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【パリアッシュ】おすすめメニュー50品程を紹介していく(大阪市北区中之島)

パティスリー・ブーランジェリー

【2024年10月23日 追記・更新】

大阪市にあるブーランジュリー:パリアッシュ。大阪に行く際は必ず寄るようにしており、全国でもベスト3に入るくらい好きなパン屋さんです。そのおすすめを紹介していきます。

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就職できずに当時薬学生だった彼女のヒモを経て、ブロガーに(15年の交際を経て結婚!)。エンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

パリアッシュとは

fourdeh.exblog.jp

インスタグラム:https://www.instagram.com/paris_h7.6/

〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3丁目6-32 駐車場なし バス停の田蓑橋から徒歩1分

営業時間:11時〜19時まで営業、土曜日18時まで

電話: 06-6479-3577 食パンのみ予約可 支払いは現金のみ パンの平均価格は500円ほど 今まで15万円~は購入していると思います

店内

とある日のメニュー

開店直後に行くと、これから出ますよ~というパンの種類がいくつか。結論から言うと、開店直後よりもお昼ごろに行く方がおすすめです(平日の場合は特に)。

僕のせいで後ろの人がつっかえるのは日常茶飯事なのですが……さらに現金のみの支払いなのであたふたしてしまいます。振り返ってみると恥ずかしいですね……。申し訳ありません。

おすすめ

トリコロール。カシス・ピスタチオ・イチゴのライ麦パン。お店の代名詞とも言えるかと思います。見た目からオンリーワンですが、三色を満遍なく食べることで味わいのバランスも感じる一品。さらには重量感抜群で、食べごたえ充分。お店の方も仰っていましたが、冷凍には向かないかも。

アリュメットマロン。栗のパイです。しかし、侮るなかれ。モンブラン、栗のブレッサンヌ、栗あんバター、暗がりのキャフェ、イチジクとマロングラッセなどなど、栗を使った商品の中で断トツに美味しかったです。栗がゴロゴロ入っていて、採算が心配になる商品。もっと値上げしても良いと思います。

しらすのサンド(名前違うかも)。高加水のパンの食感と香りが素晴らしく、シンプルながらに美味しいサンドでした。しらすはペースト状になっていますが、パンとの相性が抜群で止まらない一品に。たまごサンドよりも、僕は好き。おすすめ。

めんたいバターも美味しかったです

紅茶風味の生地にミルクチョコとホワイトチョコを合わせサワークリームとホワイトチョコを乗せて焼いたパン

サンガプール。2024年10月の新作。

2種のスイートチョコとミルクチョコを練り込んだ生地にフリーズドライフランボワーズを合わせ自家製フランボワーズジャムを包み焼き上げました

グラジオラス。超チョコ×超フランボワーズ。

カシス風味のライ麦生地にドライイチゴ、クランベリー、レーズンを合わせ、無縁クリームチーズと自家製セミドライマンゴーを包み焼き上げました

混沌。2024年4月にいただいたパンですが、2024年で食べたものの中で一番好きかもしれません。一つひとつが重なるマリアージュが最高に美味しい。

コーヒー風味のブリオッシュにミルク・スイート・ホワイトの3種のチョコレートとマロングラッセを合わせました。

レリゼ。コーヒー≫マロングラッセ>チョコレートの順番で味が濃いので、パリアッシュのコーヒーの基準を知るという意味でもおすすめ。美味しい。

フリーズドライフランボワーズを練り込んだデニッシュ生地の上にクレームダマンドゥとミルクチョコを乗せて焼き上げ、自家製フランボワーズジャムを塗ってフランボワーズのデニッシュに仕上げました。

パトネ フランボワーズ。簡単に言うと、フランボワーズジャムのデニッシュです。パリアッシュさんのフランボワーズの甘酸っぱさ・果肉感・引き立たせ方は、パティスリー顔負けのレベル。シンプルながら超美味しい。おすすめ。

フランボワーズのデニッシュもおすすめ!(2024年6月追記)

ブリオッシュ生地の上にサワークリームを白桃のコンポートと砂糖をまぶして焼き上げました

白桃のブレッサンヌ(画像上)・紅茶と白桃のブレッサンヌ。ブリオッシュに生クリームをのせて焼いたものを、ブレッサンヌと言います。白桃の美味しさをダイレクトに味わえる一品。

花美のショコラ。パティスリー・ブーランジュリーどちらもそこそこ巡ってきた人生ですが、今までにない味わいのチョコ。外がパリパリで、中はまろやか。使っているチョコがものすごく気になる。大好き。画像下は、花美のショコラ・フレーズ。いちごが真ん中に入ったトリコロール的な一品。超美味しい。

 

ほうじ茶・ミルクチョコ・素焼きマカダミアナッツ。

能登へ。店内に、能登半島地震災害義援金の募金箱がありますし、Instagramでも能登への想いを語っていたのを見ていました。僕自身、東日本大震災で被災しましたし、九州でも大雨被害の爪痕が残っているところも多いです。

今後も、支援の輪が広がりますように。

粉乳、練乳、フリーズドライイチゴをねりこんだ生地にドライイチゴを合わせ、マスカルポーネを包み焼き上げた後、練乳を上にのせました。

いちごみるく。見た目以上にずっしりとした重さと甘さがある一品。パリアッシュさんの商品の中でも最も甘いかもしれません。でも、甘ったるくはなく、イチゴの酸味とのバランスが良かったです。僕は好き。

黒胡椒のエピ。スモークチーズが入っており、スパーシーな黒胡椒との相性が良い一品。噛めば噛むほど味わい深く、美味しい。定番のベーコンエピとは少し異なりますが、エピ系の商品の中では一番好きかも。

仏画家クロード・モネの作品「睡蓮」をイメージして作りました。カシスピュレをねりこんだ生地に2種のスイートチョコを合わせサワークリームとカシスホールを包み焼き上げました

睡蓮。カシスといちごを想起させるような組み合わせ、味わいでした。美味しい! 睡蓮のどの辺りをどの素材にイメージしたのかがわからなかったので、、、ものすごく気になる笑。お店の方に聞きたいんですけど、大抵並んでるので難しいですしね。時間を作って聞いてみたい。

マンダリンピュレとココアをねりこんだ生地にドライマンダリンと2種スイートチョコを合わせ焼き上げた後に、金柑のコンフィをのせて仕上げました

マンダリンショコラ。記事更新時点では、nouveau!!(フランス語で新しいという意味)とあったように、新作です。金柑と花美のショコラを、足し算で合わせたかのような一品。美味しかったけど、マリアージュはなかったのでリピはないかな、という印象です。

玉ねぎ。ゴンゴンゾーラ、フライドオニオン、オニオンソテー、サワークリーム。根菜をねりこんだパンが好きな方にはおすすめ。素材の美味しさとチーズ・サワークリームの美味しさがマッチしています。クセは強いけど、僕は好き。

セーグルキャラメルサレとセーグルピスターシュ。くるみが多かった印象。スープなどと合わせて食べる食事パンです。素材の組み合わせというよりも、パリアッシュさんのベースのパンの美味しさを確かめることが出来るでしょう!

ブリオッシュプラリネ。割りとしっかりとした主張の多いパンが多めですが、こちらはほんのりプラリネ。プラリネをまとったメロンパンって感じですかね。食感も含めて美味しい。フツーのメロンパンはほぼ食べませんが、こちらは大好き。

クロワッサン。確か400円くらいしたのですが、それでもめちゃくちゃ美味しい。外はパリッと、中はしっとりなのはもちろん、美味しいバターを使っているんでしょうね……銀座のビゴの店のエシレバターのクロワッサンを思い出しました。

マロングラッセのクグロフ。クグロフとは、フランス・アルザス地方が発祥の発酵菓子のこと。マロングラッセもそうですが、砂糖が全面的にふりかかっており、パリアッシュの中でも甘めの商品。

ソシソン。ノンスモーク粗挽きソーセージを丸ごと一本包み、ニンニクとプロバンス風ハーブの香りを。サンド系を除けば、最も肉を味わえる商品でしょうか。香り付けが上手で美味しい。パンの価格帯は400円前後が基本ですが、ソシソンを食べれば高いとは思えなくなるんじゃないかな。

クイニーアマン。クイニーアマンは結構好きなので行く先々で食べていますが、今までで一番分厚く、食べごたえ抜群。少し温めても美味しい。

カレ・フィユテ・ショコラ。ブリオッシュ生地の中にチョコレートクリーム。断面が美しいのでキレイに切って写真をアップ出来たら良かったのですが、、、。パンと言うより、パティスリーのチョコ系みたいな味わい。こちらも食べごたえ抜群!

マンゴーフロマージュ。マンゴーうんまっ!! という感想に終止しますが、既存のマンゴー商品の中でも1、2位を争うくらい好き(パティスリー含む)。でも、中身ぎっしりなので、キレイに食べられる商品ではないです。頬張ることでダイレクトに幸せを味わえる逸品。

紅茶の時間:アールグレイ紅茶の風味生地にドライブルーベリーとオレンジピールを合わせ、サワークリームを包み焼き上げた後、フレッシュブルーベリーを乗せたもの。味わいよりも、持ち運びがものすごく大変な商品だった印象が強いかも……笑。マンゴーと同様で、零れ落ちるほどのブルーベリーが美味しい。写真が暗すぎたので明度上げてます。

有機レモンのエピとオレンジのエピ。柑橘の特徴が出ているエピですが、やはりベーコンエピが食べたい……ということでベーコンエピはないですか? とお聞きしたところ、マッチするベーコンを探し中とのことでした。ベーコン探しに難儀するパン屋さんって結構多い印象です。パリアッシュさんと素晴らしいベーコンの縁がありますように★

ビジョンポワールキャラメル。梨とザクッとしたパイ。ものすごくザクザク食べたことを覚えております。梨とキャラメルは柔らかく、良い感じの対比で面白い一品でした。

ショオン・オ・ポム(リンゴのパイ)も同様です。リンゴと梨で(素材の特徴に合わせて)生地を変えているのも◎。細かいこだわりが美味しさになって伝わるのも、パリアッシュさんの好きなところ。

ラ・ノルマンディー。ドライりんご・シナモン・ホワイトチョコ。りんごのペーストを包み込んだ商品。シナモンが最初に来るので、シナモンが好きな人にはおすすめ……という当たり前のことしか書けずに&齧っててすみません。

ピスタチエ。ピスタチオペーストを練り込んだ生地にドライいちごとクランベリー。無塩クリームチーズとフランボワーズとホワイトチョコ。ものすごく好きで、定期的に大阪から取り寄せたいくらい。ただ、後述していますが、ピスタチオを使った商品でも好みが分かれますね。

カシスといちご。カシスピューレ、ドライイチゴ、サワークリームなどなど。この他にも、いちごミルク(写真がない……)なども同じ系列ですね。好きすぎる。

ラミ・デュ・ヴァン。ゴルゴンゾーラ・トンプソンレーズン・イチジク・プルーン・ローストアマニの組み合わせのライ麦パン。このオレンジ色のシールは、森をさ迷うミエル(だったと思うんですが違ったらすみません)との区別だそう。こちらも重い。

ペッパーシンケン(黒胡椒を纏った豚肩ロースのハム)とスクランブルエッグのサンド。サンドや惣菜系ももちろん美味しいのですが、他の商品と比較して相対的に特別感は少なめ。

タンドリーチキン。サンド系は開店直後は出ていないものも多いので注意。

エスカルゴ・ピスターシュ。ピスタチオクリームとホワイトチョコ・カカオング(チップ状に砕いたカカオ豆)を巻き込んだデニッシュ。ふつうに美味しい、美しい。

凛とした春。抹茶・アールグレイ・フリーズドライフランボワーズ・バラのアロマ・ホワイトチョコ。食べながらなんの香りかな? と思っていたのですが、バラだったとは……。パリアッシュさんは独創性や挑戦意欲が伝わる商品が多いため、飽きないですね。

ふくよかなショコラ。コニャック・スイートチョコ・ハチミイツ・マロングラッセの組み合わせ。

ブレッサンヌ。オレンジの花木の香りがするブリオッシュ生地の上にサワークリームと砂糖をのせて。

セーグル・サレ。キタアカリのじゃが芋とゴーダチーズ・フライドオニオンと豚の塩漬けを巻き込んだライ麦パン。キタアカリの存在感が良くも悪くも忘れられない一品。

印象に残らなかったメニューも

バナナ。あんまり印象にないかもです。昔食べたブリオッシュのバナナの方が好きだった印象。

芳しいイメージのほうじ茶。柚子が強くてほうじ茶の良さが消えてる印象でした。ゆずって簡単に使われる食材の割には、凶悪な強さがあると考えてます。基本的には好きですけどね。

鴨のくんせいサンド。鴨が(パリアッシュの商品にしては)フツーで、組み合わせとして足し算的な美味しさだけ、というやや厳し目の評価。鴨にしっかりとした焼き目などが欲しいところ。

桜散る(写真がない……)。桜を使った商品で美味しいものってない……と常々感じています。桜と名付けた商品を作りたくなる気持ちはものすごく分かるのですが………その中では今までで一番美味しかったかもしれません。

評価が曖昧なため、来年(も出してくれれば)食べて確かめるつもり。

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ブリオッシュフィユテ。ピスタチオです。個人的にはパッとせず。

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ブログというメディアの特性上【福岡】と括っていますが、一応全国で食べ歩きをしてきました。

焼き菓子も美味しい

焼き菓子も美味しい。大阪では、アシッドラシーヌ・レグーテの次くらいに好きですかね……。これがめちゃくちゃ好きでおすすめ! というのはなかったですが、どれを食べても美味しい。パンのように特徴や個性を全面に出すと言うよりは、バターなどの素材を扱う基礎力の高さが伝わってくるような美味しさだと感じました。

口に合わなかったメニューも

利休。とにかく、ゴンゴンゾーラに支配されていた印象。抹茶をもっと感じたかった。まずいという訳ではありません。

スモークチーズを練り込んだブリオッシュ生地を型にしき、無縁クリームチーズとゴーダチーズ、ミモレットチーズを入れたアパレイユを流し焼き上げた軽やかなチーズのキッシュです

パンキッシュフロマージュ。ゴーダチーズが良くも悪くも全て、という印象でした。パリアッシュさんのチーズのクセ(表現という意味で)は、もしかしたら苦手かも?

おまけ

三井ガーデンホテルプレミアが近い

パリアッシュに行きたいから、という理由で大阪に行く人はおすすめですが……自分でやっておいて何ですが、そんな人いますかね?笑

(新幹線や飛行機などの)パッケージプランの最安と比較するとやや高めですが、移動距離や手間を考えればベストだと考えております。宿泊客は外国人の方が多い印象のあるホテルですね。ご連絡いただければ、三井ガーデンホテルだけでなく、周辺のホテルの情報なども共有しますよん。

近場の銘店も

Ghar(ガル)。食べログなどでも上位に表示されるカレーの有名店です。テイクアウトOKなのが有り難い。写真は、キーマと牛のライス抜き。

ドゥブルベ・ボレロ。個人的には、大阪よりも守山市という印象が強いです。オーボンヴュータンなどが好きな方にはおすすめですかね。

行列について

平日の開店直後は11時ということもあって混み合ってるイメージです。ただ、前述したように、開店直後では出ていないパンもそこそこあります。個人的なおすすめは13時前後ですかね……特にサンド系が充実してるのは12~13時ころかと思います。

休日には行ったことがないため、全くわかりません。すみません。

案の定というか、雨の日は人が少なくて、本当に最高です……。選り取り見取り。

河野さんの今後を応援しております!

 

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正社員スタッフの河野さんが退職されるとのことで、パリアッシュに感じていたパティスリーっぽさの謎が少し解けました。今後は、ご友人のお手伝いのため、カナダに渡られるとのこと。ご友人が羨ましい、、、。お疲れ様でした!

まとめなど

初めて訪れた時のこと。新幹線に乗って到着したのが開店20分前くらいでした。既に数人並んでいて、同行してもらった彼女に「気が知れん」と言われたことを覚えています。パンを買うために早起きして、しかも旅行の最初の予定に組み込む……大学生の時は何も思わなかったこの行動に対し、30代になった現在では疑問を感じるようになっています。一言で言うと、バカやろ……と自分で思うんですよ。でも、じゃあ他に行きたいところあるの? ってなると、、、ない……泣。

僕はブログで生計を立てていますが、やはり挑戦意欲や創作意欲が商品から感じられるお店が大好きです。今後も定期的に通いたいと考えております。大阪に仕事が欲しい……。

(2023年12月追記)

シュトーレンは今年も買えませんでした……泣。体調を崩してしまったので、来年チャレンジして追記予定です。売ってくれる方がいれば、ぜひご連絡を…………。

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インスタグラムに屋久島に行った様子をアップされていたので

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