【2024年4月2日 追記・更新】
2022年8月25日に発売されたPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Steamソフト『ソウルハッカーズ2』をクリアした感想・評価・おすすめの仲魔などの攻略情報も綴っています。また、項によってはネタバレ注意です。
ソウルハッカーズ2 とは
主人公は人類を超えた知性体Aionの一人であるリンゴ。彼女は迫りくる世界の破滅を回避する為、悪魔召喚士「デビルサマナー」たちと手を組み活躍する。
悪魔合体やCOMPの改造を行い仲間を強化せよ! 新システム「サバト」を駆使し強敵を撃破せよ! 本作ならではのドラマ体験「ビジョンクエスト」を活用し、仲間との絆を深めろ!
そしてリンゴ達は、やがてくる世界破滅のその先にある、物語の深層を見つけ出すことが出来るか。人類を超えた知性体とデビルサマナーたちが奏でる新たなドラマの誕生!
プレイ人数:1人
ジャンル:RPG
CERO:C(15歳以上)
クリアした感想・評価
主人公リンゴが仲間の心を開いていく
今作の主人公は、知性体Aionのリンゴ。人間世界で起こっている問題に対処すべく、悪魔召喚士「デビルサマナー」たちと手を組んで世界を救うようなストーリーになっています。
Aionとは、機械の頂点のAIみたいなもので、究極の機械生命体がヒトの形になったようなイメージです。『Horizon zero dawn』で言うところのガイアみたいな存在でしょうか。
リンゴは仲間と接する過程で、人間を知るような流れ……なのですが、、、
最初からノリが軽いリンゴは、機械らしい合理的な判断をする、みたいな描写があまりなく、どちらかと言うと機械らしくありません。声優の黒沢ともよさんの演技も人間味あふれるものです。そんなリンゴと接することで仲間三人の過去を知り、絆を深め、問題を解決していくような流れがメインになっています。
序盤からノリツッコミをするリンゴ。
ソウルハックで仲間の過去を知り、相互理解を深めるのだが……
術式「ソウルハック」をすることで、死んだキャラを生き返らせている一コマ。肉体に魂が残存している状態ならば、その魂を集めて呼び起こすことで、肉体を再起させるというようなイメージ。
奥(深層心理みたいな)に行くに連れて、そのキャラの人生の岐路というか、心残りのような描写を見ることに。
魂の奥底には、死んだアロウそのものがいて、後悔を抱えています。
リンゴとアロウの利害が一致、リンゴの手を取ることでキャラクターは蘇ります。ちなみに、アロウを含めて3人が蘇ってリンゴの仲間になる形です。
このソウルハックですが、アイディアとしては面白いと思う一方で、いまいちゲームに落とし込めてない印象でした。リンゴが魂の奥底を覗いたことで、リンゴを通してキャラ一人ひとりを深掘りしていくことになります。その精神を表現したソウル・マトリクスというダンジョンを探索することになるのですが、無機質なため面白みがないというのが最大の理由になります(後述)。
ソウルレベル(好感度みたいなもの)を上げる
今作の重要な要素の一つ、ソウルレベル。簡単に言えば、キャラの好感度みたいなモンです。ソウルレベルが高いと、ソウルマトリクスの下の階層へ行くことが出来、キャラの能力強化にも繋がります。
ただ、どの選択肢を選べば、どのキャラのソウルレベルがどれだけ上がるかが分かるような仕組み(画像ではサイゾーに+10↑↑)は評価が分かれる気がします。選ぶ前から結果を知ることが出来る上、一度上がったソウルレベルは下がることはありません。
たとえば、仲間内には、平和主義的なアロウと戦闘至上主義的なミレディがいます。意見が対立しているというか、キャラとして正反対のような考え方をしているので、ソウルレベルが下がらないのは、個人的に少し残念なポイントではありました。
イベントでは、微笑ましい一コマも。ストーリーやBARヘイズバーンで仲間とお酒を飲み交わしましょう。
レストハウスでは食事をすることも可能。一時的に得られる能力などもあります。
世界を救うストーリーと並行して深まる関係。やり取りを見て、会話も関係も深まっていく楽しさはありました。
キャラの掘り下げに、ダンジョン探索をさせられる
ソウル・マトリクスは、精神構造が象徴的に再現されている、とTIPSに記載があるダンジョンです。奥に行くことで、キャラとの相互理解が深まり、能力アップにもつながります。
ですが……ダンジョンとしての面白みはありません。象徴的に再現されている、とありますが、全員が無機質で迷宮のようなダンジョンに仕上がっています。
個人的には、もっとキャラの特徴に沿った表現をしても良かったんじゃないかな、と。しかも、無駄なギミックというか、プレーヤーを迷わせて時間を奪うだけのような構造が後半になって増えてきます。
同じところを何回も往復させてくるクソギミックが増えまくる。不快極まりない
よって、ソウル・マトリクスの探索は退屈でダルかったです。作業でしかありませんでした。ひたすらエストマ(エンカウント阻止)&暗殺者の歩調(移動速度アップ)をかけ続けて奥を目指すだけ。これもいちいちかけ直す必要があるので、マジで本当にクソ面倒くさかったです。
ただ、生前のキャラの意外な一面を見ることがで出来るのは◎。また、ボスを倒すことで新たな悪魔合体が解禁されることも。
単調なバトルを強制する仕組みが辛い
敵の弱点を突くことが基本になっています。弱点を突くことでストックが貯まり、そのストック数分だけターン終了時に仲魔の攻撃で大ダメージを与えられるような仕組みです。
ただ、演出もカメラワークもほぼ変わらず(ボスの攻撃は除く)。目新しいものは何もないので別に面白くなかったです。ちなみに、オートアタックにすれば、物理攻撃一辺倒で倍速になります。
バトルをしないと、武器を強化するアイテムを集めることが出来ないという難点も。アイテムを持っているザコ敵を教えてくれるのは良いのですが、、、ソウル・マトリクスの探索で仲魔から得られるトーテムメモリーやマグネタイト塊は、貴重品です。なので、ソウル・マトリクス内を練り歩くことになります……。
レベル上げと金策には課金推奨のゲームバランス
最初は難易度NORMALで始めたのですが……、すぐに行き詰まりました。それは攻略ではなく、レベルが不足して仲魔に出来ないから。
バトルをしてもなかなかレベルが上がらず、お金も貯まりません。レアエネミーという金策アイテムを落とすザコがいますが、そんなんじゃ全っ然足りない。悪魔合体や武器改造で莫大なお金が必要なのに、マジで全く貯まりませんでした……。
こんな序盤の弱そうな悪魔でも、仲魔にすることすら出来ないレベルの上がりにくさ……。
ソウルマトリクス内でのサブミッション。Aionオーダーでザコを9体倒せ……という。制作はどんだけザコ敵とバトルさせるつもりなん……、と絶望しました。
効率良くサクサクプレイしたい僕としては、制作の想定するゲームプレイを全く受け入れられず、一度挫折しました。難易度EASYにしても全然ダメ。今までプレイしたゲームの中でも、ワースト1,2を争うくらいゲームバランスが酷かったと感じています。
なので、レベルもお金も全く追いつかないので、課金することに。バトルが単調なのも相まって、この判断をしました。
正確には、課金要素は個人的に賛成なんですよ。ゲーム会社に還元されるならば、~2000円程度ならば喜んでします。ただ、この作品の予約価格は8500円くらい。(相対的に)高い価格設定なんにな、、、新しい要素ないし、、、とモヤモヤ。
経験値・お金・水着衣装の3つで1000円くらい課金しました。一回のバトルでレベルアップと金策アイテムを入手出来るようになります。また、衣装の水着は良かったです。ミレディとアロウなんかは、デフォの服がやや被っている感すらありますし……。ミレディはそもそもキャラに対して服が合ってない印象も。
グラフィックや演出に進化がない。PS5なのにロードが長い→設定で変更可
別にグラフィックだけではないんですが、今作はあらゆる面で進化を感じないというか、、、既存の自社システムの上澄みをそのまま流用して出来上がったようなイメージです。
MAPを移動する際にはロード画面が入ります。ゲームを通して100回くらいは移動するので、頻繁にロード画面を見ることになるでしょう。3秒~7秒くらいですが、(他作品と比較して相対的に)ロード長いな、と感じました。ロードが多い+長い、という印象です。
また、ダンジョン探索時も、扉を開けたり階をまたぐとロードが入ります。バトルで逃げた後の画面の切り替わり速度も個人的には気になりました。BGMも印象に残るものは0。
ちなみに、Twitterで教えていただきました……(あれほどコンフィグをイジったのに気付かなかった……。。。)
(悪い意味で)PS5版を出す意味を考えさせられた作品でもあります。PS4版だとどうなっとったんやろ……と考えるのが恐ろしいですね。。。
ゲーム内の進行度合やTIPSを示してくれるのは◎。でも見過ぎた。
バトルもそうですし、グラフィックもそう、ムービーの演出もなんかな~と。なんというか、目新しいことが本当に何一つないんですよね……。制作のチャレンジ精神みたいなものをあまり感じることが出来なかった点は、本当に残念。
あとはこれ↑↑。フクロウ型のドローンに探索させるパートですね。ダンジョンでいちいち声を出す仕様も気になりましたが、それ以上にこいつの探索パートは、あまりにもショボすぎて萎えました……。とりあえず入れておくか、みたいな安っぽい意志を制作から感じます。こんなんなら作らない方が良いし、要らない。マジでショボい。
仲魔の個性が活かされないシステムは残念
真・女神転生シリーズ関連作品なので、今作も悪魔を仲間にすることが出来ます(いわゆる仲魔ですね)。
一つは悪魔合体で変わらずに面白いですが、説明が省略されているので初見の方は難しいかもしれません。そしてもう一つは、ダンジョン内にいる仲魔から紹介を受けるような形です。この時、ダンジョン内で一度バトルをしていると、仲魔に出来るチャンスが増えます。ちなみに、バトル中に勧誘するような『真・女神転生5』のようなシステムではありません。
悪魔合体時のセリフも使いまわしが本当に多い……。
会話のやり取りが一辺倒なのはまだ良いとして(魔石ちょうだい! とか定番のやつですね)、セリフのバリエーションも声も今作は非常に少ないです……。
また、バトルシステムの都合上、仲魔のステータス云々よりも、どの属性の技を持っているか、が重要視されると考えます。
リンゴならば電撃、アロウならば氷、ミレディならば炎と言った具合ですね。各キャラの得意属性で敵の弱点を突くとスタックが2倍になる(=大ダメージを与えられる)、といった効果を中盤~後半になると得ることが出来ます。序盤は、仲魔とキャラの技の相性が良くわからず、技の威力を上げる魔晶もいまいち合わない……となりがちかも?
なので、電撃技を持った上でレベルの高い仲魔がリンゴには必要とされるわけです。そうなると、ものすごく限られてきます。なので、仲魔の個性が乏しいと感じてしまいました(おすすめの仲魔は後述)。
目新しい要素と言えば、ジャックフロストの色違いが4匹登場したくらいでしょうか……。シリーズよりも登場する悪魔が少なく、イズンもアリスもおらず、悪魔のラインナップ的には不満にも残りました。
本当は、【ソウルハッカーズ2】おすすめ仲魔~という記事を書くつもりでいたんですが、一つの記事にするような内容でもないという悲しい結末を迎えて、この記事を書いています。
個性がある悪魔と言えば、追撃スキル持ちだけ。追撃スキルを覚える仲魔は、専用モーションがあるからです。と言っても、ごくわずか。悲しい。
RPGとして寄り道もなく、設定の作り込みも浅い(ややネタバレ注意)
特に残念だったのが、今作の重要人物である恩田一郎関連のもの。
サブクエストで、恩田一郎の研究ノートを助手に持っていく内容があったのですが、ただのおつかいに終始。ノートの中身は見れんのかい! とツッコんでしまいました笑。それなのに、終盤では恩田一郎の生き様に対して是非を問うてくる選択肢があります。いやいや、そこまで描写してないやん! と。
設定も詰められておらず、RPGとしてもゲームとしても目新しい要素がない、という評価をせざるを得ません。ミニゲームなどの寄り道はほぼないですし、裏ボスもおそらくいません。
エロも少ない
今作はアリスやイズンがいないだけでなく、(アトラスなのに)おっぱいを強調したキャラもいませんでした……。画像三枚目は、水着衣装を着たミレディです。記事のために頑張ってスクショしました。。。
コントローラーの反応がおかしく、最後まで直らなかった(僕だけかも・PS5)
何もしていないのに、カーソルが暴発するようなイメージですね。カーソルが勝手に上下に移動したり、カメラが勝手に左に移動することが頻発していました。
エストマを唱えたいのにカーソル移動で脱出魔法を唱えたりするので、かなりのストレスでした。カメラは勝手に左に回りに回る。コンフィグであれこれしましたけど、ダメでした。特に、ソウル・マトリクス内では酷かったですね……。
原因は不明ですが、一応、PS5を購入して『龍が如く7』『Ghostwire: Tokyo』『STRAY』『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE ユフィ版』『ASTRO’s PLAYROOM』などプレイしてきましたが、この症状は今作だけ。他のソフトでは見られない現象でした。
→『ラストオブアス』でもちょいちょい症状があるので、コントローラーの故障の可能性が高いと判明……。PS5あるあるの症状っぽいですね。
声優一覧
リンゴ:黒沢ともよ
フィグ:森ななこ
アロウ:石川界人
ミレディ:小清水亜美
サイゾー:松風雅也
鉄仮面:中村悠一
ゼノン:興津和幸
恩田一郎:伊藤健太郎
レイブン:浜田賢二
カブラギ:逢坂良太
R.S.:竹内栄治
アッシュ:井澤詩織
小ネタ
マダム銀子は、前作にも登場したキャラだそうです。
不満だらけの今作でしたが、この【トロフィー:ヴァルプルギスの夜】のスクショはお気に入り。見栄えめっちゃ良くないですか?笑
リンゴもめちゃくちゃかっこいい。ヨシツネも最後まで残しておいて良かったですし、ジャックフロストもデカラビアもいて華があります。ティターニアだけいないのがやや残念。
セタンタって男なんか……。
余談ですが、、、今作と似たような設定で『AI:ソムニウムファイル』という作品があります。こちらも精神(正確には夢の中)の中に入り、キャラ各々によって抱えているトラウマや悩みが表現されたダンジョンを探索するのですが、個性豊かな世界観が完成されていました。
無機質なダンジョンに終始している今作と比較してしまい、「ああ、AI:ソムニウムって作品愛もあって面白かったんやな」と何回も感じてしまったくらい。と言っても、『AI:ソムニウム~』はややマイナーな作品ですので、今作のどちらもプレイした人はものすごく少ないと思います……。
クリア時間・クリア後
クリア時間は24時間ほど(経験値とお金を課金・ソウルレベルは極力上げる・不必要なバトルはほとんど避けました)。難易度EASYでクリアレベルは、リンゴ70,その他55くらい。やりこみ要素も、ソウル・マトリクスでの強化だけでしょうか。
クリア後は特に何もなく、強くてニューゲームが出来るくらいです。
ネタバレ超注意
キャラの過去
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ミレディは鉄仮面の彼女だった。鉄仮面に扮したレイブンを見て、恋人が殺されたと理解して激昂した描写は好きでしたね。また、最後までソウル・マトリクスを進めれば(ソウルレベル100が必要)、鉄仮面をつけた彼女の未来を見ることが出来ます。
アロウは男の友情的な描写が多かったです。レイブンに育てられ、マンゲツの助手だったと。コヴェナントも持っていて設定が盛られている割に、記憶に残らないキャラという印象。犬と猫で犬派なのもやっぱりな、と。
サイゾーはサマナーという仕事柄、彼女と共に狙われたり。もうちょっとボケやツッコミがあっても良かった気もする。ルパンの次元そっくり。
フィグについて(ネタバレ超注意)
レイブンを倒した後、ラスボスとなるフィグ。ただ、闇堕ちがなんかなあ……。行くあてのない子供を支えるレイブンを見て、惚れてしまったのはわかるけど。ゲームの都合もあるでしょうが、0から100に振り切った行動は、今作のキャラで最も機械っぽいのかな、と。
リンゴの次にこのゲームで印象的だったレイブン。初登場時から明らかにかっこよかったので、展開的にやっぱりな……と思いました笑。
友情より恋愛なんやな、とも思ったり。
一番気合いを感じた描写ですね。
ラストダンジョンの骨。ぽっと出のキャラが出てくるのは失笑ものでした……。
全人類へソウルハックを行い、みんなを均一にする、みたいな。いかにもラスボス思考ですよね。レイブンの意思を継いだ形です。ご都合展開っぽさはありますが、リンゴとの対比もあり、レイブンを立てる意図もあり、ゲーム的にも良い判断だったのも良かったのかな、と。考察という程でもありませんが、ご都合展開<機械っぽさ が個人的には印象に残りました。
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おすすめの仲魔
と言っても、前述したように、メンバーの得意属性の技を持った仲魔がベースになります(と考えるに至った)。序盤~中盤~終盤という順番で紹介しています。
また、追撃スキル持ちは、そのまま残しておいて発動するので損はないです。合体させても技を引き継げるとは限らないですしね。
リンゴ/電撃
鬼神タケミナカタ。タケミナカタのグラフィックは気合い入っとるな、と思いました。コロポックル、イナバシロウサギ、オンモラキの特殊合体で作成可能。最初の特殊合体だったような。
英雄ヨシツネ。中盤のエース。からたけ割りも大活躍でしたね。ヤタガラス・クラマテング・コッパテングの特殊合体で作成可能です。
怪異ドッペルゲンガー。万能属性のメギドラ、ジオダイン、からたけ割りなど、有能スキルだらけ。リンゴそっくりの容姿なので育ててみたらビンゴでした。また、リンゴの「ターン拡張」との相性が抜群で、ものすごく強かったですね。
レベルを上げる気力があれば、ゼウスがおすすめです(後述)。
アロウ/氷
ジャックフロスト・モーショボー・オヤツマミなど色々と試しました。最終的には、ティターニアに落ち着きました。
妖精ティターニア。耐性がものすごく強く、ラスボス戦で大活躍。仲間が攻撃偏重だったので、メ・ディアラハンで全回復がめちゃくちゃ役立ちました。
ミレディ/炎
破壊神ディオニュソス
霊鳥スザク
大天使サンダルフォン。【魔宴の心得・昂】が、個人的に最重要スキルでした。攻撃力と命中をアップしてくれます。ラスボス戦はデバフされまくりなので、それを打ち消してくれます。パワー・プリンシパリティ・アークエンジェル・エンジェルの4体の特殊合体です。
サイゾー/衝撃・銃撃
妖魔ヴァルキリー
破邪の光弾とザンマがサイゾーにドンピシャ。序盤~中盤はしっくり来ませんでしたが、終盤にヴァルキリーがドンピシャにハマりました。
ギリメカラは真・女神転生5では強かったんですが、属性攻撃がメインの今作ではかなり弱体化しています。
ゼウスはものすごく強い、と知ったのはクリア後でした。リンゴにピッタリ。
魔王キングフロストは、バアルやパズスと合体。特殊合体ではなかったです。こちらもクリア後に知りました。
レベルが高すぎて作れなかった悪魔たち
地母神イナンナ。真・女神転生5で印象深かったですよね。
シヴァの合体は、ランダとバロンでいつも通り。でも作れなかった。
コウリュウは特殊合体自体は解禁されますが、レベルが高すぎにも程があります。そして、スキルも強すぎ。
メタトロンもおなじみ。でも作れない。
ノルンがラスタキャンディを覚えないのは悲しい……。
97%という数字は、お金を出して作れるすべての悪魔です。残りの3%はおそらく、探索やサブクエストの消化不足なのだと思われます。
まとめ
『真・女神転生5』や『ペルソナ5』で代表するように、自社コンテンツを流用しただけ、というのが第一印象です(プレイ済みならばそう感じてしまう箇所が多いと思われる)。この二作と比較すると、すべての要素で作り込みが浅く中途半端だと感じました。何を期待しているかにも依りますが、ゲームとして目新しいことが0に近かったのは本当に残念でした。ただ、悪魔合体などは変わらず面白く熱中するバトルもあったのも確かです。終わり方もスッキリしていて良かったのでは。もっと出来るはずなのにやってない手抜き感も好きじゃなかったです。
各々の評価基準にもよりますが、クソゲーと言われても言い返せないような印象も受けます。同時に、神ゲーと評する方もいるでしょう。あくまで個人の感想であり、発売日に購入・プレイしたVersionでの評価になります。アップデートで変わると良いですね……。不快な気分にさせてしまったら申し訳ありません。
関連記事
神ゲー↑↑と感じているからこそ、今作は残念やな……と。あらゆる面で5の方が上でした。
コメント
メガテン系列は2周目以降が本番ですよ?
一周だけでの評価レビューはどうかと思います
メガテニストさま
フルプライス購入とクリアが、レビューを書いても(一般的に)説得力が出るorGoogleにインデックスされるかな? という感覚です。
ただ、真3・真4f・真5しかクリアしていないので、おっしゃる通りかもしれません。失礼しました。
ももさんの感想は間違ってませんね
メガテニストを分不相応にも名乗ってる人がにわかです
そもそも2周しなきゃ評価できないという考えが幼稚であり、殆どのプレーヤーは2週目なんてやらないんですから
2週目やった後のレビューなんて大衆向けでは有りません
今作のプロデューサーとディレクターとシナリオライターはATLUSで一回も活躍してない組み合わせで、イラストレーターとコンポーサーは外注です
ももさんは今までプレイしたATLUSゲームの数は少ないようですが、自称メガテニストよりも確実に理解しています
そして今後は今作の開発スタッフ陣が開発したゲームではなく、アバタールチューナーやライドウやペルソナがお勧めですね
幻影異聞録#FEなどは今作のスタッフが作ったものなので避けてください
ゲームはメーカーから発売されますが、ッ作ってるのは人なんです。
ナナシさん、コメントありがとうございます!
いやー、本当にありがとうございます……!! 意図を汲んでいただけて本当に嬉しいです……!!
>今作のプロデューサー~組み合わせ
事前に制作のインタビューを読むと(情が移って)本音で記事が書けないので避けているのですが、人でここまで変わってしまうものなんですね……。
お勧めもありがとうございます!全部チェックしてみたのですが、アバタールチューナーの1からやってみようと思います!
励みになりました!本当にありがとうございました!★
ももさんは3Dダンジョン時代のメガテンは未プレイの方なんでしょうか
97年の「デビルサマナー ソウルハッカーズ」はオールドタイプ・メガテンシリーズ中、一番遊びやすいタイトルなので、もし興味が湧いたらプレイしてみてくださいね!
と、言っても今手に取りやすいのが3DS版になっちゃうのでアレですけども…
そのうちSwitchとかで手軽に遊べるようになるといいんですけどね
通りすがりさん、コメントありがとうございます!
そうですね…10年間読書しかしてなくて、PS4のドラクエ11でゲーム復帰してから、レビューを書き続けて現在に至る感じです。なのでPS4(とかSwitch)で遊べる作品がメインですね。
基本的には前作に触れるようにしてるのですが、仰る通りハードがなかったので前作との比較が書けてないのは申し訳ないところです。。Twitterでも前作ファンの方がショックを受けておられたので、改めてチェックしないとな、と感じていたところです。
本当にありがとうございます!★