【2024年9月1日 追記・更新】
2023年9月13日に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の追加DLC:ゼロの秘宝の前編『碧の仮面』をクリアした感想・評価・ストーリーのネタバレ(特にスグリ君の変化)を綴っています。項によってはネタバレ注意です。
ゼロの秘宝 前編・碧の仮面(みどりのかめん) とは
歴史あるお祭りと、のどかな自然が広がる「キタカミの里」での林間学校
「前編・碧の仮面」では、主人公は毎年他校と合同開催される「林間学校」のメンバーに選ばれ、「キタカミの里」へと向かいます。キタカミの里は、大きな山がそびえ立ち、その麓に人々が暮らしています。田んぼやりんご園など、パルデア地方とまた違ったのどかな自然が広がっています。また、キタカミの里ではこの時期になると村でお祭りが開催され、様々な屋台が出ていて賑わっているようです。主人公は新たな仲間やポケモンと出会い、キタカミの里に伝わる昔話を紐解いていきます。
プレイ人数:1人(対戦・交換など:2~4人)
ジャンル:RPG
CERO:A
本編の内容はこちら↑↑
前編『碧の仮面』をクリアした感想・評価
本編から完全に独立したストーリー
「前編・碧の仮面」で林間学校の拠点となるのは「スイリョクタウン」。
スイリョクタウンの中心には、公民館があり、地元の人々が集まって雑談をしたりする村の交流の場になっています。そのほかには、おもちゃや雑貨がたくさん置いてある売店や緑豊かな田園風景があります。
村から少し離れたところには「ともっこプラザ」という小さな公園があり、そこには村人が親しみを持って「ともっこさま」と呼んでいるイイネイヌ、マシマシラ、キチキギスの石像が置かれています。そして村から東の方面に行くと「キタカミセンター」に辿り着きます。そこでは長く受け継がれてきた「オモテ祭り」が開催されます。焼きそばやりんごあめなどさまざまな屋台があり、子供から大人まで楽しめるお祭りとなっています。
『ポケモンSV』の追加DLCではありますが、本編とはほぼ関係が見られない独立したストーリーでした。林間学校の拠点:スイリョクタウンの伝承やその土地のキャラ・ポケモンに焦点を当てています。
なので、後編『藍の円盤』がリリースされることで、前編『碧の仮面』の内容にも大きく意味が付随されるのではないかな……と思われます。
『BW2』は最近クリアしましたが、ブライア先生は未登場だったと思います
イッシュ地方の学校の教務主任:ブライア先生の引率で、スイリョクタウンへ向かうことに。イッシュ地方とは『ポケモンBW(ブラック・ホワイト)』『BW2』の舞台です。
ブライア先生は、大穴に関する本の著者:ヘザーが先祖とのこと。この円盤のポケモンの謎は、後編『藍の円盤』へ持ち越しに。
林間学校の舞台は、スイリョクタウン:キタカミの里
ものすごく既視感のある光景
「けっぱれ」という津軽弁(諸説あり)が会話の中で頻出したり、カジッチュがその辺にいたり、地名にアップル◯◯~と付いているので、青森県が本DLCの舞台と考えられるでしょう。
恐れ穴 という地名もありますし、青森県の恐山が由来だと思われます
現地で合流するキャラと一緒に里の伝承を知る流れですね。ストーリーの展開も面白いですが、それ以上に本DLCはキャラが良かったです……。
公民館に寝泊まりしつつ、里のあちこちへ赴くことに。本編のような授業ではなく、自由研究みたいな印象です。
本編のキャラは出てこないが、新キャラは◎
少し意地悪で癖のあるゼイユさん。理解らせなさい! とか女の子が言ったらダメだよ
本編のネモ枠・ライバル枠のゼイユさん。キタカミの里出身で、現在はブルーベリー学園に在籍とのこと。弟を完全に下僕化しているタイプの高慢な姉で、ネモとは違った意味で狂気を感じさせるキャラでした。
伝承の鬼さまに人一倍思い入れがあるスグリ君。まさかあんなことになるとは……
ゼイユさんの弟:スグリ君。姉に抑圧されているせいか、人見知りで自分に自信がないキャラですが、主人公とは気軽に話せることで仲良くなります……。
この姉弟+ポケモンとの関わりが本作の醍醐味で、個人的には『ポケモン』がここまでするのか……と感じてしまうような、挑戦意欲溢れるキャラ描写だったと考えております。ネタバレは後述。
一緒に林間学校に来たキャラはモブなので、大したセリフも出番ありません
★ナンジャモさん、チリさん、アオキさんなどの人気キャラだけでなく、本編のキャラはほぼ登場しません。
新ポケモン・新要素も
完全な新ポケモンは、ヤバチャの進化系:ヤバソチャ、カジッチュの進化系:カミッチュなど。準伝説は、オーガポン・イイネイヌ・マシマシラ・キチチギス。ライコウのようなタケルライコなどは後編のようです。
自撮り棒ならぬロトりぼう
ゼイユ・スグリ姉弟の他に、後編『藍の円盤』にも登場しそうなキャラ:サザレさん。サブクエストと言えるほどではないですが、イベントがあります。
引用:公式サイトより
鬼退治フェス というミニゲーム。スイリョクタウンに昔から伝わる催し物とのこと。きのみを集めて台ヘ運ぶと得点が加算されますが、ホシガリスとゴンベがきのみを奪うのでそこをリカバリーする、という内容。協力プレイも可。
ポケモンセンターのお姉さんがヤンキーっぽい
登場するポケモンのレベル帯は高いが、、、
本DLCで登場する野生のポケモン・トレーナーが使ってくるポケモンのレベルは、55~75くらい(たぶん)。ものすごく高レベルですが、、、
大半の人が本編のレイドバトル★5~をクリアしていることを考えると、レベル100に近いポケモンを所持していると思われます。なので、苦戦するようなバトルは0でした。
★6レイドは、レベル100と努力値の振り分けが前提になると思います。特にソロは
かと言って、準伝説を捕まえて本編を放置していた僕の場合、レベル60のパオジアンやイーユイではどうしても弱かったので、やはりレベル100近いポケモンばかり使ってました。
なので、ライバルと熱い勝負がしたい方は、レベル70前後がおすすめです。
ポケモンHOMEと連動も
2023年9月12日の段階で、ムゲンダイナをなぜかSVに連れて行けたので移動させました。テラスタルタイプはどくでした。
また、ミロカロスとポチエナは9月12日時点では移動不可でしたが、本DLCに登場していたので、、、9月13日のメンテナンス終了後は連れて来れるようになるんじゃないでしょうか。
→15時に終了予定でしたが、20時の段階でもメンテナンス中でした。クリア前にミロカロスを連れて歩きたかったですが、、、
連動してくださりありがとうございます。
→アシレーヌはダメでした。
「とこしえの森」で、ポケモンを探す写真撮影! ……??
冒険中、主人公はとあるポケモンと会って写真を撮るためにキタカミの里を訪れている「サザレ」と出会います。サザレと共に、目当てのポケモンが現れるとされる「とこしえの森」に足を踏み入れます。キタカミの里の人がめったに立ち入らない場所でポケモンの写真を撮影しながら、サザレが追い求めているポケモンを一緒に探しましょう。
引用:公式サイトより
このイベント、僕は発生してないですね……。イベントのフラグを見逃したか、もしくはサザレさんが言う「この地方のポケモン150匹を集めた」後じゃないと発生しないっぽい……??
バグがある
画面がカクつく(フレームレートが不安定)のは残念な部分ですね。
また、バグが報告されているようです……。僕は具体的には発生してないですが、知人の報告やTwitter界隈では情報があがっています。壁や人に挟まって操作不能になるバグが多いようです。
小ネタ・その他
(物事に依るけど)知らないことって悪いことじゃないと思うんです
国民の幸福度が世界一位と言われていたブータンを思い出しました。SNSの普及したことで(他国や他人との比較が安易になったと思われる)、現在は一位から陥落してしまったそうです。自分が育った土地を客観的に見るには時間がかかりますよね。
キタカミやきそば900円……高い……。でも、説明にメイラード反応(還元糖とアミノ化合物を加熱したときなどに見られる、褐色物質を生み出す反応のこと 引用:Wikipedia)と入れるこだわりは◎。
りんごあめ・パインアメっぽいパイルあめ、かき氷なども祭の出店で買えます。
ゼイユさんのイメージが確立した瞬間の一コマ。地元で美人・かわいい扱いを受けて東京の大学へ進学→キー局の女子アナを目指したけど全滅するタイプ。アナウンススクールなんかに行ってた人は共感してもらえると思う……まあ、好きなタイプですけど笑
ドガース丸飲みだかんね→柳龍光でも死にそう
ポケモンジョーク大好き
パルデアとキタカミの移動は、地図画面でL⇔RでOK。ロード画面に飛行機とカイリューが。かわいい
おじいさんがカッコイイ
いつも一緒にいるラブラブなポケモン……ワッカネズミでOK。ハート(左・右)エモートを教えてもらえます
バスが全然ない……平日は4本・休日は2本でした。近年は路線バス事業の廃止が相次いでいるので、もしかするとこういったバス停もなくなる→価値が生まれる時代が来るのかもしれませんね。
岩を祀ってる神社って珍しい印象です。京都の笠置寺しか思い浮かばない……。
去年、亡くなった祖父母との時間を思い出しました。無条件に優しかったなあ、、、
クリア時間・クリア後
4時間程でしょうか……。ものすごく短かったです。クリア後は、準伝説の3体が元の場所にいたり、おじいさんとおばあさんから服を貰えたり、ともっこ像を募金で100万円集める管理人とのイベントがあったり、キタカミ鬼面衆(キタカミセンター前)という強トレーナーが登場したり。姉弟はブルーベリー学園へ戻るので会えなくなります。
ちなみに、本DLCのプレイが可能になったのは10時15分~でした。後編の配信も同時刻くらいになると予想されます。
キタカミのポケモンは150匹もいるそうです……。150匹集めたらサザレさんから何が貰えるのでしょう。。。準伝説(イイネイヌ・マシマシラ・キチチギス)の3匹を捕まえられるようになるためのフラグ……?
ストーリーのネタバレ(スグリ君注意!)
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キタカミの里に伝わる伝承の鬼:オーガポンと、祭のタイミングで出会った主人公とゼイユさん。落とした仮面をオーガポンに渡そうとするも、逃げられてしまう。
翌日、その話をゼイユさんから聞いたおじいさんは、伝承とは別の真実の話を話してくれる。要約すると、、、
昔々、男と鬼が村に迷い込んだけど、歓迎されず裏山に住処を求める。
→でも、一人の村人がかわいそうに思って、男と鬼に仮面をプレゼント
→男と鬼は、村の祭の日だけ仮面をして出てくるようになった
→不思議な二人組の評判を聞きつけた3体のポケモンがやってきて、仮面を奪われる
→鬼は仮面を奪った3体を倒すが、その3体が鬼から村を守ってくれたと村人は勘違いしてしまう
→仮面を奪った3体を守り神:ともっこ として祀るように
→傷ついた鬼は裏山の洞くつへ……
おじいさんからその話を聞き、伝承とは真逆の内容に激昂するゼイユさん。同時に、鬼さまが大大大好きなスグリ君には、刺激が強いから黙っておくことに。
しかしスグリ君はそれを聞いており、、、
スグリ君が激ギレ。偶然とは言え、鬼さま(オーガポン)と会ったのに黙っていた事実に怒り、お前ら昔の村人と同じやんけ! と怒り、自分がどれだけ鬼さまが好きか知ってるのに! とキレ散らかします。
OH…………
目がイッてしまうスグリ君と、ポケモン勝負することに(もちろん勝ちます)。すると
うわあああ!!→祠にパンチ(気持ちがわからないでもない↓↓)→どこかへ行ってしまう
あまりに急変した弟を見て恐怖心を抱くゼイユさん
ゼイユさん「男の子の思春期ってなんか怖くない?」
→抑圧してきたお前が他人事のように言うんじゃねえよ笑、と思いましたが、ゼイユさんからスグリ君への暴力はなくなるでしょう。
スグリパンチの影響からか、封印されていたともっこ3体が祠から復活。神社の方へ向かっていくので追いかけると、、、
村の守り神が復活したから快く仮面を渡しました! とのこと。センター職員は真実を知らないので仕方なし。
主人公たちはオーガポンがいる恐れ穴に行き、オーガポンを襲撃していたともっこを一先ず追い払う。
余計な一言……かも?
他の仮面は今から取り返すとして、とりあえず手元にある碧の仮面をスグリ君がオーガポンへ返却しようとするも、、、怖がられてしまう。そこで、主人公が代わりにオーガポンに碧の仮面を渡すと、オーガポンは喜ぶ→主人公についてくることに。
仮面パワーで巨大化したともっこ3体を、主人公とゼイユさんで倒して仮面を取り戻す→公民館へ戻ると、、、
スグリ君が、村の人たちに真実を話して説得していて、管理人がオーガポンを悪と見做していた過去を謝罪。めでたしめでたし。あの瞳孔が開いた目で説得したのかな……?
今後は自由に村に遊びにきていいからね 、とオーガポンに伝える優しいスグリ君。
その後、元いた恐れ穴へオーガポンを送り届けることに。
お別れをしようとするも、オーガポンは主人公と一緒に行きたい素振りを見せる。……それを見たスグリ君は、、、
それならおれも! おれだって一緒に!! ポケモン勝負でどっちがオーガポンを捕まえるか決めさせてほしい、とのこと。
ゼイユさん「気持ちはわかるけど! オーガポンの気持ちも……考えなよ」
このモンスターボールを握る演出とグラフィックが、本DLCで最もクオリティの高さを感じた部分
瞳孔が開き切ったスグリ君とのバトルに。
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自尊心が……粉々に…………。悲しいなあ……
その後、仮面を使い分けて属性を変化させるオーガポンを主人公が倒して、ゲットする。
あきらめきれない気持ちから勝負を挑んだものの敗北→受け入れるしかないけど受け入れられず。さらには眼の前で大好きなオーガポンを奪われ、再び壊れちゃったスグリ君……。
スグリ君の祖先は鬼に仮面を作ってあげた男とのことなので、祖先もそうだったから自分も、という、出生的な意味での尊厳もよそ者(主人公)に奪われたことに。人によってはCERO:Z(18歳以上~)のグロデスクな瞬間かもしれません。
畜生かもしれませんが、この辺りはマジでめちゃくちゃ面白かったです……笑。
勝った方がオーガポンを~と自分で言ったのに喚き散らして逃げた弟を見て。
どんなことをしても弟の味方! というタイプじゃないのはかなり好印象でしたね。家族のやったことがどんなことであれ目を瞑るって人は結構いますからね(それが悪いとは言ってないけど僕は好きじゃないって話)。
この笑顔を守るには、スグリ君じゃダメなんや……。
その後、部屋に引きこもったスグリ君。最後にゼイユさんとバトルする流れ→ゼイユさんとは認め合うような友達に。
こんな感じでオリエンテーリングはおしまい。最初に意地悪してごめん、でもみんな来てくれて良かった! ありがとう みたいな挨拶をするゼイユさん。ゼイユさんは(印象的にも)丸く収まるような展開・演出でした。
また、林間学校の期間はまだあるのでご自由に過ごしてね、と。
不穏な笑みを浮かべて「待っててな……」と部屋で呟くスグリ君を映しておしまい。ジャンル表記に、ホラー と付け加えても良いかもしれない。
後編では、バビディとか鬼舞辻無惨とかキュウべえとかオールマインド(AC6)みたいなキャラが、スグリ君に「力を与える」んですかね……笑。他人の心の痛みを利用する悪役って大好きなんですよ。もしくは、フラダリさん(XYに登場したキャラ)のように覚醒・進化するのか……。
可哀想とか怖さとかは当然ありましたが、個人的には、どこまで人を堕とせるのかを、ポケモンがどこまで表現の限界に挑戦出来るかを見てみたい……と強く感じました。まさかポケモンがこのような表現をするとは驚きでしたし、子供向けのゲームで何を描いてるんだ! と胸糞悪さからの批判もあるでしょうが、、、僕はその意欲を称えたい。
主人公が全てを奪っていったor自分が弱かったから全て失った という強迫観念に近い思考が最後のスグリ君には渦巻いていると思います。こういった想いをも打ち砕く覚悟が必要という意味で、勝者と敗者を、今までのポケモンとは異なる視点で描いているのが好き。勝ち続ける側にも覚悟や責任、失うものがあるんだ、と。
後編が楽しみです。
異なる視点で言及すると、人間関係等が上手く行かずに引きこもってしまった人に勇気やキッカケを与えたい、という制作の意図を感じる部分もありました。美しくない価値観ですが、スグリ君よりはマシかも と感じることで、ほんの少しでも元気が出る人もいると思います。
後編『藍の円盤』には登場するとは思いますが、、、スグリ君はラスボスではなく、次回作の主人公になっても良いんじゃないかと。復讐とか傷心とか自身の歪みを、ポケモンとの旅を通して癒やしていく……みたいな流れを描いても面白いと考えたり。主人公に確固たるキャラクター性を加える、という試みもポケモン作品では新しいですよね。
何にせよ、スグリ君をここまで壊した理由を、しっかりと作品の表現として描いてほしいものです。
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後編『藍の円盤』をクリアした評価・感想
買うべきか?
前編を楽しめた人、スグリ君に惹かれた人にはおすすめ出来ます。また、図鑑集めが目的の人にも。新エリア登場で、さらに集めやすくなっていると思いますね。
前編よりもやりこみ要素が増えましたし、パルデアのジムトレーナーたちとの再戦・絡みもありました。
追加要素
海底の中に表現されている、という設定も面白い。
新しい学園・ステージ・サブクエスト(ブルレク)など。ブルレクは、ポケモン1匹捕えたら20BP(ブルーベリーポイント)GET、みたいな感じで貯めていく。使用用途は、四天王に挑む時に必要だったり、部屋の模様替えだったり、エリアのポケモンを増やしたり、クリア後に特別講師を呼ぶためだったりと様々です。
十字キー右ボタンで常に確認可能。やりこみ要素でもある
ブルーベリー学園の四天王(アカマツ・タロ・ネリネ・カキツバタ)も登場。ポケモンバトルは、ダブルバトルが主体に。レベル帯は70~80ほど。ちなみに、スグリ君は四天王の上に立つチャンピオン。
小ネタ・その他
オーガポンを使うと特別な演出・セリフが入ったりするのは◎。もちろんスグリ君にも。
ゼイユさんの部屋。ぬいぐるみとチョコレートがたくさん。
四天王のカキツバタ。3回留年しているとのことで親近感がありました……。ブルーベリー学園はわかりませんが、、、文系の大学を明確な理由なく留年する奴って、間違いなくクズですね。僕がそうなんで笑、まず間違いない。
タロさんはかわいいので人気が出るかも? BWのヤーコンの娘説もあるそうです。
アシレーヌが敵ポケモンに出てきたので、ポケモンHOMEから連れてこれるようになっていると思います。確認しようとしたのですが、メンテナンス中でした……。
クリア後・クリア時間
クリア時間は5~6時間ほど
クリア後は、ミライドンが飛べるように。ブルレクをすると、過去の伝説のポケモンが出てくるお菓子をくれるおじさんが登場。
また、パルデアのジムトレーナーなどを特別講師として招待→バトル後、アイテムを貰えるようなイベントがありました。ナンジャモさんを1回倒しただけですが、レベル帯は80~で手駒は変わらず。→2回倒しても???のままだったので、一人あたり3回以上呼ぶ必要がありそう……。
二人呼べるので、絡みが見れるのも嬉しい。画像は、最近のナンジャモTVはサムイ という感想を伝えるグルーシャ。
ストーリーのネタバレ
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主人公がブルーベリー学園に来ていると聞きつけたゼイユさんと再会。
毎日寝る間も惜しんでポケモンを鍛えて勝負するスグリ君は、リーグ部部長兼、ブルベリーグのチャンピオンに君臨。人にもきつく当たる姿も日常茶飯事で、その変わり様が怖いとのこと。
食堂で四天王やスグリ君と出会う主人公。実力的にも認められている主人公もリーグ部に参加することになり、四天王に挑む流れに。四天王チャレンジというミニゲーム+ポケモンバトルに勝利すればOK。
四天王チャレンジ:激辛サンドウィッチは、ハラペーニョ2・焼きチョリソー・マスタード・チリソースを完璧に載せればOK。その場にいる全員に話すことになる。結構面倒くさかった。
ドーム限定勝負→DLC後編で捕まえたポケモンでしかバトルに挑めないという制限があり、個人的にはもっと敵を強くするべきだと思いました。ナイスな試み。ちなみに、おすすめは、野生のテラスタルするポケモン(レベルが高い)。その中でも、氷エリアで泳いでるラプラスがおすすめ。捕獲時点でレベル77くらいだったので、楽に勝てました。
オーガポンを出すとより楽しめるのでおすすめ。
スグリ君に勝利。四天王もみなスグリ君を心配していたが、勝てないので主人公に思いを託したのだった。また、以前のように楽しい部活にしたい、とも。しかし、主人公に勝つためにやってきたのに、また勝てず、、、再度壊れるスグリ君。
その後、エリアゼロから狂暴なポケモンが出てくる報告があり、ブライア先生・主人公・スグリ君・ゼイユさんの4人で再調査へ。オモダカさんに、あおのディスクを渡される。藍の円盤 のタイトルがここで回収されました。
あおのディスクを使うことで、エレベーターがゼロの大空洞というエリアまで行けるようになる。そこに、ゼロの秘宝があるとのこと。主人公に勝つには、ゼロの秘宝:テラパゴスをGETするしかないと息巻くスグリ君。
テラパゴスを引っこ抜いたスグリ君だったが、テラパゴスは案の定主人公の方へ。そこで、スグリ君がすかさずマスターボールを投げてGET。主人公とバトルをするが敗北→テラスタルしたことで、テラパゴスが暴走。
暴走したテラパゴスは、テラスタルのタイプをその都度変えるステラ型と呼ばれるもの。スグリ君のマスターボールも破壊されてしまう。泣き言を言っていたスグリ君だったが、テラパゴスを必死に抑え込む主人公の姿に触発、テラパゴスを一緒に倒す→最後は、主人公がテラパゴスをGET。引率の分際で軽薄な行動と発言が目立っていたブライア先生を説教するゼイユさん。
素直になって号泣するスグリ君を見て号泣するゼイユさん。学園へ戻る。
主人公に謝るスグリ君。また友達に。おしまい。
個人評としては、やはりスグリ君は楽しみですね。キャラとしてもそうですし、ポケモン作品としても貴重だと思います。徹底的に尊厳を奪われ、挫折をし、自分を変えて結果を出すも、、、という経験をプレーヤーと共有出来ているわけですし、他の作品にも登場させてほしいと強く感じております。自業自得な部分は否定出来ずとも、努力して結果を出してチャンピオンになってますし、、、主人公よりも主人公の器だと感じています。
また、エンディング後のスグリ君は、以前のように人に強く当たることもなくなると思われるので、その辺りも描いて欲しかったと思ったり。
ポケカもそれなりに集めているので、スグリsar ゼイユsarを実装してくれることを願っております、、、笑
シャイニートレジャーexは、ネルケsar のデザインが好きでした
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番外編が2024年1月11日(木)23時に決定! クリアした感想・ネタバレなど
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』の番外編の配信日が2024年1月11日(木)23時に決定したよ!
番外編ではアカデミーの友達、ペパー・ボタン・ネモを連れて、再びキタカミの里に訪れるみたい。どんな冒険が待っているのか、お楽しみに!
スグリ君の活躍をまた見ることが出来そうで超楽しみ。他にも、ネモとゼイユさんの絡みを見ることが出来るかも……!? もちろんプレイ後に追記します★
始め方
始め方は、ポケポータル→ふしぎな贈り物から まぼろしモモン をGETしましょう。学校の中などにいるとポケポータルが使えないので、フィールドに出ましょう。Nintendo Switch ONLINEに加入する必要はありません。
まぼろしモモンを持った状態で、スイリョクタウンの桃沢商店のモモを調べれば、ペパーから連絡が来て、始めることが出来ますよ★
キビキビパニック、スタート! ストーリーとしては、ペパー、ネモ、ボタンが主人公の自宅を訪れると、スグリ君から手紙とチケットが届きます。そこで、全員でキタカミの里に訪れて、ゼイユ・スグリと交流する感じ。しかし、ゼイユの様子が……?? みたいな流れです。
クリア時間・クリア後
1時間ほど。レベル帯は85でした。
クリア後は、ペパー・ボタン・ネモは部屋にいます。また、スグリ君の部屋を見ることが出来るようになっています(後述)。また、特別講師でネモ・ペパー・ボタンを呼ぶことが可能になっていました。
ネタバレ
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キタカミの里を訪れて早々にネモの餌食になるスグリ君……。毒が抜けて素直になったスグリ君はかわいいですね。ちなみに、休学中とのこと。
しかし、ゼイユさんがキビキビ言い出して……
里の人も同様にキビキビ……ポケモン勝負を挑んできます。
元凶は、モモワロウというポケモンが投げるキビ団子(ドーナツっぽい)。これを食べてしまうと、その毒によってキビキビ状態になってしまう→ペパーとボタンが食べてしまい、バトルに。
スグリ君と主人公は食べず、正気を保ったまま。
バトルに勝利後、逃げたモモワロウを追うと、、、
住民とネモがキビキビパニックに。スグリ君はネモに勝てないとのことで、スグリ君に背中を預けつつ、主人公がネモとバトル。勝利後、モモワロウを捕まえる(厳選も出来ます)。ここでオーガポンを出すと反応するので面白い。
大昔、一緒に過ごしていた老夫婦が欲しがった仮面を手に入れるために、ともっこを「くさりもち」で従えて、キタカミの里へ向かったという一説があります。仮面を巡り「オーガポン」と戦った末、敗れてしまった「モモワロウ」は、殻に閉じこもり、いつしか「不腐の桃(くさらずのもも)」と人々から呼ばれるようになりました。一見すると、店先に飾られた置物のようですが、復活の時を今か今かと待ち望んでいるようです。
モモワロウは、追加DLC前編で登場したともっこを従える桃太郎+きび団子をモチーフにした(と思われる)ポケモンでした。
みんな元通りに。ゼイユさんは久々に(素直な・昔のような)スグリ君の顔を見た、と安堵。でも、ネモはキビ団子を食べても食べていなくても全く変わってないよね、とのことで和やかに一日は終了。
しっかりとネモをあんた呼ばわりするゼイユさん
ネモ被害者の会に二人が追加。休学中のスグリ君も復学する流れに。めでたしめでたし。
クリア後、ペパー、ボタン、ネモは部屋に学園にいます。
スグリ君の部屋も公開。植物が枯れているなど、努力がうかがえるようになっています。頑張った痕跡がたくさん。ゼイユさんはリーグ部にいました。特別講師にペパー・ネモ・ボタンを呼べるようになっています。……スグリ君はどこ?
今回のトリは、ネモでしたね……笑。DLC番外編として配信されたキビキビパニックですが、SV全体として見ると、非常に良い終わり方だったと思います。前編が終わった時は衝撃的でしたが(スグリ君をおもちゃにした制作に)、最終的には上手くまとめた印象です。
そういった意味でも、ポケモン史上最高のストーリーだった、というのが個人的な感想になります。
スグリ君とゼイユさんのポケカが楽しみ。
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まとめ
ゼイユさんとスグリ君のキャラ描写が本当に素晴らしかったですね。CERO:Aという限られた表現の中でも挑戦意欲を大いに感じましたし、スグリ君の今後の描写が楽しみでなりません。
(能力や実力に対して)プライドが異常に高い自覚がある+そのせいで人生が上手くいかない方は、もしかしたらスグリ君に共感し過ぎてしまう可能性があるので、メンタル面で注意が必要かもしれません。
また、ゲームとしての評価は本編と変わらないので、ストーリー・キャラ重視でない方にはおすすめし辛いです。
★後編も番外編も楽しめました。スグリ君の変化を楽しむための追加DLCでしたが、個人的には楽しかったです。スグリ君は主人公の器だと感じているため、新作に出してほしいなあ、、、というのが希望ですね。ゼイユさんもスグリ君も大好きなキャラになりました。楽しかった……!!
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コメント
未プレイですがレビュー拝見しました!
内容、凄い面白かったし、新DLCすごい面白そうでした。久々にプレイしてみようと思います。ありがとうございました!!
名無しさん
それは良かったです……!!★ こちらこそありがとうございました!