【2024年9月1日 追記・更新】
2023年8月29日に発売したゲーム『Sea of Stars(シーオブスターズ)』をクリアした感想・評価、攻略情報、ストーリーのネタバレなどを綴っています。項によってはネタバレ注意です。
Sea of Stars とは
古典的名作から着想を得たターン制RPGが登場。危険と不思議に満ちた旅が始まる。Sabotage(『The Messenger』)らしさがあらゆるシステムに表れた『Sea of Stars』は、ターン制の戦闘、ストーリーテリング、冒険、環境との接触といった要素でクラシックRPGの方程式を現代化しつつ、心に響く懐かしさ、そして古き良きシンプルな楽しさを目一杯詰め込むことも忘れていない。
ジャンル:RPG
プレイ人数:1人
CERO:A
クリアした感想・評価
ストーリーは王道で展開に富む
物語の主人公は、邪悪な錬金術師「フレッシュマンサー」が作り出した怪物に立ち向かえる唯一の方法である、太陽と月の力を組み合わせた「日食の魔法」を操れる、太陽と月の力を持った2人の子供たちだ。
本作のストーリーは、太陽と月の力を持った「至点の戦士」と呼ばれる二人とその仲間たちが世界を救う、という話ですね。
プレーヤーはヴァレアorゼイルのどちらかをリーダーに選びますが、ストーリーへの影響はなく、後に変更も可能。
10年前……ヴァレアとゼイルの親友:ガールが事故により片目を失う→三人はいずれ一緒に旅しようと約束→ヴァレアとゼイルは至点の戦士になるための修業をしに学園へ。修業の日々を送り、、、
現在……至点の戦士となった二人は“悲嘆に棲まう者”を倒すため、太陽と月が重なる「蝕」というタイミングに合わせ、討伐の旅へ出ることに。
学園を後にしてすぐに三人は再会。ガールは至点の戦士ではないけど、同行することに。キャラを大切にしている点が魅力の本作において、本作を象徴するキャラと言える。
敵側の“悲嘆に棲まう者”と関係がありそうな4人組(ワン・ツー・スリー・フォーという名前)も……。「ついに動き始めたか。」ってセリフで笑ってしまう
至点の戦士たちは果たして世界を救えるのか……? みたいな感じが序盤ですかね。
要所ではアニメも。バトルには参加しない仲間もちらほら。チークスは、好奇心が超旺盛な歴史家。
(ゲーム慣れしているとわかってしまうとは言え)ストーリーは面白かったですし、展開も富んでいました。サブクエストなどはありません。
後述していますが、『クロノ・トリガー』らしさを求めている方は要注意かもしれません。ストーリー・キャラなど含め、完全に似て非なるゲームです。
ダンジョンは簡単な謎解きだらけ
ダンジョン攻略も本作の特徴の一つで、ほぼ全てに細かな謎解き要素があります。グラップルを利用したり、バルブハンドルを回して水位を上下させたり、その数も豊富。また、山・海・川・滝・空・砂漠・雪山・海の中・火山など、RPGのお約束のようなデザインも。
紫の◆に乗ってR2で長押しすると、時間経過させることでライトがくるくる回る→ライトの光が集まって橋が出来る
上のタイルと同じ道を辿らせることが正解……だと一目見てわかる方ならば、謎解きに苦労することはないでしょう。簡単だけど数が多い。
光の色を調整したり
緑の石を押して所定の場所へ持っていくと扉が開く
ダンジョンの外の世界は、『クロノ・トリガー』っぽさ全開。移動は全般的にぽさがあります。
コンボ技のスキルを宝箱から習得出来たり。ドラクエのちいさなメダルに該当する虹の巻き貝など収集要素もあります。探索はサクサク進めることが出来るので、面白いと思います。詰め込めるだけ詰め込んだろ! みたいな意思を感じますね。
バトルがダルい……テンポが悪すぎる(ボス戦は除く)
従来のグリッドタイルに縛られた動きから解放された移動システムでフィールドと戦闘をシームレスに移動でき、ラムダムエンカウントなし、反復作業もなしのジャンルへの没入感を追求した世界で、敵に立ち向かおう。
本作で個人的に參ってしまったのがザコ敵とのバトル……。説明にあるようにシンボルエンカウトですが、敵避けは相当に難しいです。そして、エンカした後は逃げられません。
5つの属性のどれかで攻撃すれば、威力を落とせる仕組み。また、5つの属性攻撃を1ターン以内に行えば、行動そのものを無効に出来ますよ、という印です。数字が0になると行動されます。『オクトラ』のシールドとは完全に別。
ターン制バトルっぽいですが、敵が行動する間にこちらが行動する、というのが基本。画像のような黄色で囲った印が常に表示されるわけでもなく、削りきれないことも多いです。ボス戦は戦略性が必要なので面白いのですが、、、
僕が本当に勘弁してくれ……となったのは、ザコ敵戦。行動される前に倒すとか、1ターン以内に倒す、みたいなことがほぼ不可能。こちらの強力な攻撃はターンを増すことで出来るコンボ攻撃やMPを大量消費するもの(MPもなかなか増えない)なので、どうしても時間がかかるんです。
敵の配置が悪い場合も多く、一気に倒すことが大半のバトルでは難しい。この配置を一つにまとめるような技を持つキャラが加入するのは終盤
そして、ザコ敵の攻撃モーションがもう本っ当に遅い(怒)。宙に浮いたり、攻撃対象のキャラに前に移動→技名が出る→動いて攻撃など……ちんたらちんたら攻撃してくるんです。
『ドラクエ』や『クロノトリガー』は(ザコ敵の行動含めて)テンポ良かったんやな……とめちゃくちゃ感じてました。
船を入手する辺りがもう本当に面倒くさい。敵の攻撃が遅いのでその間にスマホいじれる時間あるわってくらい。
敵の行動ターンを2ターン増やす「錯乱」が一番好きだった技かも。戦略性があるのはこの技くらいでした。なのに、ザコ敵はヘイストとかスカラみたいな補助をかけ合う奴がいたのは謎でした……。
強ヒット・強ブロック(攻撃が当たるタイミングでボタンを押す)のも重要。敵から生マナ(魔法エネルギーみたいな)が出るのでそれを取り込む→攻撃後に魔法ダメージが入るようなイメージ。ちなみに3段階までチャージ可能。
生マナなどのシステムからも、それなりにターン経過しないと倒しにくいと言える。
バトルが倍速に出来たら、神ゲーと言えたかもしれませんが、、、ザコ敵とのバトルは例外なく面白くなかったです。ドロップアイテムみたいな報酬も大したことがないのも拍車をかけていたと感じています。
究極技には各々のキャラに演出があるので、これが出せる後半のボス戦は楽しい
レベルアップで能力振り分け→育成の自由があると思いきや、、、
経験値は仲間全員で共有していて、全員が同じタイミングでレベルアップします。そして、キャラ一人ひとりに追加で強化する能力が選べるんです。『マリオRPG』っぽいなあ……とか思う人も多いでしょう。物理特化にするか~とかHPと防御上げて盾役にしたいな~とか一見思うんですが、、、
魔法特化にしたかったけど、魔攻とMPは選択肢から消えてHP・防御・魔法防御の3択に……。これは悲しい……。防御・魔法防御の数値を上げてもダメージがどれだけ減るかの計算式なんて考えないと思いますし……。
常に目当ての能力を上げられるわけでもなく、レベル16~を超えたあたりから、4つあった選択肢も3つに減るという……。。。ウソやろ……と笑。これは悪い意味で衝撃でした。育成の自由があるようでない(と僕は感じた)、という結論です。
難易度調整が目新しく、配慮されている
EASY~HARDという設定ではなく、ゲーム内のアイテム【秘宝】を購入して、それをON/OFFで切り替えることで部分別に難易度調整が可能です。
例えば、守護神のオーラはダメージ3割減など。秘宝は色々な種類があり、難易度に関わる部分以外にも、船の速度を上げるなども。バトル速度を上げるものがマジで欲しかった……むしろなんでその秘宝がないんや……。
何度も何度も死ぬゲームではないですね。フツーにクリアするだけならば、レベル上げなども不要と言うか、終盤を除いてザコ敵は経験値をほぼ持ってないのでしない方が良い、というメッセージ性すら感じます。作業感を省く工夫を感じるからこそ、バトルのテンポが余計に辛い。。。
釣りやミニゲームも
色が薄くなっているエリアに魚がいる時にリールを巻けばOK。PS5のコントローラーの振動が良い感じ。釣りがあるゲームは名作って聞いたことあるんですけど、違います(断言)。
ホイールズという盤上のゲームも……少しはやっておけば良かった、と時計職人さんとの会話で思うのでした。クリアに必須ではなかったです。
お金は999円、料理は10個までしか持てない
焚き火で料理が出来ます
料理は、本作の回復アイテム&金策だと思います。フィールド上で拾える素材を集めて作りますが、必要な材料数が多いほど回復効果も高いですし、中にはレシピを購入しなければ作れないものも。
ただ、キャラが回復魔法を持っていたり、回復アイテムとして有用なものが多くないため、作って売りましょうってことなんだと思います。残念なのが、10個までしか手持ち出来ないため、9個持っていると作れる料理は1個だけ。このシステムが金策の効率を悪くしてます(6個は金策じゃなくてバトル用に持っておきたい、みたいな)。800円くらいの秘宝を買う時だけ金策しました。
長押しする間に変化する料理の演出は好きでした(完成品は美味しくなさそう)。
また、お金もなぜかMAXで999円までなので、ショップがあるタイミングで常に最強装備を揃えるくらいが丁度いいかもしれません。
注意!『クロノ・トリガー』とは似て非なるもの
エックス斬りを思い出しますが……
本作はクラシックRPG……特に『クロノ・トリガー』に影響を受けていることが如実に伝わってきますし、僕自身もその名に惹きつけられて本作をプレイするに至った一人です。が、、、完全に似て非なるものなので要注意です。移動はそれっぽいですが、バトルは前述した通り構図だけ。
- 時を戻す・進める→『オクトラ2』の昼夜変更が近い
- BGMの比較はマジで有り得ない。絶対に比較対象にならない
- キャラも同様。ガール以外は特に惹かれなかった。ハゲに至ってはイライラした
カエル+ロボみたいな容姿に、ルッカみたいな性能の超技師……ここまで来れば『Sea of Stars』らしさがある、と感じますが、ちょっと悲しくなったのは事実です。
クロノ・トリガーのよう! バトルはオクトラっぽい!
このように発信している人って結構いるんじゃないかな、と思います。でも、クリアしてなおその考えを維持出来るとは到底思えません(だとしたら、すごく見聞・考察が浅いと考えます)。その瞬間を切り取っているだけで本質を得ないことが多いから僕はSNSをほぼ見ないんですよね……悪いことじゃないですが、性に合わない。
記録官が物語を読む形でストーリーに入るのは、『オーディンスフィア』のよう
ただ、クリアして思うのは、『Sea of Stars』らしさがあった、と思えるってこと。特に、ガールを中心にキャラを大切に想う点がそうですね。
なので、『クロノ・トリガー』を神ゲーと考えている方は、期待してプレイすると難しくなるかもです。
僕も彼女も大好きなので、恋人で経験を共有出来るほどの神ゲーという評価です
ボイスはないが、日本語字幕は悪くない
ボイスはないですが、日本語字幕は悪くないって例の紹介です。
マルコマッドが石工の村で村民に悪さをしていた理由が聞けるイベント。頑張ると否定さるという、日本の社会でも定番の流れ(?)かもしれませんね。
すると、ガールが「君は君らしくやればいい 土の魔法が得意なんだろ?」と。ガールが素晴らしかったのは、終盤になるとマルコマッドに土の魔法を用いた依頼をすること。
就活で落ちまくって人生で一番貧乏だった時期、大学の教授に「君は文章の才能がある」と言われて、「だったら何をすれば金になるのか具体的に言えや!!」 とキレたことを思い出しました……笑。才能とか自分らしさとかきれいな言葉を使う癖に、具体的な選択肢を何一つ提示出来ない奴って本当に嫌いなので、、、ガールは良かったですね。
小ネタ・その他
本作の蝕というのは、太陽と月が重なってパワーが倍増するようなイメージ。『ベルセルク』は関係ないです。
本作でエロがあるとすればここ。ブルガバスの乳首はドラゴンボール方式。……鳥山明先生をリスペクトしている可能性も?
キス顔。こいつの口の中に入って移動するのは本作らしさの一つ。
ハゲの部屋にあった石碑。なんでアップになったのか、その意味がわからず
なんと厚かましい……僕にそう言ってきた方々に謝りたくなった
港町ブリスクでルーレットが当たらない
滝の裏に宝箱がある。制作はわかってる◎
ゴリラ大母さまが一番かわいく描かれてる気がする。
魚の切り身40枚あげて、報酬が虹の巻き貝一つ。釣りは簡単ですが、魚の切り身は都合よく手に入らないので、ふざけんな! と画面に向かって怒ってしまいました。
装備をつけたまま離脱するなよ……と思いきや、その後、バトル前に再加入するセライ。キーファとは違う。制作はわかってる◎
質問パック……クイズマスターどこ……? やりこみ要素も多めです。
その他の気になる点
フィールド探索もそうなんですが、目的を達成するために3~4つの仕掛けを解くorアイテムを集める、みたいな展開の連続です。例えば、船を手に入れるためにボスを倒さないといけない→そのためにはDQ6の月鏡の塔が3つあるので、全ての仕掛けを解く→ボス戦へ みたいな。最後の最後までこの連続なので、ゲームの構成として飽きが来る、というのが個人的な意見です。ゲームが仕事になった弊害かも。
アイキャッチ画像のヴァレアが全然可愛くない。プレイ中はかわいいので勿体ない。
船や空を飛べるようになった後、MAPがシームレスではなく、四角の枠になっている点。最南端で一歩進めば最北端への移動が出来ないので、また北へ向かう必要あり。
あと、ルーラ・リレミトがない。MAPの移動に関しては終盤まで結構ダルいかも。マースや虹の巻き貝を届けに行く時にジャングルを通るのがダルすぎる。
PSPlus加入でプレイ可能
本作は定価4400円のDL版のみですが、PSPlus(エクストラかプレミアム)でプレイ可能です。加入に必要な金額は一か月:1300円~なので、充分に元が取れると思います。記事執筆時点での情報です
クリア時間・クリア後
27時間かかりました……。アーマードコアの合間にちゃちゃっとやるか~みたいな気持ちでプレイし始めたのを反省しましたし、一つの作品として熱意を感じることになりましたね。
クリア後もストーリーが展開されるようですが、プレイするかは悩み中→ムーアランドに謎の装置が出現しますが、各地で条件を達成しなければならないようです。ストーリーと制作から察するに、裏ボスもいるでしょう。
攻略情報(ややネタバレ注意)
通しプレイ
道中の謎解きでわからないことがあればぜひ
メモ
霧の長老は、剣から倒す
水晶など、槌がアップグレードするのでそれで壊せるようになる(かなり後半だが全てのギミックが解除出来る)
呪いの屋敷:右のアルマデューラから兜を取って左のアルマデューラへ。王冠を右のアルマデューラへ。絵画が出てくるので、左右同じ柄を揃える
船入手後、ハゲにエバーミスト島を再訪して寺院に行っても良いんじゃないか、と→戻るのめんどくせーと思いながらも、港町エリア→滝に入って山道へ→イ=エーツで投げてもらって元の大陸に戻る。寺院では、軌跡通りに箱を動かして、サンムーメランを習得。その後、元に戻らず、そのまま船に乗れる配慮が嬉しかった。
サンムーメランはそこそこ使える
石碑のコードナンバーは一切わからなかった。セドリックにデータ片を渡すとわかるらしい(3つか4つじゃダメでした)
ドキャリ海底遺跡:ライトと台座が6個あってそれらを動かすところの謎解きが唯一わからなくて投げました。→この方のおかげでドキャリ海底遺跡を全部クリア→ボスを倒すと、本編クリア後のムーアランドの石碑に一つ色が灯りました。つまり、ボスを倒せってことなんですかね……?
時計のダンジョン:台座みたいなものをとにかく動かす・グラップルで引っ張れば解決するが、この画像の場所で少し迷ったのでスクショ。
砂漠は掘る→緑の方向へ向かう
このゲームで、ボス:メデューソが一番強かった。行動回数が多く、さらには回復されるのが厄介なので、このゲームの集大成みたいなバトルと考えてます。究極技が映えるので面白かったですね。
虹の巻き貝
僕が集めたのは32個(探索はそこそこしたイメージ)。マースの村の宿屋・道具屋・釣り堀の計画書、あとは秘宝でした。60も集められる気がしない……。攻略動画がアップすれば紹介させていただきます。
マースの町の住民・建設計画
月のゆりかごの宿屋・水の中の村・お化けタウンの宿屋(の主人の弟)・マースの村で風車を回して風呂に入ったやつ 移住者がいました。
ネタバレ
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エンディングまで
発端はレシュアンとエフォラルの二人。
- エフォラル(フレッシュマンサー)……棲まう者を作る→命を食べて世界を食らう者への進化を狙う
- レシュアン(記録官)……棲まう者が蝕に弱いため、至点の戦士を鍛えて守護神へ
この流れに先回りすべく、レシュアンは現実を無数の時系列に分裂させて並行世界を生んで、記録官になった。この辺りの話は、チークスの逸話から聞ける。
ストーリー
悲嘆に棲まう者をみんなで倒したと思ったら、使徒たちが登場→ブルガバスとエルリナが学院長を裏切って、使徒側に。
「至点の戦士になりたくてなったわけじゃない。何百年も同じ戦士を生み出して20人も死んだのに解決しない。人生を強制されるし、もうこの永続的なシステムに疲れたから終わらせて自由に生きたい(要約)」と。
ブルガバスとエルリナが呼び出した蝕の真紅月に、棲まう者の心臓が合体。港町が破壊される。
その様子を見て、あきらめ&ため息をするハゲ。
その後、学院長を辞任してマースの村に移住。ブルガバスとエルリナを批判してた分際なのに、一番自由になってしかも村長という天下りに成功した強キャラという……笑
ゲームスタート時のエルリナ「やめておけ。ゼニス学院に立ち入ったが最後、お前はそのことを後悔しよう。」という伏線回収。ブルガバス「なら何人死ねば納得する? モヤラはどうだ? 双子はどうなる?」もそう。
20年前の月のゆりかご村。モレーン(ハゲ)はミスってばっかりで無能なのに怒ってくるし、この調子じゃ世界は滅びるだろうと。使徒は真紅月を呼ぶのに至点の戦士が必要だから、望みは聞くと。このようなやり取りが過去にあったことがわかる。
ゲーム的に一区切りするのは、ヴァレアたちがエルリナの後を追ってメサ島へ行くのが遅れて、諍い(いさかい)に棲まう者が世界を食らう者へと進化→至点の戦士が負けてしまった世界線。
でも、諍いに棲まう者が進化する前に倒していたならば? と記録官:レシュアンが語って時を戻すことで続きが始まる。
諍いに棲まう者を倒したらエフォラル(フレッシュマンサー)が登場。使徒は棲まう者と合体、エルリナは魔王に、ブルガバスがこの世で最も敏感な男にしてやると約束……!! →俊敏の間違いでした……。
フレッシュマンサー(エフォラル)が攻撃をして、ガールはそれを食らって死にかけるが、ゼイルとヴァレアは覚醒して空を飛んで霧の長老の元へ。その姿を見て、かつての守護神と姿を重ねる記録官:レシュアン。
ガールは一時的に助かったけど、余命の前借りをして生き残る感じで、死は免れないとのこと。
眠り竜を起こす肉まんを火山などで作成、竜にウェントワースと命名。そのウェントワースの上で冒険するところで、ガールは死亡。
弔った数日後、ガールのためにもフレッシュマンサーを倒すために、星の海へ。
セライのマスクの下も伏線。セライは未来からやってきた
その先には、セライの時代・故郷があった。この時代では至点の戦士は生まれなくなっていて、人間はサイボーグに改造されて、棲まう者の餌になっている酷い世界とのこと。
クリーシェ船長の正体はセライ
ドラクエ3のアルフガレドみたい。
工場でベ=ストが仲間になり、エス=トリスタを解放するために番人を倒す。太陽を阻害している雲発生機を制御するため、時計のところにいたキャエルたちが合体した超技師も仲間にして、宇宙ステーションで制御成功。
太陽と月が復活したことで、恐怖に棲まう者を撃破。
→空を飛んで世界を探索出来るようになる。
魔王城みたいなところへ行き、エルリナが変わり果てたエリゾン=ダレルを倒す。
ぬああああああっ!! →お前パパスかよ笑 ホントドラクエ好きやなこの制作 ってなったんですけど、パパスは「ぬわーーーっっ!!」 でした
最後のバトルは、世界を食らう者 VS 守護神となった二人が、急に虫姫さまのような弾幕シューティングに。倒すとエンディングへ。
チークスが長老になっている。おしまい? 他のエンディングは未確認。ドキャリ海底遺跡をクリアしたら石碑が灯ったので、全部周らないとダメっぽいですね。
真エンディング到達まで
虹の巻き貝60個が必要とのことなので……僕はこれ以上はもう良いやってなりました。以下は、動画を見て英訳しています。
ムーアランドの石碑を全部灯すと、ガールが再登場。身体の痛みも何ともない状態で復活します。ガールを含む6人でエフォラルへ挑んで勝利すると、それでも悪あがきしようとするエフォラルの手をレシュアンが引いて、時空の彼方へ……。
あとは通常のエンディングのようにラスボスを倒しておしまい。
画像くれた方、ありがとう!
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おまけ
パッケージ版は2023年12月7日に発売予定!
まとめ
『クロノ・トリガー』に色濃く影響を受けていることを随所に感じるとは言え、オリジナリティあふれる作品だった、と最後は感じました。ガールのようなキャラの描かれ方は大好きで、キャラを大切にする制作という意味合いも含めて良かったです。
ただ、移動の面倒くささ・ザコ敵が回避出来ない&バトルがそれらを吹っ飛ばすくらい、個人的には不快でマジでダルかったです……。が、本作と比較するゲームが少ない方や、RPG初心者の方にはおすすめです。
結果的に、『クロノ・トリガー』はキャラもBGMもストーリーも最高やったんやな……と改めて感じたことも事実です。カエル(キャラもBGMも)のようなインパクトを期待してゲームを始めてしまったので、その点は注意です。
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