【2023年4月18日 2023年4月の様子・夕陽と一緒に見る方法 など追記・更新】
満開のつつじと、海と空と半島ーー長崎県の佐世保にある長串山公園(なぐしやまこうえん)に行ってきました。雰囲気が伝わるように、写真を大量に貼っています。アクセス・料金・注意点なども。
長串山公園(なぐしやまこうえん)とは
長崎県佐世保市と平戸市の中間に位置する鹿町町にある西海国立公園 長串山公園。
標高234メートルの長串山に広がる公園からは、北九十九島と平戸島を一望できる景色をのぞめます。
4月から5月にかけて、昭和44年から植栽された久留米つつじ、平戸つつじなど10万本のつつじが色鮮やかに花開き、青い空と青い海、そして緑の島々に映える様は自然の織りなす絶景です。
警備員の方に話を聞いたのですが、有名になったのはここ二、三年だそうです。今年はヤフートップに画像が掲載されたりしていたので、来年からは一気に来客数が伸びるのではないでしょうか。
つつじの種類
久留米つつじ
分類:ツツジ科
久留米市の花久留米つつじは、久留米市のシンボルであり、日本中で愛されている花です。また、日本だけでなく国際的にもクルメアザレアの名で親しまれています。現在、公園や街路樹、家庭の庭でたくさんの種類を見ることができ、4月から5月の花の時期は、久留米市内のいたる所で色とりどりの花を咲かせています。
平戸つつじ
平戸のツツジはいろいろなツツジの雑種といわれていますが、琉球地方に多い朱赤色の大輪の花を咲かせるケラマつつじが主であると言われています。
これに、古くから日本で栽培されている大輪白花のリュウキュウツツジ、同じ大輪紫色のオオムラサキツツジ、そのほかが自然に複雑に交配されてできたものです。
したがってヒラドツツジは樹相、葉も大きく、花も大輪で花の色は赤紫・白・主紅・ないしはそれらの中間色で、花形・花容などにも変化に富み、ツツジ類では最も派手で最も優美で豪華な種類として園芸価値が極めて高い。今では品種も400余種が銘々され、全国的に公園や道路沿いに植栽されている。
つつじ祭りの日程自体は、4月7日~5月6日です。
2018年4月19日の時点では
- 久留米つつじ……しんなりしていたり、枯れ始め
- 平戸つつじ……満開
おそらく、どちらのつつじも満開になるのは一年で2~3日だけでしょう。。。天気にも左右されますし、なかなか難しいと思います。今回は、そのタイミングを逃さずに行けました(ふふふ)。
開花状況などについては最後に記載しました。
全体図
キャンプ場などもありますが、今回は時間的に断念。
赤字が今回のルートです(つつじ良いとこ取りルート)
入り口
駐車場
料金所
ここで料金を払います。遊歩道は基本的に坂ばかりなので、ステッキの貸出も。バスツアーの参加だったのですが、入り口前で「すごい」「きれい」という声が漏れるほど。もう圧巻の光景でした……。料金などは最後にまとめてあります。
つつじのトンネル
この階段を登れば広場なのですが、ハチがブンブン飛んでいたので迂回。
広場
都合のつく方がいれば応募してみては。
鯉のぼりの下を歩く子供たち。挨拶をされて、幸せな気持ちに。
引いて撮るとこんな感じ。
つつじ公園
更に上に登っていきます。この辺りから道が狭くなっていました。
時間の関係で登ることを断念。
すべり台も本当は滑りたかったのですが、年齢と時間から断念。
ちびっこ広場
ビジターセンター
美しい景色と、つつじを満喫した後はビジターセンターでの休憩とお食事はいかがでしょうか?
ボリュームたっぷりのカツカレー、鰹だしが効いたうどんなど、北九十九島を眺めながら身も心も満たされてください。
池は全然きれいじゃないです笑。今後整備されていくのではないでしょうか。
なぜか撮ってしまったパトカー。ちなみに、事件などはありませんでした(と思います)。
注意点
蜂に注意!!
でっかいクマンバチ(クマバチとも言う)がぶんぶん飛んでました……。もしかしたら、コマルハナバチかもしれませんが、とにかくそこら中に飛んでました。
「結構いるんですか……?」とオジサンに聞いたら、慎重に頷かれた後に笑、「でも襲ってくることはないですよ」と教えてくれました。
ただなあ……と。
来年はまだ大丈夫として、再来年くらいから世界的に人気が出る可能性も否めないわけですよ。そのくらい綺麗で気持ちの良いところだったんで。
なので、どうしても全身を黒で整えたい方、黒の組織の方などは行くのを控えてほしいですね。道が狭いところもあり、周囲の方にも危険を及ぼす可能性があるので。
足が疲れる
坂道ばかりですので、足が疲れます。
僕はトランス状態になっていたので、当日は園内を駆け回り、翌日に筋肉痛という形になって疲れがきました笑。
所要時間は多めに
一歩一歩が愛おしくなるレベルの気持ちよさがありました。空、海、九十九島が一望出来る上に、このつつじの数々……。ため息が出るほど美しく、気持ちの良い場所でした。
休憩なども含めると、2時間はほしいところです。
開花状況など
毎年の見頃は、4月の20日前後です(電話で確認済み)。しかし、今年は比較的あたたかく、見頃が一週間ほど早まりました。
2018年で言うと、
4月の15~21あたりが見頃だと思います。この記事の写真は19日です。サイトの方でもチェックしてみてください。↓↓開花状況
アクセス・問い合わせなど
公式HP
西海国立 長串山公園 | Saikai National Park NAGUSHIYAMA
合同会社 西海観光企画
長崎県佐世保市鹿町町長串174-12
TEL.0956-77-4111 FAX.0956-77-5665
バスツアーの参加か、マイカーが現実的です。
料金・駐車場など
一般500円
団体・シルバー400円
身体障害者の方(手帳が必要とのこと)250円
駐車場料金は無料です。あと、広い。
つつじ祭り期間中は警備員の方が居るので、したがってください★
おまけ
2022年4月22日の様子
2022年4月22日の17時頃の写真です。逆光で写真が撮りにくかったですが、それはもう見事で圧巻のつつじでした。僕はここが一番好きです。
2022の4月は天気が非常に悪く、この日しか晴れがなかったので行ってきました。夕日を見たかったのですが、時間帯が全く合わず。おそらく19時くらいになるのではないでしょうか。
そのうち、佐世保に宿泊して夕日を見たいですね。
2023年4月17日。夕日の時間帯を狙って行った
iPhone seで撮影。場所は広場から更に上の上部です。この日の日の入りが18時55分とかで、撮影時刻は18時10分~15分ほど。モヤが消えることがなかったため、日の入りまで待たずに佐世保駅へ帰宅。
モヤもそうですし、つつじのピークもそう(入り口と上の方ではやや異なる)。難易度が高いです。バズーカみたいなカメラを持った人も10人ほどいました。
また、佐世保市民ではないので佐世保駅でレンタカーをしました。佐世保駅まで1時間は余裕を持ちたいと思うのですが、20時まで営業して借りることが出来たのはオリックスレンタカーさんのみ(他は18時や19時には閉まる)。佐世保駅から徒歩15分ほどしますが、駅までの送迎をしてくれたので本当に助かりました。
マジックアワーも考慮すると、日帰りは難しいですね。来年~また挑戦したくなるような美しい景色でした。
マジックアワー (magic hour) 、マジックタイムは、日没後、日の出前に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。
引用:Wikipedia
一番美味しいと思う佐世保バーガー
スペシャルバーガー 950円
長崎和牛100%パティに加え、目玉焼き、自家製ベーコン、チーズ、トマト、レタスをトッピング。いろんな味を一度に楽しめるスペシャルなバーガーです。パティはボリュームたっぷりの100g。トマトも2Lサイズの大玉を厚切りカット。食べ応え抜群です。またオリジナルのバーガーソースはデミグラスソースをベースにさまざまなスープやスパイスを独自に調合。トロリとした濃度と深いコクがパティとの相性抜群です。
バーガーショップあいかわさんのスペシャルバーガーです! 肉肉しさと野菜の瑞々しさが両立しており、デミグラスソースの旨味とチーズと目玉焼きのハーモニーも完璧。超美味しいので、2個バクバク食べちゃいます。
まとめ
九州の花の名所と言えば、
桜……秋月(福岡)、一心行の大桜(熊本)など
藤……河内藤園(福岡)など
つつじ……大興善寺(佐賀)、御船山楽園(佐賀)など
菜の花……池田湖(鹿児島)など
ミヤマキリシマ……九重連山(大分)など
ひまわり……開聞岳ふもと(鹿児島)など
あとは、くじゅう花公園などがざっと浮かびましたが、、、
空と海と太陽と、この満開の花々…過去に行った名所を思い出しても、全国的に珍しいと思います。思い出してもニヤニヤ出来るほど。鯉のぼりや子どもたちとも触れ合えて、本当に貴重な時間になりました。
知り合いには
花が好きなら人生で一度は行くべき!!
と、他人に押し付けることが出来るほど、最高でした。。。
コメント