【2024年9月3日 追記・更新】
2022年11月4日に発売されたNintendo Switch™/ Steam®ソフト『HARVESTELLA(ハーヴェステラ)』をクリアした感想・評価・金策などの攻略情報を綴っています。項によっては、ネタバレ超注意です。
HARVESTELLA(ハーヴェステラ) とは
スクウェア・エニックスがおくる完全新作の生活シミュレーションRPG「HARVESTELLA」。
季節の変わり目ごとに訪れ、全ての生命を脅かす災厄「死季」のさなか、目覚める主人公。色彩豊かな自宅を拠点に自給自足の生活をしながら、仲間と協力し脅威を乗り越え、世界の成り立ちと災厄の真相に迫っていきます。
プレイ人数:1人
ジャンル:ファンタジー×生活シミュレーションRPG
CERO:B
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「記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。」
クリアした感想・評価
ストーリーが凄まじい。想像を超えてくる
物語の舞台は、「シーズライト」と呼ばれる巨大な四つの結晶体が存在する惑星。
「シーズライト 」は四季をつかさどり、生きとし生けるもの全てが、その恩恵を授かっていた。しかし、いつしかシーズライトに異変が生じ、季節の変わり目に「死季」が発生するようになる。死の季節ーー「死季」。シーズライトは異常に発光し、大気を舞う光の塵が、あらゆる生命を脅かす。作物は枯れ、人々は外を歩くことすらできない。ある死季の日に、辺境の村で生き倒れていた旅人の主人公。主人公と、とある少女との出会いが、冒険の始まりを告げる。
……少女は言う。
「たぶん、私は……この時代の未来からやってきたのだと思う。」
死季の謎を究明しようとする少女ーーアリアとともに、主人公は、この世界の真実に迫る旅路へと、歩みだすのだった。
空から隕石のようなものが降ってきて、その中から怪我をした魔族と呼ばれる存在を助けることに。
住民から忌み嫌われる魔族ですが、その詳細は不明。すると、消えた鎧の中からなんと少女が。どうやら本人曰く、タイムディザスター(時間災害)で別の時代に迷い込んだかも……? とのこと。←体験版ではこの辺りまで
体験版をプレイした感想は、『アトリエ』シリーズや『ルーンファクトリー』っぽいのかな? と。畑を耕して、種を蒔いて、水やりをして、採集をして……。農作業も『天穂のサクナヒメ』ほどガチではないですが、割りと真面目に取り組まないといけない印象でした。
クリア時間に50時間ほど要したこともあるのですが、体験版からは想像も出来ないほど凄まじいストーリー展開がありました。
簡潔に述べると、過酷な運命をキャラに背負わせて、究極の選択を強いるような……他作品に例えるならば、『FINAL FANTASY X』や『ニーア・オートマタ』のような、苦しみの二重螺旋から逃れられない中でもがき続け、構造そのものとの戦いに至るような話です。
レゾンデートルなどの哲学的な会話もあり(存在意義という意味だが、比較的易しめ)、希望とは何か、夢とは何か、選択とは何か……全てが絶望へ還る中で、小さな小さな希望を見出していくことの大切さを、丁寧に段階を追って描いていました。
ネタバレの項で後述していますが、そのほとんどがゲームそのものの面白さを奪う類のネタバレになり得るので、本当に注意です。
農作業をいかに効率良く行うか
畑では野菜・穀物・果物を育てることができ、出荷してお金にしたりクラフトの素材にします。さらに穫れた野菜などを使って料理にすると、HP回復や一時的なステータス上昇効果があり冒険に非常に役立ちます。丸っこい鳥「オムドリ」や凛としたヤギ「メーチェ」、ペット「トトカク」を世話しておくと良いことがあるかもしれません。
本作の醍醐味です。おすすめの出荷品など、詳しくは金策の項で後述していますが、裏技とかチートアイテムとかそういったものがおそらくないので、相当バランスを考えられている気がします。デザインよりも、いかに収入を得るかに重きが置かれています。
季節が移ろうことで収穫出来るものと出来なくなるものが異なってくるのもポイント。例えば、冬になれば育てることが出来る作物そのものが激減するので、春・夏・秋でストックしなければならなかったり。操作も含めて慣れが必要です。
限られたお金の中で最善の選択肢を状況別に選び続ける必要があります。面白くもあり、難しくもある部分ですね。
音楽がものすごく良い。ものすごく。
ゲームのレビュー記事を書くような生活を送っていますが、耳に残る音楽とそうでない音楽が趣味趣向以前にあります。しかし本作は、耳に残るだけでなく、サントラを買いたくなるレベルで音楽が個人的には良かったですね。
例えば、ネメアの街。街に入るだけでテンションが上がるくらい好きで、口笛を吹いてしまうほど。実生活でもピアノで弾きたくなるような曲で、記事執筆中に公式サイトで聞きながら癒やされていました。
また、展開に応じて挿入される曲の質・タイミングも完璧というか……。シナリオの起承転結とキャラの喜怒哀楽に合わせてそれっぽい音楽が入るので、プレーヤーは自然に感情移入してしまいます。その「それっぽい音楽」の質が極めて高いのも特徴でした。
特に良かった曲
- ネメアの街 昼
- 濡れた足跡
- 浜辺の町シャトラ 夜
- 珊瑚の神殿
- 触れ合う心
- HARVESTELLA~メインテーマ Piano version
などなど
サブクエストが凝ってる
RPGの定番のサブクエストですが、こちらもメインに劣らず、一つひとつがものすごく凝っていました。お使いするだけで報酬を貰える簡単なものは一つもなく、二転三転する上に、サブクエストで出会った人物同士が繋がったり……依頼をこなすことで人の優しさを知ったり、報われたり。人の営みを描いているというか、ドラマや映画をたくさん見てきた人が描いたんやろうなあ……と感じるものばかりでした。(ちょっと記憶喪失の人が多い気もする)
「桜のいたずら」は、わかっていても涙してしまいました
サブクエストをクリアすると、お礼の手紙が届くのも◎。ただ、報酬を入手するまで時間を要しますし、マップが限られているのでクリアしたダンジョンを何度も何度も訪れることにはなります。
キャラの親密度が影響を及ぼす
新たなる信仰の形を探求する巡礼師「シュリカ」、キザな優男のメカニック「ハイネ」、風詠みの民の末裔「アジール」、そして未来から来たと語る謎の少女「アリア」などと協力し、時には対峙します。彼らが抱える悩みやその生き方に向き合うことで、より理解を深めていきます。
本作の仲間キャラには親密度があります。これもサブクエスト同様で、キャラの人生を知り、悩みや迷いを知り、それを最終的には解決へ導くというもの。例えばエモとの親密度がMAX↑↑になると、パーティボーナス↓↓で防御力が上昇します。また、エモの武器強化アイテム「ローレライの涙」を入手することも出来るので、ゲーム攻略上でも必要になるでしょう。
体験版でも出てきた医者のクレスからは、死季の影響で両親を……という話を聞けたり。クレスはバトルメンバーではありませんが、親密度が設定されている理由もまた、このゲームの懐の深さを表現していました(後述)。
イスティナは幼い頃から人を殺めることしかしてこなかった的な設定で、やや重め……
ダンジョン内のセーブポイントで料理を食べることで、キャラ同士の会話が発生することも。一通り試しましたが、全ての料理で会話が発生するわけではなかったです。会話の内容は必ずしも料理別ではなく、作られた地域別だったり。かきあげうどんの会話とか好きでした。
また、本作はキャラのボイスがないと思っていたのですが、近づくと一言だけ喋ったり。クレジットを見ると、有名な声優さんが起用されていましたね。
バトルは……
素早い剣技を放つ「ファイター」、双剣で致命傷を与える「シャドウ・ウォーカー」、魔法攻撃に特化した「メイジ」など多種多様なジョブをバトル中に即座に切り替えながら戦況を打破していく。強敵に対してはうまく弱点をついてダブルブレイクで一気に片付けましょう。
本作で最も評価が割れるであろうバトル。アクションRPGと呼べるレベルではないですし、色々なジョブがあるなど面白さはあったのですが……。戦略やコマンド入力よりも結局レベルが大切なのかな、と。
まず、仲間キャラの行動はAIに完全お任せ。そして、回復魔法を使えるキャラがいないこともあり、主人公が料理を使って回復する必要があります。
また、必殺技が出しにくいのも難点。発動させるためにはボスの弱点属性を2つ突いて(画像左上の時計の針のようなもの)ダブルブレイク状態にする必要があるのですが、狙ってするのは難しいです。ゲーム中で出来たのは3回のみ。
低レベル進行でしたが、それでも四分の一ほど削れました。
オーブによる属性攻撃やジョブ変更をして的確に弱点を突きつつ、ダブルブレイクを狙おう……という戦法を制作は推奨していると思うのですが……結局はゴリ押しのジョブ:ファイター一択でした。
ジョブをセットしていないとジョブポイントが入らないので、全てのジョブに万遍なくジョブポイントを行き渡らせることが不可能。よって、ある程度吟味する必要があります。そして、どれもしっくり来なかった……というのが個人的な感想です。
体験版の最序盤ですら全滅したので、コツを掴むまでは難しめ。スタミナ管理もそうですし、料理もそう。また、敵がどんどん強くなるので、割りと全滅しやすい
あとは、オートセーブをもっと入れてほしかったですね……。自宅に帰った後に1回入るだけなので、マメにセーブしないとゲームオーバーになってやる気を喪失しかねません。全滅したらベッドの上で目覚めるのですが、治療費が三割増しに上がっていきます(これも地味にキツイ)。
ダンジョンは基本的に一本道。入り組んでいますが、最終的にはショートカットを開通したり。たまにギミックや謎解きなどもありますが、あからさまに迷わせにくるようなものはナシ。
風に乗ってビルを移動しながら戦う特殊なバトル。限られた容量の中で(ストーリーや農作業を優先しながらも)、楽しませようと努力する姿勢が伝わったので記しておきます。
スタミナ管理と料理(回復アイテム)に慣れる必要あり
山菜とキノコ炒め。家の周辺でワイルドリーフとキノコが収穫出来ることもあり、中盤まではこれオンリーでOKってくらい。終盤までサンドウィッチばかりでした。
本作で最初に躓いた部分。ダッシュするにしても採集するにしてもバトルするにしても、スタミナが必要になります。なぜ言及するのかと言うと、すぐにスタミナが無くなる上、HPと異なり、強化しようがないから。
そこで、料理を作成して、食べることで回復することになります。
ピクニックサンドイッチが本作で一番使ったアイテムかも。
料理をするには素材が必要で、これらを採集や農作業から得る必要があります。コーンスープは出荷にもおすすめ。
最終盤は、ムーンフルーツの三日月タルト一択でした。スキルのクールタイム短縮、ブレイクゲージが3倍になるなど、超有用な効果が付随。
また、スタミナがなくなった時には、積極的にベッドで眠って一日をやり過ごすことをおすすめしたいです。やれることはやっておこう、と考えて、サブクエストなどで合間を埋めようとしましたが、、、農作業のコツ(=ゲームのコツ)を完全に掴むには最初の1シーズンだけでは難しいと思えるからです。
具体的には、秋になってレシピを入手→春にしか取れん野菜が必要やん!! 次の春まで待たないけんのか……みたいなことが、どうしても起きがち。
グラフィックはショボいが、イラストがかわいい
バトルにしてもイベントにしても、グラフィックレベルが高い作品でないことは確かです。ただ相対的に、料理がとても美味しそうに見えます。
釣ったレイトウワカサギ(かわいい)↓↓がこんなおしゃれな料理↑↑に
グラフィックとイラストの差が如実に表現された一コマ。本作で最も悲しくなった部分ですかね……もうちょっとグラフィックレベルが高ければ、、、というのが個人の感想です。ただ、ゲームボリュームが多めで、要所要所のイベントではしっかりと描かれています。
選択肢は無意味でもない
序盤は何のための選択肢かわからなかった
ストーリーやサブクエストなど、中盤までは展開に影響を与えない選択肢ばかりが続きます。どちらを選んでも会話が変わるだけなので、意味あるんかな? と考えていたのですが……終盤になると選択そのものの責任が比較にならないほど重くなりますし、エンディング内容が変わるものなども様々。
また、結構ボケることも出来ます。ドラクエでわざと「いいえ」を選びたがるような人にもおすすめ。
アリアのツッコミ好き。重い話もある一方で、やり取りに関しては面白い作品だと思います(ユニコーンや畑の妖精など)
いろんなゲームの良いところを取り込んでる(ややネタバレ注意)
ドラクエ11のクレイモラン……?
採集では『アトリエシリーズ』、ストーリーでは『FF10』と言及しましたが、他にもあります。
これも……ニーアオートマタ?
クロノトリガーやろ!
裁判にかけられている一コマ。あの時にあーゆー選択をさせられたのは、そういうことだったのね……みたいな。
オクトパストラベラーそのもの
空席の王座があるのならば、バイオ4も入れてほしかったなあ……と(入れるかどうかを検討はしたはず)。
エロは少ないが……
白衣を脱いだらそんな格好しとんか……とビビった一コマ。少なくともお医者様の格好じゃない
ハイネのキャラクエストでのみ登場するフィアソラ
零~濡鴉ノ巫女っぽい
その他・小ネタ(ネタバレ注意)
パンサラッサ・ジャンクション の行き方がわからなくなって3分くらい焦りました。アリアが住んでいるところのパネルの緑の光を調べればOK
こいつが仲間になんの? と思ったディアンサス。武器性能を上げたのに離脱された時は、お前種泥棒かよ! とツッコんでしまいましたが、後でちゃんと戻ってきましたね笑。
違和感しかない
雰囲気を変えて話そう、みたいな展開も多く、みんな海が好き。ゲーム内で雰囲気を意識させるような、会話の間があったりしたのも◎。
釣りの角度が毎回異なるのは◎
雨の日は家の中に入るトトカク。なんで二体いるのかもわからないですが、くさそう……
武器強化アイテムで最も入手が大変だった紅鉄。遊園地マラソンがキツイ。画像はこのゲームで最も嬉しかった一コマ笑。
ネメアに入ろうとしてゲームが落ちたのが1回、画面が緑になったバグもありました(すぐ直る)。
MAPがわからなくなるほど配置されたFEAR……
スペースワールドを思い出しました
クリア時間・クリア後
45~50時間くらいはかかったでしょうか。サブクエストは全部やったのですが、キャラクエストは使うキャラ+クレス・ユニコーンのみで、全員はクリアしませんでした。
また、クリア後のやりこみ要素も多めで、プレイ方針によっては100時間遊べるゲームだと思います。
クリア後は、家の南の井戸が迷宮に。そこで入手出来るアイテムをカオスクリーナーにかければ、武器強化が可能だったり。また、数日過ごすと、村長が来訪してきます(後述)。
攻略情報
金策について
問題の構造を把握し、物事の順序を整え、費用対効果を考え、実行に移していく。超得意分野ですが、、、ま~~~~考えさせられました。最優先は、レシピを購入して、街に料理を納品及び出荷すること
納品→お金だけでなく、新レシピや採集の心得(採集個数が増えたり)など。個人的な結論ですが、これを最優先すべきかなと。
そのためには、料理に必要な作物を意識して育てなければなりませんが、レシピを入手するタイミングは本当にバラバラなので、一通り作ってみて間違いありません。
そして、育てるためには土壌・種・苗木も必要、加工するにも機械が必要、経費も多大にかかります(農業の大変さの表現なのかなと思ったり)。また、納品するものとは別に、バトルで使用する回復アイテムのための料理も必要。
必要なことだらけではありますが、その経費削減に最も効率的な手段が、サブクエストをこなすこと。クエスト報酬として、お金とアイテムを貰えます。なので、メインと並行して、強制的に近いレベルでサブクエストをこなす必要があります。
この説明で500円の黒真珠。金策アイテムが、全然金策にならない。星水晶も200円。
最も効果な太陽石5000円ですが、ゲーム中で5個も入手出来るか怪しい上に、5000円なんて経費や武器強化ですぐに吹っ飛びます。
しびレモンの苗木は1760円で売れますが、しびレモンを一度植えれば夏になれば何度も収穫可能。ただ、収穫して出荷するだけでは元は取れない気がします。ジャムに加工して出荷したり、料理にして回復アイテムにしたりするのも良いのですが、どれだけ仕入れるかは考えなければなりません。
おすすめの出荷(と言っても、前半は地道にやるしかないかも?)
コショウ:335(リボルペッパー265)
ブドウジャム:455
ピーチジャム:610
ひんやり冷製コーンスープ:1750(チルドプラント入手がやや大変)
マッカカオの苗木:1920
ムーンフルーツの苗木:20 ←制作の意地悪!!!
ペット「トトカク」は移動手段としてはおすすめですが、、、エサを購入して強化するかは悩みどころ。屋根裏のトロフィーが必要なければ、ゲーム的におすすめは特にしない。
丸っこい鳥「オムドリ」は卵を、凛としたヤギ「メーチェ」はミルクを入手出来ますが、小屋を建ててエサを生産する手間を考えると、、、個人的には、おすすめ出来るかはかなり怪しい。リュックもレベル3で充分。
妖精クエストをこなすと畑の性能がアップしますが、僕の場合、畑を耕すアクションは1回で9マス出来るようになりましたが、水やりは3マスずつのままでした。
理想は、出荷・納品・セーブポイントでのイベント用に3つずつ料理を作っていくこと……になるんでしょうか。
まとめると
- 料理を納品・出荷して収入を得る
- そのために作物を育てる
- 作物を育てるためにサブクエストを積極的にする
- 畑を拡大したり、武器を強化する
セイレーン(ローレライ)が強い
最初に躓いたボス。死の狂想曲? みたいなメイルシュトロームで何度も即死しました。。。
まず、エモが絶対に必須です。水属性に対するマジックバリア的なものを張ってくれます。そして、質素な耐水の指輪(シャトラで買えたはず)も絶対に装備しましょう。
エモとイスティナで臨み、レベル23で倒せました。パーティボーナスがクリティカルなので、イスティナは最後までスタメンでした。
回復は、ピクニックサンドイッチ。ただ、5つで胃がいっぱいになるので、それまでに倒したいところ。★賢者の根菜などはドリンクに加工して後半の重要なバトルまで温存しましょう。胃に溜まらないので、何度も回復することが出来ます。
倒すと、水の妖精のおかげで水辺のバイオームが解禁されます。ココナッツやスイカ、ミツミ草(シロップ)などを育てましょう!
ガイスト
シーズライトからパワーを貰って大技を撃ってくるので、ダッシュで詰め寄って必ず破壊しましょう。そうしないと全滅です。初めてゴリ押し中にダブルブレイクから必殺技を撃てたので、アリア・イスティナ・アインをおすすめ出来ます。
ガイア防衛システム
ラスボスより強かった。。。ダブルブレイクの前に耐久に不安があったので、こちらもエモを入れました。ここのダンジョンは、隠者の根菜やムーンフルーツの苗木を拾えるので、レベル上げも踏まえて10周くらいマラソンをした記憶。
FEARをどこかで狩ろう
同じレベルくらいであれば倒せますし、距離感を絶妙に保てば仲間が倒してくれることもあります(距離感をミスると逃げた判定になって全回復されるので難しい)。メイジでちくちくするのもアリ。ジョブにもよりますが、高級な豪傑の腕輪なんかが大当たりです。
ファイターの憶石は重要
爆弾レベル2・修理レベル2はゲーム後半で買えるようになります。修理レベル2は、なかなか素材が集まらず、セーブして中身を確認して要らなかったらリセしたりしてました。
溶岩バイオームのドアを修理レベル2で開けましょう。ラスボス戦で、ファイターの憶石は必須でした。食事アイテム効果アップは超重要。
最後まで分からなかったこと
遊園地のMAPにいた謎の人物。刀と鞘……ジョブ:侍とかありそう。隠しジョブは見つけられず。
マグロ料理だけ最後まで作れず(釣れなかった……)。時間帯や季節なんかあるんかな。夏の夜に釣れるらしいです。
シノアサリの味噌汁のレシピは、クリア後の井戸20Fで見つけました。
コロちゃん人形をそれなりに集めたけど、最後までわからず。カレノイド40Fにもありました。その後、、屋根裏のトロフィーもなし。屋根裏のトロフィーの正確な意味もわからず。
ストーリーのネタバレなど(超注意!!)
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アリアの正体
アリアはオリジナルの地球(ロスト・ガイア)から、クローンで作られた地球(リ・ガイア)へやってきただけだと判明。未来からやってきたと思わせる最序盤の演出の伏線がここで回収された時に、すごい! と同時に、制作の狙い通りの感情を抱いたというか悔しくなりましたね。
絶滅を見越して種の保存を人工知能(魔族)に外注。魔族もまた鎧を着た人間ではなく、鎧に人工知能をインストールしただけの存在。そして、アリアとその両親はその人工知能の生みの親だった。
さらに、アリアと同じ時間を生きた一部の人間が、月の揺り籠という場所でコールドスリープされていたことも判明する。
宇宙とか星とか月とか……農業だけではなかった
エンディング3種類
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振り返ってみると、選択を迫られるけど道は一つじゃない という最序盤の言葉がヒントになってましたね。
住めなくなったオリジナルの地球(ロスト・ガイア)の住民により、人工知能に種の保存を委託。そこで、人工知能が星の研究をする。星核(星の設計図みたいな)を解析した結果、複製してクローンの地球(リ・ガイア)を作ろうと。シーズライトはそのための装置。リ・ガイアでシーズライトが生態系を整えていく過程で生まれたのが、アリア以外の仲間のキャラだと言う。アリアの両親は最先端の科学者だったが、人間が死季に勝つのは不可能と判断。そしてゲーム内で主人公たちが生きている時間で、リ・ガイアも滅びようとしてる。
でも、シーズライトのエネルギーを使えば一時的に死季をガード出来るバリアを張れるよ、と人工知能から提案が……。ただし、面積的な問題で、ロスト・ガイアの人類(カイン)orリ・ガイアの人類(アベル)のどちらかを選ぶしかない、と。この判断を誰かに委ねても戦争が起こるし時間もない。
どちらの時間も生きたアリアは、カインかアベルか……つまり、自分の人類か未来の人類か、どちらかを選択するのに最適任者だと人工知能が言う。バリア張るアイディアも両親がしてたし、このままだとどっちも滅亡やし、死季はなくならないし……と。
つまり、アリアからすれば、主人公含めた旅の仲間or両親の意志を継いだ科学者仲間か、どちらかを生き残らせる選択をしろと。
葛藤の末、アリアは犠牲になった者たちを捨てられぬ、と判断し、主人公たちやクローン地球を捨てる=滅ぼす→魔王に。主人公たちはアリアによって絶滅させられることを避けるためにも、アリアと対峙する展開に。
悲しいなあ……
アリアの精神世界で説得するも言葉が全く届かないので、アリア自身の日記を見せることに(言葉にすると軽いが、ものすごく葛藤が伝わる演出。他者の言葉が届かないってところが特に好きで共感)。
アリアを魔王から解放、でも、アリアを説き伏せたんだから主人公が判断しろ、と。
ここでカイン(月の揺り籠にコールドスリープしているガイアの人たち)を残すを選ぶと、バッドエンド:Fantine。調べたらレ・ミゼラブルの記事から 悲惨 と。絶滅を待つしかなくなった、という解釈で良いでしょう。
逆に、アベル(主人公やその仲間などのリ・ガイア)を選ぶと、バッドエンド:Double Herix。二重螺旋つまり、終わりがない連鎖の中にまた身を投じたので、死季は解決せずに繰り返されるという意味ですね。
ここでゴネると、真エンドへの道が拓けます。死季をなくす方法を考えよう! と(FF10のユウナレスカを倒した場面のよう)。
その後色々あって、よく考えたらまだプロト・シーズライトを使う手段があったわ、と考えに至ることに。危険な手段だったものの、なんとかリ・ガイアへ落として、主人公とアリアが脱出。その後は、星の地殻の内側へ入ることに。
少女の正体
最序盤に登場した謎の少女と出会うことに。リ・ガイアの説明を見ると、ガイストなどの人工知能が生み出した人格みたいなモンでしょうか。アリアの孫とも言えるかも?
ラスボスはガイアの意志そのもの。画像上の「人の終わりの夢」というラスボスは、『FF9』で言うところのペプシマンみたいなモンなのかな、と。
ガイアの意志としては、人間は滅びるように目的を持っているからこのような事態になった云々……でも、主人公たちはそれを否定、あきらめない、みたいな感じでした。ニーアオートマタのEエンドのよう。
主人公の正体
アリア→ディアンサスやガイストなどの人工知能→リ・ガイア→アインというつながりが最終的にわかりました。
カレノイド
井戸の奥を進んでいく、いわゆるクリア後の迷宮ですね。
45Fくらいまで行けたのですが、それ以降はレベル60~の敵ばかりで挫折。少女の秘密を話してくれるそうです。
クリア後の★★イベント(追記しました)
数日寝ると、村長が人生のパートナーを決めろ、と指輪のレシピをくれます。親密度MAXの仲間にプロポーズすることで一緒に住むことが出来ます。このイベントも面白かったですね。
妖精に手紙を渡すことになるのですが……
妖精がぺらぺら喋るみたいな描写が。。。キャラの個性が存分に出ており、ここまでクリアした方には超おすすめのイベントでした。ストーリーに最も適合していたのはアリアでしたね。
もちろん、ディアンサスと同居することも可能です……笑
ユニコーンは完全にギャグ枠でした……笑。家に入って同居するわけではないので小屋を作れと言われるのですが、街の工具屋にユニコーンの小屋を建てるメニューはなかったです。
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まとめ
体験版をプレイした感触からは想像も出来ないほど壮大なストーリーがあり、ゲームバランスや音楽、一つひとつのサブクエストにも熱意を感じる作品でした。バトルやグラフィックやボイスなど、足りない部分が許容できるほどに。個人的には神ゲーでした。
ただ、ゲームとして目新しい要素は0。物事の順序を考える必要がある点でも好みが分かれそうですし、ストーリーに関してはゲーム内の図鑑で解説が欲しかったですね(記事を書くのに時間がかかった八つ当たり)。
また、最高効率で最短クリアするにはどのような手順を踏めば良いのかが気になるので……RTAを見てみたい作品でもあります。
(2024年4月 追記)
改めて振り返ると、素晴らしい作品だったと感じています。特に音楽は、ゲーム史上最高傑作と言って良いレベルで好き。現在進行系で聞いています。大好き。
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コメント
刀はカードキー入手して開けるところ、鞘は暗証番号
カードキーはトトカム泳げるようにして城から泳いで右上の穴掘る洞窟にいるフリー敵
暗証番号は街の本読み
カノレイドはクリア前でも死季限定で行けます
カレノイドでした、失礼しました