2023年10月19日に発売されたPC / Nintendo Switch / PS4ソフト『恐怖の世界』をクリアした感想・評価などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。
恐怖の世界 とは
旧き神が目覚め、狂気が渦巻く世界へと変貌させようとしている。地獄のようなコズミックホラーRPG『恐怖の世界』を生き延びろ。
ジャンル:コズミックホラーRPG
プレイ人数:1人
CERO:D
クリアした感想・評価
大まかなシナリオはあるが、、、
■とある町に忍び寄る”世界の終わり”
旧き神が目覚め、狂気が渦巻く世界へ這い出てこようとしている。病院、廃校、古いアパート、鬱蒼とした森、至るところで発生する奇怪な存在と不可解な出来事が、塩川町の住人たちの理性を削り取っていく。
これは因果応報か、それとも人知を超えた存在の策略か?
1980年代の日本:塩川町を舞台に、数々の奇怪な事件が発生。プレーヤーは町を探索し、情報収集し、事件の謎を解いていく――というのが大まかな流れです。
事件の数は20以上あり、その事件一つひとつのエンディングも数種類あります。全てを解決して真エンドに辿り着くというよりは、独立した事件を集めたオムニバス形式に近い作品という印象です。
ゲームの流れを理解するまでがやや難しい
■破滅を切り抜け、狂気を食い止めろ
事件を選択し、聞き込みをしながら調査を進めていく。些細な行動でも「破滅値」は上昇し、100%になればゲームオーバー。元凶をつきとめ撃破できれば、新たな事件の調査へと進むことができる。調査中におきる理不尽で不気味なイベントは、主人公の体力や理性を容赦なく奪う。武器やアイテム入手、仲間を集める、といったありとあらゆる選択に緊張感がつきまとう恐怖。
あなたは、この町を襲う狂気を食い止めることができるか。
チュートリアルはありますが、全体的に説明不足が目立つと感じたので、大まかな流れも綴っておきます。ゲーム開始時の部屋で、4つの中から好きな事件を選んで開始。ここでは、「死の巻紙と忍び寄る真紅のマント」を選びました。
調査:学校 の右側の枠の白い◯の中を探索するのがメインルート。寄り道もOK。
学校や病院、森や海辺などを探索→敵を倒したり、仲間になるキャラがいたり、情報を得ていきます。この時は、赤いマントの男から何かを受け取ってはいけない、ということがわかりました。
ある程度探索を繰り返して条件を満たすと、「恐怖の世界↑↑」と中央に出てくるので、これを選択するとボス戦に。
赤いマントの男と遭遇。赤い紙・青い紙・何も受け取らないの選択があり、ここでは「何もいらない!」を選択。
赤いマントの男とのバトルに勝利後、クリア報酬と[Aエンディング]が表示されました。ちなみに、「死の巻紙と忍び寄る真紅のマント」にはBエンディングもあります。分岐条件が明示されないのでわからないのですが、おそらく 赤い紙・青い紙・何も受け取らないの選択次第なのかな、と。
その後、町の状態が変化。変化というか悪化かも?
基本の流れはこんな感じ。ただ、時間制限があり、破滅値が100%になると町が破滅してゲームオーバーになります。これは自然に進行する以外にも、探索をサボったりすると上昇したりするので、(難易度にも依りますが)ある程度の効率の良さを求められます。もちろん、バトルで敵に負けてもゲームオーバー。
この主人公は、スクール水着・体操服・セーラー服・ミイラ服などがありました
事件の謎を解くと、再び自宅に。お風呂に入ったり、服を着替えることも可能で、イベントでしか入手出来ないものも。
事件の謎を4つ解く→灯台へ向かい、鍵を外して中に入りましょう。そこでボスを倒して、晴れてエンディング(事件ではなく、町全体のエンディングですね)になります。
体感として、アドベンチャーながらもノベルゲームに近い印象でした。
ゲームに慣れないうちはつまらないと感じるかもしれないですが、、、慣れてくると、一つの選択に時間をかけず、バトルでも強力な武器や呪文を駆使しつつ、素早く終わらせることが可能です。
好みはあると思いますが、唯一無二の世界観で好奇心は満たされますし、短時間で周回してイベントやエンディングの回収が楽しい作品だとは考えています。
おすすめの始め方としては、「身の毛もよだつハサミ女の未解決事件」→「部活動」→「クイックプレイ」→「カスタムプレイ」です。「クイックプレイ」では難易度イージーより下の難易度ストーリーに設定可能なので、周回前提の方にはおすすめ。
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バトルは癖があるターン制
■怪異とのターン制のバトル、そして容赦のない選択肢の数々
闇の儀式を執り行い、不気味な真実を掘り起こし、複数の怪異に共通した謎を解いていく。滅亡を防ぐためには崩壊を導く恐怖そのものと対峙しなければならない。突如襲われて始まるターン制の怪異とのバトル、プレイするたび変化する悪夢のような出会い、そして容赦のない選択肢が紡ぎ出す、この地獄のようなコズミックホラーローグライトRPGを生き延びろ。
バトルもやや癖があり、慣れが必要かもしれません。
戦闘シーケンスが200になるまで1ターンで行動可能です。例えば、キックを選択すると+30、命中率を上げるお祈りを選択すると+20、武器の強攻撃を選択すると+110という具合で、これらを全て組み合わせるでも160なので1ターンで行動可能です。逆に、武器の強攻撃+110を2回組み合わせると220になるため、1ターンで行動不可ということになります。
攻撃・防御・補助・アイテムなど様々な選択があるので、短いながら戦略性がありますね。
敵には種族? があり、弱点も様々。攻撃には打撃と呪文があり、打撃は幽霊相手には無意味なので、、、呪文を使用する必要があったり、周辺にある武器を拾って投げたりしなければなりません。
スタート時に、最初から呪文を覚えている場合もありました。
素早い泳ぎ:攻撃アクションが速くなるパーク(特殊能力みたいな・Fallout4と同じ感じ)を選択+スタミナ上昇14→20に。エンディングまでにレベルアップ可能なのは最大でも~5くらいだと思います。
経験値が100を超えると、レベルアップが可能です。慣れるまでがやや難しく、慣れると楽しく、装備や呪文などの応用も。ただ、飽きやすい部分はあるかもしれません。
探索時のイベントが面白く、数も多い
手を貸すor断る → 幸運チェック:成功→EXP+5。幸運というのは、ステータスでレベルアップ時に伸ばすことも可能。
散策出来る場所は、中心街・アパート・病院・学校・海辺・森・屋敷・村などですが、、、探索と言っても自分で移動することは出来ないので、イベント発生→ボタンを押すだけ。そういった意味でも、やはりノベルゲームに近いですね。
ただ、仲間がいたり、パークやアイテムを持っていたり、バッドステータス(酷い出血とか)で、新しい分岐が拓けることもあります。この条件によって判定の成否が一瞬で行われる点は、『ディスコエリジウム』に似ています。
こちらも同様
彼女を落ち着かせる→カリスマチェック:失敗→理性マイナス2。理性というのは、右下の主人公の顔の右側にある「15」という数字。スタミナの「14」と合わせて、0になるとゲームオーバー(設定で変更出来る)です。
学校の校庭に行けば、生徒を仲間にすることも出来ますが、、、これがなっかなか仲間にならないですね……笑。カリスマの値が低いのかも? 仲間にした生徒に指示することも出来ますし、攻撃の盾になってもらうことも可能です(70%で死亡します、、、笑)
→難易度で変わるようです。「カスタムプレイ」で難易度ストーリーやイージーにすると、ほぼ仲間になります。
ウジャウジャ連れて歩けます
犬を仲間にすれば、超和みます。かわいい。(どこで仲間にしたか忘れた・すまぬ)
たまに犬がいなくなることも
祭りも犬仕様
特定の事件では、町の探索ではなく、範囲が村の中だけになったり。
隣人は、蠢くウナギと胡乱な隣人 で勝手に仲間になりました。自分で隣人を選択しても、また今度ってことでいい? でおしまい。
イベントの発生条件などはわかりませんが、メニュー画面の実績から確認することが可能なものもあります。ものすごい数のイベントがありそう……
世界観は唯一無二
本作は、伊藤潤二氏とH.P. Lovecraft氏へ捧げる1ビットのラブレターとのこと。伊藤潤二氏はホラー漫画家として有名ですし、絵がもうそのまんまですよね。H.P. Lovecraft(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)氏は、クトゥルフ神話などで有名な作家さんです。
怖いとかグロいと僕は感じませんでしたが、一応CERO:D(17才以上対象)です。死体、自殺、変異なども多め。
画面の色の設定も可能です。ちなみにSwitch版を購入しましたが、ロード時間が気になるなどはなかったです。
自分がクリアしたゲームのRTAを見るのは好き
本作のゲーム画面の構成としては、ニコニコ動画などで有名なbiimシステムに似ていますよね。改めて見ると、非常に明瞭でわかりやすく、美しい構成だと感じます。
引用:biimシステムとは (ビイムシステムとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
日本語も問題ない
Steam版は既に発売されていましたが、日本が舞台なのに日本語版が本日までなかなかリリースされなかった作品でもあります。吹替などはありませんが、特に気になる日本語訳はなかったです。
また、BGMもピコピコ音と言うんでしょうか、おそらく80年代の音が再現されているのだと思われます(詳しくないけどなんとなく伝わる)。
気になる点も多い
本作を初めてプレイされる方は、難易度の低い「身の毛もよだつハサミ女の未解決事件」から初めることをオススメします。
→チュートリアルとしてはダメダメ。わかりにくい。
「身の毛もよだつハサミ女の未解決事件」ですが、チュートリアルとしてはビミョーですね。初見時の僕にはよくわからず、ボスに負けてゲームオーバーになりました。
11分8秒で死亡。よくわからなかった
ゲームオーバーになったら はじめから をプレイするしかないのも厳しい。事件をあと一つ解けば灯台へ行けるのに、ボスに負けてゲームオーバーになったりするとまた はじめから なので悲しい。
事件を解いていると破滅値も100%に近付くので、それなりに気をつけないといけないです。破滅値を減らす方法は、事件を解決することが主になると思うので、極力増やさないようにすべきかも? 校庭で仲間勧誘ばっかりしてるとすぐ上がるので注意!
シナリオの考察などがなく、結果の明示だけで終わる。
セーブは出来ますが、ロードすると消去されるため、直前で選択肢をやり直すことが出来ない。
カスタムプレイだと主人公が選べるのですが、一応ステータスの差異がありました
仲間キャラがパッとしない。バトルにおいて特性みたいのがあるとなお良かった。
画面が途切れて、左の文字が見えないことも。
あとは、ゲーム性やグラフィックなどで好みが分かれるとは思いますが、このゲームに関心を持った方でないと目につかないとも思うので、これはあまり問題ないでしょう。僕は(面白さが伝わったという意味でも)好きでした。
余談:PLAYISMさんは素晴らしい
新作ゲームをクリアしてレビュー記事を書く生活を送って数年になりますが、、、僕がPLAYISMという名称を認識したのは、『サブノーティカ』です。特典の冊子がもう本当に最高だったんですよ。
『黄昏ニ眠ル街』『ドキドキ文芸部+』『グノーシア』『アイドルマネージャー』『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』『2064: Read Only Memories INTEGRAL (リードオンリーメモリーズ インテグラル)』『ドレッドアウト』……振り返ると、それなりにプレイしてきました。あらゆる要素が素晴らしい神ゲーとは言えないかもしれないですが、一点に秀でているようなゲーム性や世界観の作品ばかりで、プレイするとその先見性に驚かされるんですよね。
PLAYISMさんにお金を貰ってこの項を書いているわけではなく笑、明らかに他の企業と一線を画す方向性があって、その一貫性が素晴らしい、ということが書きたかったんです。世に広まっていない原石的な作品を見つけて、世の中に広めていく というコンセプト……そして、発売時には特典も充実している点が大好きです。やりがいと言うか、美意識と言うか、理想はあっても自分がその身になれるか? と考えると難しいので。
今後も楽しみにしております★
クリア時間・クリア後
クリアの定義にも依りますが、灯台の中に入って一つのエンディングをちゃんと回収するためには、初見で3~5時間ほどあれば大丈夫かと。慣れると1時間以内にエンディングへ行けます。
ただ、エンディング画面を全て確認出来る終局全書の回収率を100%にするには、、、体感的には、20時間は必要かも。有志による攻略情報・攻略サイトなどが必須な気がします。イベントの発生条件や分岐ルートの条件などが明記されないので、一人では難しそうという印象ゆえ、ですね。
クリア後は、メニュー画面から実績などの確認が可能です。エンディングを見た後、経験値やお金、武器などの引き継ぎなどは一切出来ません。
→3周くらいした後、カスタムプレイに医学生:美々・バックストーリー:病歴が追加されていました。また、「クラシックモード」のイベントに沿って進む短編モード:シナリオモード(近々実装予定)、謎の調査を行わずにバトルに耐える「エンドレスモード」が追加されていました。このゲームはマジで解放条件がわからん……笑
攻略情報
バトルなどお役立ちいろいろ
スタミナと理性を回復する手段が乏しいため、事件解決後は必ず風呂に入りましょう。女性(設定では20歳)の入浴シーン……という意味では、エロい……のかも?
探索中に自宅に戻れば、スタミナと理性の回復+3は可能です。
事件はYボタンでリロール(再表示)させることも可能なので、気になる事件が見つかるまでリロールしてもOK。
武器は、命中率がとにかく低いので、命中率が高い武器がおすすめ。ステーキナイフやが好きでした。金物屋などで購入可能なので、序盤は経験値を警察署で売却して武器を買っても良いかも。
回避率アップ+ステーキナイフで3~5回攻撃みたいな選択が好きでした。
レベルアップ時のおすすめは、やはりスタミナ・理性・敏捷性でしょうか。筋力は幽霊が出てくると(上げた意味ないやん!ってなる)萎えますし、カリスマや幸運は探索時の成功判定くらいしか役立たない印象でした。
パークも同様で、敏捷性重視が好きです。
破滅度を減らす呪文を、カスタムプレイの南さんは初期装備していました(ランダムだったかも)。
4つ目の事件のボスに到達する時点で、破滅度99%でもOKでした。灯台の中へ入った後の破滅度を気にする必要はないってことです。
→おそらく間違いで、灯台に入って100%になると同じエンディングになります。
何周かしましたが、光源・ヤクザカード(ショップで仕える)・望遠鏡(屋上で仕える)が入手出来ませんでした……。
金稼ぎ
武器や道具を売るのが一番ですね。
上述したように、警察に情報提供をするのもアリ。金をゲットしたら、とりあえず金物屋かアイテムショップで武器を買うのが序盤はおすすめ。
ネタバレ
全エンディングの回収は厳しいので、一部のみになると思います、、、すみません
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死臭漂う神出鬼没のラーメン屋
ある日突然開店した新しいラーメン屋。そこで振る舞われるラーメンに、この町の誰もが虜になっている。
一度食べたら止まらない。昼夜問わず、店の外まで行列が続いている。足を引きずりながら、ふらふらと現れる客たちが次々とラーメンを平らげていく。その一方で、盲目の店主はカウンターの後ろに無言で座り、ギラリと輝く包丁を磨きながら、にたにたと笑っていた。
このラーメンがなぜこんなにも人々を惹き付けるのか…? あなたはその真相を探り出すことに決める。犬の肉…? 人の肉…? それとも、神々の肉がこの中に…?
解析の結果で、非常に依存性の高い薬物が検出される。それから一週間後、警察と政府関係者の調査が入る。空き地と客だけに。……Bエンディング→クリア条件のアイテムカード2枚捨てるを無視してクリアしたらBエンディングになったと思います。
蠢くウナギと胡乱な隣人
家に帰る途中、誰かが突然ぶつかってくる…<<ねえ聞いた…?>> 後ろを振り向くと、そこには同じアパートに住む友人の佳那がいた。<<例の変なおじさんが戻ってきたんだって……あの魚を研究してる人。>>
肩をすくめながら、ドアを開けるあなた。佳那もちゃっかりアパートに上がりこみ、キッチンへと向かう。しばらくすると、佳那がソーダを2本持って戻ってきた。
<<気にならない? あの男が、どんな変な魚を持ってきたのか。>> 佳那がにやっと笑う。
目に卵を産み付けて、死体を食べるウナギだったと判明。忽然と姿を消した佳那とまた会えるのだろうか……Bエンディング
死の巻紙と忍び寄る真紅のマント
友人たちの間で新たな遊びが流行りつつある。放課後、使われていない学校のトイレに残り続けるという無謀な挑戦…あの「赤マント」に出会う肝試しである。
元々は無害な楽しみだったものが、命に関わる遊びへと発展してしまう。先週、ある少年の死体が発見されたのだ。
校長はこの遊びを禁止としたものの、それがかえって人気を高める結果となってしまう。他の生徒が犠牲になる前に、赤マントを止めなければならない。
目が覚めると、学校のトイレの個室にいて、砕けた真紅の仮面があった……Aエンディング。
月夜に連れ立つ船乗りの追弔
全ては一人の漁師の取った行動から始まった…彼が海底から“名状しがたい恐怖の存在”を引き揚げてしまったのだ。彼は闇の中で変動するその粘液に、完全に魅入られてしまう。
一週間もの間、姿を消した彼は、狂信者の如き愛情をその粘液に注ぎ続けた。しかしある月夜に、若い少女が海で彼の船が仲へと漂っていくのを見かけた。そこには船首に揺らめくランタン、そして自身の物に不気味な歌声をかけるあの漁師の姿があった…
最近では、多くの漁師たちがあの黒い粘液を引揚げるようになり、一人、また一人と姿をくらましている。やがて、この海はすべての漁師を連れ去ってしまうだろう…
すみません、何を選択したのか全く覚えておらず。黒い粘液がなくなる……Aエンディング。
奇怪な腕に関する驚愕の記録
事の発端を思い出す。隣の部屋に住んでいた女性がベッドで絞殺された。誰かが無理やり押し入った形跡もなかったらしい。未だ犯人は見つかっておらず、今もそのアパートは空き部屋のままであった…
換気口に男の遺体が詰まっているのを発見→建物の管理人で、入居者の下着泥棒・盗撮犯だったが、ガス漏れ事故として処理される……Aエンディング
迷いの森と禍事もたらす呪いの魔女
近隣の森に伝わる言い伝えと伝説を題材にしたドキュメンタリーその制作過程で、3人の生徒が行方不明になってしまう。
生徒たちの失踪から年が経ち、怪しい男が聞き込みを始め出す。彼は自分のことを行方不明者の親に雇われた私立探偵であると名乗った。
しかし、同級生の親たちは探偵など雇っていないという。彼は一体誰なのか、そして生徒たちはあの地で何を見てしまったのだろうか…?
テープを掴んでその場を逃げ出す……Cエンディング。
怪しい庭師の真偽不明な話
ある日、あなたは隣人の女性に助けを求められる。話によれば、彼女の夫である四郎さんが行方不明になってしまったらしい。夫が東京から取り寄せたという新しい肥料。彼女は、これが今回の失踪と何か関係しているのではと疑っていた。
彼はどこに消えたのか? そして、そんなにも肥料を必要としていたのはなぜなのか?
植物の攻撃から庭師の四郎を守り抜く(ゲームオーバーギリギリでした)→脱出に成功するも、目覚めたら病院にいた主人公。四郎のその後は不明……Cエンディング
哀れな家族の惨烈なる歴史
この町には古い屋敷が数多く存在する。000邸も、その一つだ。
ある夏、4人の家族が忽然と姿を消した。それ以降、その家に行った者は「祟りにあう」と噂されるようになる。しかし…そこで起きた悲惨な出来事は、本当にそれだけだったのだろうか?
傀儡の生首を撃破して黒い髪をゲット→家の中につながる洞窟を発見。そこから響く詠唱によって狂気の渦に巻きこまれて、自らを喰らうことで生き延びていた。が、祭壇の周りの死体と湿った足跡の謎は分からないまま……Cエンディング
夢を貪る幽鬼の揺りかご
一人、また一人と意識を失う。一度眠りに落ちた者は目を覚まさず、彼らを起こそうとした者たちも、昏睡状態に陥ってしまう。
塩川のとある病院。その一角は、昏睡状態の患者たちを収容するための専用病棟になっていた。これらの人々を結びつけるものとは…? そして、この奇妙な病の原因とは…?
病は怪物によるものだった。怪物を撃破後、切り落とされた体が徐々に天井の穴の向こうの異界の一端へ消える。体を切ったと思ってたけど実は指だったとのこと。……Aエンディング
身の毛もよだつハサミ女の未解決事件
「身の毛もよだつハサミ女の未解決事件」
あなたの学校で、またもや男子生徒が行方不明となった。噂では、あまりにも大きすぎる笑みを浮かべた恐ろしい女が墓から甦ったらしい。非常に鋭利なハサミを持って…暗号のようなメモでいっぱいのノート。友達からそれを受け取った時、あなたは彼が何か企んでいると気づいた。あの女をあるべき場所に送り返すことができる…そう、彼は言っていた。
そして今や、その彼も行方不明となってしまう。それからあなたは手がかりを求めて
そのノートを調べ始める。そこには、ある儀式について詳細に書き留められていた。儀式を行えば、その恐ろしい女を一度で完全に止められるという。
この先に待ち受ける最悪の結末とは、一体…?
殺されたら、Cエンディング取得していました。
滲む血と濁った下水の人魚伝
用務員の男は人魚に取り憑かれていた。彼は学校の地下室で人魚の伝説に関するありとあらゆるスクラップ記事を集めていのだ。
だが、架空の存在である人魚が見つかるはずもない。狂気に駆られた彼は思いつく。生徒の体を使って自分だけの人魚を作ればいいのだと…
仲間を盾にして、用務員の魚人姿を見て気を失う。日に日に皮膚アレルギーが悪化する……Eエンディング
狂った用務員を撃破……Aエンディング
死へと誘う掲示板の知られざる真相
時が経つにつれ、技術はますます進歩していく。近頃では掲示板ソフトウェアの登場により、電話回線を介してコンピューター同士で通信できるようになった。
コンピュータとモデムさえあれば誰でも掲示板のシステムに接続したり、自分で掲示板を運営することができる。接続が完了すると掲示板に投稿された全てのメッセージが読めるようになり、自ら投稿をして誰かと話すこともできるのだ。
多くの人はファイルの共有や、好きなことを語り合うために掲示板を利用している。ゲームからスポーツ、アイドル文化に至るまでそのジャンルに際限はない。しかし近頃、不可解な自殺事件が相次いで発生したためか、掲示板にも不穏な空気が漂うようになった。
噂では、塩川のどこかで運営されている掲示板システムが自殺と関連しているらしい。
この事件の背後に潜むものとは…? そして、なぜこれほど多くの人々が自ら命を絶つに至ったのか…?
苦しみこそ人間の本質だ→システム運営者の住所を突き止め、これ以上新たな犠牲者が出ないように……Bエンディング
暗夜に響く妖しき教師の哀れな叫び
かつての2―は、学内でもトップレベルに優秀なクラスとして知られていた。彼らの担任教師が失踪するまでは…
その代理教師が滑らかに校内を歩く。その柔らかな声と無感情で冷たい瞳が、周囲の者たちを妖しく惹き付けている。
そして今、彼女は教壇に立ち、黒板に チョークを走らせ、奇妙な印を描いていた。語気荒く、旧き神についての授業をしている。生徒たちは遊ぶことも止め、暗くなるまで 席に座り、全員一緒になって呪文を唱え続けていた。彼らは、彼女の教えを受けながら
「魔の主」に仕える準備を進めていたのだ…
異界へ繋ぐ学び舎を撃破することで、狂暴なる王が、代理教師を喰い殺す。生徒は泣きじゃくっているが救われる……Aエンディング
奇異なる村の狂気渦巻く奇祭
叔母から届いた一通の手紙。あなたはそこで奇妙な祭りに参加するよう誘われる。どうやら、ある小さな村で27年に一度だけ開催される祭りらしい。
あなたはあまり乗り気ではなかったが、両親からストレス発散のために行くべきだと強く勧められる。
手紙には、バスの乗車券も同封されていた。«大丈夫、死にはしないだろう。» そう自分に言い聞かせて、あなたはバスに乗り込むのであった…
儀式を止め、仲間を救おうとする→教団のアジトへ特殊部隊が潜入する……Bエンディング。
連なる死を呼ぶ冷たいお通夜
あなたの元に届いた一通の苦しそうな手紙。差出人は東京の法律事務所…一体、何の用だろうか?
<<この度、弊社のご契約先であり、貴方の大叔父様にあたる方がお亡くなりになりました。ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。故人の希望により、ご葬儀は一晩の通夜を経てから執り行われます。>>
そこには住所と参列予定者が一覧で記されていた。しかし、どの名前も見たことがない…興味が湧いたあなたは自らの目で確かめることにした。この先に待ち受ける最悪の結末とは、一体…?
22時の 拍手―お辞儀―拍手―拍手 をミスったら、23時に主寝室の遺体が消える。
余談ですが、このタイミングで刀を入手しました。今のところ、最強武器。
かつて大叔父だと思っていた男は死から逃れ、主人公が殺人事件の共犯者に仕立て上げられる……Cエンディング
しじまに消えた住人と次元を超えた事象
近頃、平穏な日々から遠ざかっていたあなた。しかし、今日だけは普通の日になるはずだった。次の調査を始める前に、今日はストレスを解消しようと決めていたのだ。
ところが、目を覚ますとあなたはアパートの中に閉じ込められていた。ドアや窓は壁で完全に塞がれ、出口すらない。ドアの覗き穴から通りすがりの隣人に大声で 助けを求めた。しかし、その必死の叫びは誰の耳にも届かない。
誰がこんなことを…? それよりも、どうやってここを出れば…?
初見時は攻撃が全く通らず、ゲームオーバーになりました。。。今回はお金を持っていたので、それを燃やして攻撃。幽霊の女の子を倒して、ただのアパートに戻った……Aエンディング
灯台→生存エンド(探索者)
仲間が最後まで生き残った場合……でしょうか。3回中2回このエンディングになりました。
灯台→アトゥ=ヨラズスの顕現
アトゥ=ヨラズスの顕現により、町は混沌に包まれた。あらゆる古代魔法が発動し、輝きを増す地球…この星は巨大な旧神を呼び寄せ…その餌食となる。この先、10年以内に地球は食い尽くされるだろう。もはやあなたにできることはない。
灯台で究極のご都合主義者:隆司を撃破後、召喚した旧き神がアトゥ=ヨラズスだったので、このようなエンディングになった……と思っていたのですが、破滅度100%で灯台エンディングを迎えた場合、これになるかも?
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まとめ
このゲームの面白さの真髄は、慣れ にあって、イベントやエンディング回収で好奇心が満たされる点にあると思います。
謎解きや考察要素は薄いですし、分岐の条件の明示がないのがキツイ……など、気になる点は多いですが、刺さる人でないと買わないでしょうし、そういった意味で「面白そう!」と感じた方には、おすすめ出来ます。
唯一無二の世界観を表現している作品ですし、この記事でももうちょっとエンディングを追記していければと思います。
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