバトル(3VS3みたいな)を行うようなもの。
襲ってきたライバル団に5回勝利すると旗をGET出来る団旗クエストというのもあるのですが、結局クリアまで旗を入手することはありませんでした(5回も同じ団と戦うことはなかった)。
お宝を守っても達成感0。むしろ、守れないことの方が少ないと思われる。ただ、守ったお宝の鑑定額は上がるので、トレジャーランク上げには◎。
エロは……
このゲームのプレイ中は考える要素がなさすぎて、本当に脳が苦しくて、、、そんな時にバーバラの像を飾って閃いた時が、このゲームのハイライトです。攻略本に載っていたバーバラのエッチな下着など、鳥山先生のイラストをもっと活かして欲しかったなあ、とか思ったり。
ミレーユの像はあまりにも画質が粗すぎて……。これには衝撃と悲しみ。
パパス(キズあり)の乳首が見えそうで見えなさそうで見えそう……?
通信も可能
このゲームで唯一笑ってしまったところ笑
本作はお宝を隠す・探すなど、通信プレイも可能ですが……かわいい世界観から、急に生々しいプライバシーポリシーが出てきたのは笑ってしまいましたね……笑。スクショ不可なので写メ撮りましたよ。必要なことなので仕方ないとは思います。
体験版が配信中!!
12月24日に確認したのですが、体験版がニンテンドーeショップで配信しています。人によって評価が割れる作品ですので、購入前にプレイしてみることを強くおすすめします。
クリア後・クリア時間
クリア後はネタバレになるので後述しますが、新しくクエストが追加されます。裏ダンジョンなども。商店にはキメラの翼が入荷してました。
クリア時間は24時間ほど。結構放置していたので少し長いかもしれません。
おすすめモンスター
入手したモンスターのレベルが高くても、ポケモンみたいに言うことを聞かないなんてことはないので、基本的には高レベルモンスターを見つける→セーブする→スカウト弾→ロマン技で倒す→スカウトしなかったらロードし直す吟味がおすすめ。その後の納品出来るかは別の話ですが……。
また、仲間にして預けておけば、勝手にレベルアップもしています。
クイーンスライムのあかほっぺはどくろだいじんに代わるまで活躍してくれました。ハイジャンプ要員としても◎。
キラーパンサー。ダッシュ要員としてもおすすめ。くじけぬ心(HPが1残るくいしばりスキル)を持っている上、納品も簡単なので最序盤から仲間にすべき。平原のチロルで良いと思いますが、後半はフィスカル島下層のリンクスに乗り換えるのもおすすめ(悲しいですが能力とレベルに差がありすぎる……)。ゲレゲレはいるんですかね? 駅で一匹納品する必要もある。
キラーマシン。それまではドラキーや極楽鳥で滑空していましたが、キラーマシンがおすすめ。安定して強いです。からくりカレーみたいなアイテムの納品だけ面倒。
ギガンテスは動作が遅く、攻撃をかわされることがしばしば。使いにくかった印象です。サーチ能力のモンスターは手持ちにいると移動の制限がかかるので、あまり使いませんでした。オークやサタンジェネラルなんかも同じですね。
どくろだいじん。ベホマを覚えているってだけで採用すべき。地面にもぐる要員でした。
ラスボスを倒したレベルとメンバー。コイン装備なんかも割りとテキトーでした。
おすすめのレベリングは、旅の扉で出てくるメタルハンド・メタルスライムなどを倒して最後まで行かずに脱出→また入り直すこと。スカウトモンスターの数も勝手に増えていきます。
ネタバレ
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竜石を集めた後
ラスボス:ギンギーラに集めた竜石を奪われたものの、迷宮B3Fの鏡の前で大人のカミュとマヤの助言を受け、旅で出会った仲間を頼り、宝島での決戦へ。そして、取り返すことに成功。
取り戻した竜石を台座にセットすると、、、
竜石を集めた結果、7つの石が合体してタマゴが孵化してドラゴンが誕生。カミュとマヤは元の世界に帰るため、小剣を元の場所に戻すことに。
お別れの挨拶をせずに去ります。
エンディングはしみじみ……最初の船に戻ってきたものの、その時とは異なる心の持ちようで、二人の成長を実感。こちらとしては、やっとこの作業地獄から終わったんやな、と。カミュとマヤの表情も作り込まれており、良い演出だったと思います。とにかく解放されたことが嬉しかった。
と思ったら、あっさり帰還することに(おい!!笑)。クリア後の要素も豊富なため、仕方ないか……。
いやいやいや嘘やろ!!?? また作業させるの??
このゲームのすごいところ(貶してます)。石碑を10個、宝に関しては50個も新しく集めろと……。いやー、、、制作がクリア後もゲームを楽しんでほしい、と考えてこのクエストを作ったのならば、マジで何も分かり合えないと言う他ない。宗教が違うレベル。
続編もありそう……??
Nintendo Switchはもう限界かもしれない
『アルセウス』『ベヨネッタ3』『ポケモンSV』など、僕の記事を見てくれている方はま~~~~た同じことを書いてると思うかもしれませんが、任天堂はマジで考え直すべきだと思えてなりません。制作会社に制限をかけ、負担を強いているだけ。イチプレーヤーとしても不満ばかりですね。
例えば、本作はボイスもありますが、「さすが!」とか「へえ!」とか「やった!」とか最初のリアクションのみに留まっています。ムービーなども画質が異なるものが数種類あるなど、スリム化にはもう飽き飽き。
(何度も何度も聞かされる駅員のボイスがかなり苦手でOFFに出来たのはありがたい仕様でした)
心残りがあって現世にこのような形で残ったガイコツキャラのガイソンさん。カミュたちがおつかいをすることで悔いがなくなり、天に召されるような演出です。ストーリー上で重要な演出なのですが、、、
たまたま僕がパーティーに連れていたどくろだいじんと全く同じで、失笑してしまったところ(振り返るとオモロイ)。
どっちがガイソンさんかわからん。これも容量に余裕があればこんなことにはならない。
ガイソンさんの光の点々は一体……
この演出は好きでした。もうちょっと演出を挟んでほしかった……。
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モンスターズ3が発売決定!
主人公「ピサロ」が魔物とともに戦うモンスターマスターとなり、
道中で出会ったエルフの少女「ロザリー」とさまざまな魔界を冒険します。多種多様なモンスターたちを仲間にしながら、ダークな冒険へ旅立ちましょう!
2023年12月1日(金)発売決定! グラフィックレベルがドレジャーズと同じなので、やや不安ですね……
まとめ
Nintendo Switch用に制作されたドラクエのジェネリック作品という印象でした。
子供向けに作ったとは思いますが、子供は面白さを論理的に説明する言語化が出来ないだけで、それを感じ取る能力は大人と変わらないと個人的には考えております。なので、クエスト(作業)ばかりを詰め込んだこのゲームは、子供向けなのかは疑わしいところです。
世界観や所々に挟まる演出は好きでしたが、個人的にはクソゲーに近かったです。ドラクエシリーズでも新要素みたいなものがあれば好奇心が刺激されたと思うのですが、そういったものもなく……終始心が死んでいました。クリア後の怒涛のおつかい追加はクレーム入れたいレベル。
ただ、ゲーマーの友人は、おつかい大好き・指示待ち人間で作業が超得意なので、面白かったですよ! と言うと予想されます。自由に攻略方法を考える余地が奪われるゲーム性が個人的に合わなかっただけ、とも言えますね。
人に依って評価が大きく分かれる作品になるでしょう。そう言えば、動画録画ができないのも謎でした。何より、体験版を配信して欲しかった。。。
→配信開始しているのでまずはプレイしてみてください★
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