2024年12月27日に発売されたMOE (モエ) 2025年 02月号の特集「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」の概要とランキングの紹介記事になります。また、歴代受賞作を紹介した記事なども。
MOE(モエ) とは
1979年に偕成社から「絵本とおはなし」として創刊され、1983年に月刊『MOE』(モエ)と改称された。その後、偕成社の完全子会社であるMOE出版が版元となり、その後再び偕成社発行に戻ったが、1992年4月号から版元は白泉社に移った。偕成社、MOE出版時代では、月刊絵本とおはなし新人賞、月刊MOE童話大賞、MOEコミック大賞という賞が存在していた。人気絵本・人気キャラクターをテーマとした巻頭特集を中心とし、その他、アート・映画・旅・ハンドメイド雑貨・スイーツなど、旬の情報のページも組まれている。また、絵本作家を支援するグランプリやイラスト・絵本スクールを開講している:Wikipediaより引用
MOE絵本屋さん大賞2024
■ 巻頭特集 全国の絵本屋さん3000人に聞いた絵本ランキング
第17回MOE絵本屋さん大賞2024
全国の絵本屋さん3000人に聞いた「2024年、もっともおすすめしたい絵本」が決定! 2024年の絵本ランキングを1~30位まで一挙ご紹介。受賞作家へのインタビュー、全国の絵本屋さんから寄せられた推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をたっぷりとお届けします。
同時発表の「新人賞」、0・1・2歳向けの絵本を対象にした「ファーストブック賞」、MOE読者によるアンケートで選ばれた注目の絵本作品にもご注目ください。
この記事では、第16回MOE絵本屋さん大賞2024の1~10位を紹介しています。
★詳細は本誌を読むことを強くおすすめします。11~30位の紹介、一つ一つの作品の解説、受賞作家インタビューやアトリエの様子、選んだ基準などがわかる座談会、本屋さんの紹介など多岐に渡っているためです。それでは紹介していきます。
1位:大ピンチずかん2
大ピンチグラフ採用で大ピンチが丸わかり!
子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。
進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。
さてきみの大ピンチの原因はなんだろう?ドキドキ?イライラ?それともつらい?編集担当者からのおすすめ情報
ベストセラー絵本『大ピンチずかん』の第2弾が、満を持して登場。その名も『大ピンチずかん2』!・・・ふつうだ。しかし内容はやっぱり期待を裏切らない。親子で一緒に楽しめる、大爆笑に満ちている!
きみはごはんつぶをふんだことはあるかな?
外でズボンのゴムが切れたことは?
大ピンチは日常の生活の中で、ふとした拍子に突然やってくる。『大ピンチずかん』を知っているきみたちはもうあせったりしない。
今回新たに採用された大ピンチグラフで、このピンチは何が原因か考える。そしてきみたちは気づくはずだ。
そう、この時点でこれはもうピンチですらないことを。
そんな『大ピンチずかん2』。
いつも手元に置いて、突然の大ピンチに備えてほしい。
2位:わすれていいから
いつもそばにいてくれて ありがとう
あるひ、いえにやってきた おれ。
そこには、うまれたばかりの おまえ がいた。ここは、おれたちのなわばり。
一緒に成長する猫と子ども。
二人とも隅っこが好きで、いつもくっついていたけど、
気がついたら隅っこに おまえ がいないことが多くなって――。当たり前に過ごしている時間が愛しくなる、大切な人に贈りたい絵本です。
3位:シカしかいない
公園、銭湯、レストラン…どこをみてもシカしかいない!
探し絵のようにすみずみまで見入ってしまう、ちょっとシュールで不思議な魅力のシカ絵本が誕生!
でも本当に、シカしかいない?
2024年8月刊
4位:いちごりら
いちごのすきな ごりらさん いっぱいいっぱい たべたらね いちごりらになっちゃった! リズミカルな展開とシュールなイラストで、見れば見るほどクセになる! ことばあそびと迫力ある絵変わりが楽しい、読み聞かせで大人気の絵本。
5位:星をつるよる
『あつかったら ぬげばいい』『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』に続く、心がちょっぴり軽くなる絵本シリーズ第3弾。
「こまめにストレッチすると ほとぼりがさめやすくなるそうです」「好きな本の間に一晩はさんでおいたハンカチは 心配事をすいとってくれるそうです」…。
効果があるかも!?
ヨシタケ流おまじない絵本。
多忙な大人が気分を変えたいときにもお勧めの1冊。
2024年6月刊
6位:トドにおとどけ
トドに誕生日ケーキを届けることになったカモメ。ところが、おうちから出てきたのはトドによく似たアシカ。次に出てきたのも、これまたよく似たアザラシ。なかなかトドまで辿り着きません。やっと会えたと思ったら…? 海の生き物の違いもわかるユーモア絵本。
7位:火の鳥
「火の鳥」連載70周年記念出版!
手塚治虫の最高傑作『火の鳥』初の絵本化。鳥の巣研究家であり、子ども時代から手塚作品に憧れてきた絵本作家・鈴木まもるが命の尊さを鮮やかに描く!地球上には多くの生命が生きています。それぞれの環境に暮らし、新しい生命を生み出しています。生命はどこから来るのか? なぜ生きるのか? 火の鳥が今を生きる人たちへ生命の不思議、生きることの大切さを語ります。
8位:すしん
おすしが あるひ たびにでた (MOEのえほん) [ 田中 達也 ]
マグロのおすしが山へ、海へ、砂漠へ、旅に出ます!
めざす目的地はおすシティ!
身近なものを見立ててつくられた砂浜や雪山、砂漠の遺跡を、マグロのおすしが大冒険。
大人気のみたて写真絵本「おすしが ふくを かいにきた」第2弾!
2024年2月刊
9位:いちじくのはなし
食べものの好き嫌いが多いぱこちゃん。ある日、スーパーでもらった「ふりかけパンダ」をごはんにかけると、もこ、もこ、もこ……ぽんっ! 小さなパンダの「おさじ」があらわれました。ふりかけを料理にかけて、おさじが教えた呪文を唱えると、いつもの料理がパンダ料理に大変身! でも、守らないといけない約束があって――。
パンダのおさじが、ハッピーと不思議なパンダ道具をお届け!
注目の絵本作家・柴田ケイコが描く、大人気絵本シリーズ第2作。
10位:そそそそ
●子どもたちが大笑い! 大人も癒される、たなかひかるワールド
木にしがみつくコアラの親子。よく見ると子どもがたくさん! 大丈夫かなと思ったらコアラの足が突然にゅーん!
そそそそと歩き出したコアラの親子、そこに次から次へと動物が出てきて、にゅーんとどこかが伸びていきます。
『ぱんつさん』『ねこいる!』『すしん』に続く、誰も想像できないたなかひかるの「頭は良くならない絵本シリーズ」です。
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