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【笑み男】クリアした感想・評価(ネタバレ注意!!)

Nintendo Switch下ネタ注意

【2024年8月31日 声優一覧など 追記・更新】

2024年8月29日に発売されたNintendo Switchソフト『ファミコン探偵倶楽部 笑み男(えみお)』をクリアした感想・評価・前作『消えた後継者・うしろに立つ少女』との比較などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

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就職できずに当時薬学生だった彼女のヒモを経て、ブログで生計を立てることに成功(15年の交際を経て、結婚!)。ゲームやマンガなどエンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。ブログ歴8年目になり、当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

ファミコン探偵倶楽部 笑み男 とは

君に、永遠の笑顔をあげるから。

【商品紹介】ファミコンディスクシステムで発売した『消えた後継者』『うしろに立つ少女』に続く、「ファミコン探偵倶楽部」35年ぶりのシリーズ完全新作。探偵となったあなたは、「移動する」「聞く」「見る・調べる」などの操作コマンドを状況に応じて選択することでストーリーが進行していきます。豊富なアニメーションやフルボイスの会話シーンなどによる没入感のある演出の、自ら謎を解き進めてゆくインタラクティブドラマです。

公式サイト:https://www.nintendo.com/jp/switch/a7lqa/index.html

ジャンル:アドベンチャー

プレイ人数: 1人

CERO:C

引用:Amazonより

前作『消えた後継者・うしろに立つ少女』はクリア済みです

クリアした感想・評価

ストーリーは没入感あり。面白い!

【あらすじ】ある朝発見された、地元の男子中学生の絞殺死体。彼の亡骸には、不気味な笑顔が描かれた紙袋が被せられていた。その姿は、18年前に起きた「連続少女殺人事件」の被害者と同じだった。そしてこれらの事件は『笑み男(えみお)』という都市伝説によく似ているという。泣いている女の子の前に現れ、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるという不気味な噂話の起源とは……?空木探偵事務所は総力をあげて、この奇怪な事件に挑む。

地元の男子中学生の殺人事件と、18年前に起きた連続殺人事件。この2つのつながりである紙袋を被った『笑み男(えみお)』の謎を解き明かす、というのが本作の流れになります。

ゲームの操作としては、「移動する」「聞く」「見る・調べる」などの選択肢を状況に応じて選ぶだけ。たまに謎解きで、文字を打ち込むことがあるくらい。フルボイスで喋りますし、ログを見たり早送りすることも可能。かんたんで融通が効くので、初心者向けと言えるでしょう。

ストーリーはとても面白かったです。没入感があり、キャラが魅力的で、真実に辿り着くまで一歩ずつ進み、さらにはプレーヤーを上手にミスリードさせる……など。最終的には全ての謎が解けて疑問も残らないので、ストーリー重視の方や謎解きゲームが好きな方にはおすすめと言えるでしょう!

前作よりもプレイしやすくなった!!(嬉しい)

正直なところ、前作『消えた後継者・うしろに立つ少女』は、クソゲーに近い評価でした(僕が前作のレビューを書かなかった理由の一つでもある)。

ストーリーは面白いのですが、システム面に難アリ。とにかく、進行フラグを立てるのが面倒くさいんです。正しい順番で正しい選択肢を選ぶことでしか進行しないため、すぐに進行が止まり、没入感を削がれます。何度も何度も何度も同じ選択肢を選ぶことがストレス・苦痛になり、ゲームを楽しむのではなくフラグを見つける作業を強いられている感覚になっていました。原作をプレイしている方は異なる評価だと思います。

しかし!! 本作はその問題がほぼ解決されています。

 

次にどの選択肢を選べば良いのかを会話の中からそれとなく教えてくれます。なので、前作のように行き詰まる箇所はなかったです。

また、章の最後には、得た情報をまとめる行動:推理する をさせることで、プレーヤーにストーリーをしっかり理解してもらおうとする姿勢も前作より伝わります。

セーブ→ロードすると、あらすじを見直せるのも◎。一気にクリアまでプレイする方もいれば、一章ずつゆっくりと進めたい方もいると思います。多くのプレーヤーに配慮しています

あゆみちゃんがかわいい

本シリーズにおけるヒロインの橘あゆみ(CV:皆口裕子さん→ドラゴンボールのビーデルの声の方という印象です)。本作は、あゆみちゃんにも動きが多く、活躍も増えてます。メガネ姿も◎。

主人公は、あゆみちゃんに恋心をひそかに抱いている設定。ライバル(?)も登場。

 

あゆみちゃんとの出会いは、前作をプレイしましょう! 空木探偵事務所で助手になった経緯がわかります

犯罪の演出・描写が上手いので、注意が必要かも

おそらく、としか言えませんが、、、

・ストーカー

・アルコール依存症

・自殺

・首締め

などの描写によって、(ゲームとは言えど)悪い意味で大きく感情が動かされてしまう方は、本作のプレイはやめておいた方が良いかもしれません。グロくはないのですが、演出面で秀でているため、恐怖心などは伝わるものがあるからです。毒親要素も強いかも?

前作は、遺族の対応に疑問が残ったが……

(経験から語れる内容ではないですが)遺族の方に対して厚かましい対応なんじゃないかな? と思うところが前作にはありました。ただ、ファミコン探偵倶楽部の原作が発売した当時を考えると、フツーだったのかもしれません。

しかし、本作はそれが解消されている……と感じました。

相手の立場をより理解して、痛みに寄り添うような接し方と言いましょうか。主人公ではなく、似たような経験をしたあゆみちゃんだからこそ、という点も良かったと思います。

 

前作は、遺族の方への接し方に不快感があった。

独特のノリがある

感情的になって、大切な人に酷いことを言ってしまい、、、それを今の今まで後悔し続ける、みたいな。若気の至りだとも思えますが、個人的には「わかるなあ……」と。取り返しがつかないこともある、と教えてくれるよう。

 

オレは先輩、橘……、君は? → 後輩ですと答えさせる福山先生

あんまり好きになれなかったノリがこちら。後輩は先輩の命令に絶対服従という時代だとしても、いちいちドヤ顔であゆみちゃんに後輩であることを認識させるのは……。禅問答のよう。

 

スナックのママを怒らせてゲームオーバーに。

 

しつこく話を聞き出そうとして「可愛い」と声をかけた主人公に対し、ノリツッコミから警察に通報する麗子さん。こういうのは好きです(前作)。

 

チャックが開いてる このくだりはシリーズの鉄板のようです。

テキトーに名前をつけてはいけない

僕のようにテキトーに名前をつけると、ゲームの雰囲気を損なう恐れがあります。途中で名前を変えることは出来ないので(たぶん)、プレイする方は注意してください。

 

前作『消えた後継者・うしろに立つ少女』で名付けた名前は、そのまま本作『笑み男』に引き継ぐことが可能です。

エッチなことを考えてはいけない(ややネタバレ注意)

「君…… えっちだろ……?」 なぜわかった!?

クリア後のおまけ:福山先生の通信簿 における僕の評価です。

このゲームって、カーソルで好きなところを調べることが出来るんですよ。なので、無意識レベルでカーソルを動かしていたら、このセリフをいただきました。ハイ、すみません。

おそらく、このゲームシリーズで最も……………な婦警さん。婦警さんとの絡みを(無意識レベルで)求めていたので、嬉しかったですね。次回作があるならば、ぜひ登場させてくださいよろしくお願いいたします。

前作はコンタクトレンズでした。登場シーンも少なかったです。

 

まさか!!!!

 

『うしろに立つ少女』では、繁華街(大人の店)も登場。制作の方も、間違いなくえっちです(断言)。

小ネタ・その他

そう言えば、ニンテンドーミュージアムの見学に申し込みましたよ。当選したら中身やカフェなどのレビュー書きたいですね。

 

『消えた後継者・うしろに立つ少女』の中古価格が高騰しています。ここまで高騰する例は、あまり見たことがないですね。メルカリでは2万円を超えています。投資が大好きなので、ゲーム価格の変動も興味深いですね。

 

本作は体験版もあります。三章までプレイ出来るので、ぜひ!! 素晴らしい体験版だと思います。

 

前作もそうですが、クリア後に通信簿がもらえます。ただ、なぜその評価になったのかがわかんないんです。内部パラメーターの事情を知りたい。

声優一覧

主人公:緒方惠美

橘 あゆみ:皆口裕子

空木俊介:各務立基

鎌田公晴:大塚芳忠

久瀬 純子:白石涼子

神原大輔:KENN

佐々木英介:斉藤壮馬

福山翼:小野友樹

森本めぐみ:大橋彩香

滝口康平:重松千晴

宮下美千代:上田瞳

久瀬よし江:定岡小百合

森本ひろみ:沢城みゆき

轟モーターズ社長:田渕捋平

轟モーターズ夫人:須部和佳奈

都筑 実:高橋広樹

久瀬誠:阿座上洋平

婦警さん:沢樹ゆうは

タクシー運転手:花江夏樹

生徒A:堀江 瞬

生徒B:古賀英里奈

生徒C:小原好美

介護士:夏代めぐみ

アナウンサー:山本亜衣

大澤トヲル:米山伸伍

似顔絵搜查官:水花天乃

情報通のおばちゃん:くじら

子どもA:石川明日菜

子どもB:中臣真菜

子ども C:間中三雲

工事現場の人A:銀河万丈

送迎ドライバー:山口正秀

河合ひとみ:小山力也

マスター加藤:志賀麻登佳

など。こんなに声優さんを起用していたとは……。

気になるところ

ゲームの自由度は皆無です。あゆみちゃんと2人で調査するエリアを決めることが出来そうで、出来ませんでした。

 

支障が生ないように~ぢゃ

本シリーズでは、言葉遣いにおいて、なぜか「ぢ」を使うキャラが登場します。これは僕が今までプレイしてきたゲームすべての中でも特異なものです。原因がわからないムズムズ感というか、気持ち悪さのようなモノがあります。

 

消えた後継者』の熊田と、『うしろに立つ少女』の駒田。必ず一人は登場するため、次回作でも 菊田   もしくは 毛馬田or蹴鞠田(けまだ) という名前で登場するかもしれませんね。

 

じゃ」で良いと思います。

クリア時間・クリア後

クリア時間は、7~8時間くらいでしょうか。

クリア後は、チャプター選択・音楽鑑賞・福山先生の通信簿を見ることが出来ます。また、『ファミコン探偵倶楽部 ミノル』が解禁されます。全編アニメーションです。

ネタバレ

あらすじ一覧

 

ストーリー要約

ストーリーを要約する=キャラの半生を説明することになるため、キーパーソン3人の内容を綴っておきます。

都筑 実:本作の元凶。アル中の父から妹:えみこを守る生活をする中で、紙袋を被ってえみこを笑顔にすることに希望を持つ。しかし、えみこが事故で死亡→父を殺して少年院へ。その後、轟モーターズで働く。えみこを守る、という執着から顔面を笑み男に無理やり整形し、血だらけになった部屋を後にする(血だらけ=死んだと思われていた)。泣いている女の子を見つけて声をかける変質者になり、これが都市伝説へ昇華される。幼少期の久瀬刑事に声をかけるも、久瀬刑事の兄:誠に妨害される。その姿を見てかつての自分を想起→誠をさらい、自分のように教育し、自分の名前で工事現場などで働かせる(だから工事現場の人は似顔絵を間違えた)。20年後、廃村で久瀬刑事に見つかる。久瀬刑事の首を絞めている時に背後から、記憶を取り戻した誠によって撲殺される。クリア後は、空木探偵が山陰の村で都筑 実を追っていたアニメ『ファミコン探偵倶楽部 ミノル』を見ることが可能。

笑み男→無表情だった自分の口を引き裂いて、バッドマンのジョーカーのように

 

久瀬刑事:幼少期に、都筑 実に泣いているところを見つかり、結果的に兄:誠を連れ去られる。話を聞きにきた空木探偵にもそのことを話さず、誰にも言わないまま大人になって刑事になる。ポンプ場で自殺した佐々木 英介を発見し、ネクタイと遺書を回収。取り壊す前に実家から入手した笑み男の紙袋を英介にかぶせ、匿名で通報。18年前の事件を周囲に想起させ、自身が捜査に加わることに成功する。単独行動が多くなり、最終章で主人公と廃村ではちあわせるが、兄・誠を発見。都筑 実に殺されそうになるが、兄:誠が撲殺して助かる。その後、錯乱した兄:誠が襲ってくるが、久瀬刑事の不審な行動に気付いていた神原刑事の射撃で撃退。クリア後、警察を辞職し神原と結婚、兄と三人で生きていく。

 

佐々木 英介:好きだった女の子:森本めぐみが、福山先生に告白するところを見てしまう。その後、口論。成績不振やそのこともあってか自殺してしまう(自殺の理由は明確に綴られてはいなかった)。自殺後、バイクに乗った久瀬刑事によって発見され、紙袋を顔にかぶらされた。この事件が発端で、主人公は調査を開始する。

『ファミコン探偵倶楽部 ミノル』の感想

ネタバレになりますが、都筑 実の半生を描いたアニメーションです。20分くらいあった気がします。

個人的には、好きじゃなかったですね。探偵モノ・推理モノって、ハッピーエンドだから好きって部分も僕はあるんですよ。それが、このアニメを見ることで、気持ちの良い終わり方ではなくなります。後味がよろしくない。ミノルに共感することもなければ、かわいそう……ともならなかったです。ストーリーの理解を深める側面はあるでしょう。

モデルは、エド・ゲインかな? と思いました(OutlastのDLCで有名なエディ・グルースキンを思い出しました)。その異常性が兄妹愛に向いちゃってますけど。『鬼滅の刃』などで鬼側に感情移入する人には良いかもしれませんね。

数十分にわたり、倍速なしでアニメを見たのも久々でした。ただ、このアニメを最後に持ってくるということは、制作の方が伝えたいメッセージもあると思います。一つの作品として、最後にアニメーションを流すのは、ゲームとしての試みという点では新しさがあり素晴らしいと感じました。

まとめ

面白かったです! 最後のアニメーションは好きじゃなかったですが、それ以外は概ね満足でした。ナスの花言葉にかかるようなエンディングも良かったと思います。前作の不快なシステム面も改善されていましたし、よりストーリーとキャラに没入出来るような試みも好きでしたね。

ただ、それらの感情は、福山先生の通信簿(クリア後のプレーヤーを評価するシステム)の最後の一言で吹っ飛んじゃいました笑。えっちだろ? となんで評価されたのか、わかる方いたらぜひコメントください。

ストーリーを考える(複数の事件を並行させて結びつける)のは本当に大変でしょうが、個人的には続編も期待したいと思います。ありがとうございました!

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