【2023年4月2日 写真31枚ほど 追記・更新】
福岡県北九州市にある白野江植物公園に、満開時の河津桜を見に行ってきました。写真は2023年3月7日とのものになります。また、4月1日に再訪→ソメイヨシノが満開の時期の写真を31枚ほど追記しました。
白野江植物公園とは
当公園は1952年頃、個人の植物公園 「四季の丘」として開園し、市民に40数年間親しまれてきました。1993年(平成5年)北九州市が買取り、約3年の年月をかけ公園の整備並びに改修工事を行いました。1996年(平成8年4月)に「北九州市立 白野江植物公園」として 発足し、現在に至っています。
建物は、1936年(昭和11年)に材木商によって建てられ、80年あまりが経っています。主たる部屋にはそれぞれに床の間を備え、柱は大きな檜材を使い、階段には櫻の一枚板が使かわれています。欄間やその他の造りにも目を見張るものがあります。又モダンな洋風の部屋を備え、家屋は今より広くて、豪華な建築でした。
〒801-0802 福岡県北九州市門司区白野江2丁目
TEL:093-341-8111
FAX:093-341-8444
3月7日の様子
アクセス~門司港駅からバス
門司港駅に到着。下関方面とは真逆の方向に白野江植物公園はあります。
駅構内にあった植込み↑↑もきれい。旅立ちの鐘↓↓は軽い力でものすごく大きな音が出ます。
門司港駅のファミマは京都みたいに茶色い。
バスは30分に一本ペース。最寄りバス停の「白野江二丁目」から入り口までは徒歩3分ほど。41番のバスに乗って行きました。
駐車料:普通車300円/回(84台)、大型・中型車1,000円/回(4台)
平日だったこともあり、人も少なめ。ソメイヨシノなどが満開になる3月下旬~4月上旬に最も人が多くなるそうです。
こういうことを書かないといけない時代になったのかな、と。要は、一般的な良識を持っている方ならばOKってことです。静かに植物を愛でるには最高の場所だと思います★
入り口~河津桜の様子など
入園料:一般300円、小中学生150円 ※団体料金(25名以上):一般240円、小中学生120円
大人一人300円は安い……!! 車いすやベビーカーもOKです。とても静かな場所にあるので、園内は時間がゆっくりと流れるような印象でした。
ツバキカンザクラ:花は中輪一重咲きで、淡紅色。原木は、愛媛県の伊予豆比古命神社(椿宮)にあります。
入り口そばにあったツバキカンザクラ。3月初旬~中旬でこの美しい桜を見ることが出来たのは嬉しい。僕は基本的にいつも心が荒んでいますが笑、癒やされますね。
桜見ごろマップ。この時期はソメイヨシノはまだ。ガイドマップも3種類あり、特にさくら絵巻↓↓はサイズ感も良く、デザインも可愛く、桜に対する自信と愛を感じる内容でした(後述)
パンフレット、クリアファイル、数多くの植木苗も発売していました。僕みたいなザ・観光客よりも、家で植物栽培を行う方などが喜びそうなイメージ。
「白野江のサトザクラ」は、昭和38年に福岡県の天然記念物に指定されました。
サトザクラとは、オオシマザクラがもとになった自然交雑種や人口交雑でつくられたものの総称で、この「白野江のサトザクラ」は、樹皮や花の形はオオシマザクラに似ていますが、がく筒や花柄に細毛が見られるという点で、オオシマザクラや一般的なサトザクラと異なります。
樹齢は400~500年と推定されており、樹高約5メートル、枝張は半径5メートルの株立ち状です。通称「母子桜」と呼ばれています。
白野江のサトザクラ。タイミングが合えば4月にも来る予定なので、その時は咲いている写真をアップ出来たらと思います。★記事下方に追記しました
おひなさま写真撮り忘れ、、、↓↓
建物は、1936年に材木商によって建てられ、80年ちかくが経過しています。主たる部屋にはそれぞれに床の間を備え、柱は大きな檜材を使い、階段には櫻の一枚板が使われています。欄間やその他の造りにも目を見張るものがあります。
パンフレットより
玄関にはフラワーアレンジメント? が。おしゃれ。
車いすの方(おそらく老人ホームの職員の方なども)がいたり、桜の美しさに対して、人がいない点がものすごく好きでした。ゆっくりと花を見ることが出来ます。
カワヅザクラ:静岡県河津市でオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から誕生した品種。濃桃色の花色が人気。花の蜜を求めて飛び交うメジロの群れは、公園の春の風物詩のひとつ。
美しい。。。
Wi-FiとAEDも
園内の随所に、花や鳥や苔などの説明があります。
プリムローズ↑↑やルピナス↓↓なども
僕が見た限りですが、園内で最も多かったのはソメイヨシノ。また、水生園は時期ではなかったです。
ツバキは一輪だけ残って散っていました。
カンヒザクラ:野生種のサクラで温暖な地域に自生する。濃紫紅色の花色と、釣り鐘状で下向きに咲くのが特徴。多くの栽培品種の交配親となっている。
枝垂れ梅も。
鳥に特別興味はないんですが、その辺でめっちゃチュンチュン鳴いているのも強く印象に残りました。バードウォッチングなど良いのではないでしょうか(わからんけど)。ここまで距離が近い経験はないかも。
園内には、約60種800本のサクラが植えられています。
サクラが最も集中しているのが「桜広場」で、約15種50本のサクラがあります。春、広場一面を覆うサクラをお楽しみください。
木製デッキからは、ソメイヨシノの花越しに周防灘を一望することができます。
桜広場。4月が楽しみになる桜の種類の多さ。園内をくまなく見て回った訳ではないので、紹介してない花も多いと思います。
エレガンスみゆき:直径1センチほどの八重咲きで濃紅色の花が11月~4月まで途切れずに咲く。
ふえ~。花が散っても返り咲くという説明だけ見ると、フェニックスみゆきとかド根性みゆきって感じ。
頂上への道は工事中。一応登るつもりで来たのですが、ホッとしました笑。山頂に行けば、周防灘が一望でき、天気が良ければ国後半島や北九州空港などが見えるそう。山頂に行かなくても、展望は楽しめます。
立派な河津桜。本当に驚かされました。菜の花は比較的最近植えたものだと思います(ホームページにはなかったので)。白梅も含めてコントラストも本当に美しく、この時期に見ることが出来る花の美しさは福岡でも有数だと感じています。間違いなく穴場ですね……!!
一心行の大桜を思い出しました。
かわいい枝垂れ梅
トイレなど。売店は土日は開いてるのかな。
3月と4月で咲く桜が全く違う(4月に追記したい)
3月と4月で全く種類の異なる桜が咲く、というのは面白いですよね。
★4月のソメイヨシノが満開になる時期にまた訪れて、写真を追加する予定です★
4月1日の様子(追記)
4月1日(土曜日)は、駐車場がまず満車でした。3月に来た時は平日だったこともあるのですが、ここまで違うものかと。駐車料金は300円です。
入り口から賑わっており、お弁当やお茶などを売る出店もありました。スタンプラリー全部巡ったんですけど、スタンプ押す行為が面倒くさくて参加賞あきらめました、、、。
「白野江のサトザクラ」は、昭和38年に福岡県の天然記念物に指定されました。
サトザクラとは、オオシマザクラがもとになった自然交雑種や人口交雑でつくられたものの総称で、この「白野江のサトザクラ」は、樹皮や花の形はオオシマザクラに似ていますが、がく筒や花柄に細毛が見られるという点で、オオシマザクラや一般的なサトザクラと異なります。
樹齢は400~500年と推定されており、樹高約5メートル、枝張は半径5メートルの株立ち状です。通称「母子桜」と呼ばれています。
河津桜は葉になっていましたが、ソメイヨシノが満開で憩いの場になっていました。ゆったりした雰囲気がやっぱり良いなあ。
存在感のあるシャクナゲが各所で咲いていました。
インスタに詳しくないですが、インスタ映えスポットっぽいチューリップと桜。美しい。
階段を登った展望台からは海が見えます。
太白:英国の桜研究家イングラムによって保存されていた品種とのこと。
紅豊:北海道で作出された品種とのこと。
白妙:サトザクラの代表的な白花品種の一つ。東京都足立区の荒川堤で栽培されていたそう。
ハナズオウ:紫がめちゃくちゃ目立つ上に育てやすいとのこと。
房桜:サトザクラの品種。フサザクラ属のフサザクラとは別種とのこと。←?? なんでそうなったのかわからん……笑。
市原虎の尾:京都市左京区市原にあったものとのこと。
八重枝垂れ桜
河津桜がきれいな緑に、菜の花が完全になくなっていました。来年また来ようと思うのと同時に、もう少し花の名前を覚えてみようかなと。
おたまじゃくし、イモリ、アメンボがいるそう。
おまけ
見る人が見たら面白いんやろな~と感じる施設も、門司港駅は多め。
門司港レトロの様子。観光客がそこそこいた上に、若い人たちばかりで活気がありました。
サーナイトとルナトーン。ポケふたをHPで全て見た限り、最もおしゃれな組み合わせではないかと。北九州市は素晴らしい選択をした……!!
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