総合エレクトロニクスメーカー【ASUS】が発売しているノートパソコンシリーズ:ZENBOOKを使用した感想・レビューになります。気付いた点やメリット・デメリットなどを綴っています。
ASUS ZENBOOK とは
ASUS(エイスース)はパソコン、スマートフォンなどのデジタルデバイスをはじめ、 マザーボードやビデオカードなどパソコン向け高性能パーツを開発・販売する 総合エレクトロニクスメーカーです。
ASUS Zenbookシリーズは、可能性に満ちたあなたの創造性を解き放つ最高のノートパソコンです。先進的なパフォーマンスと洗練された美しいデザインが、あなたの感性を刺激し、想像を形にする創造力を生み出します。
具体的には、 ZENBOOK S 13 OLED UM5302TA-LX445W(アクアセラドン)という機種になります。
箱の中に箱があって、その中にパソコンがある
過去に購入したASUSのパソコンとは明らかに異なる高級仕様でした。
スペック
13.3型 / Windows11 Home
CPU:AMD Ryzen 5 6600U/2.9GHz/6コア
CPUスコア(PassMark):16792
ストレージ容量:SSD:512GB
メモリ容量:8GB
ビデオチップ:AMD Radeon 660M
OS:Windows 11 Home 64bit
重量:1.1kg
顔認証・指紋認証あり
定価:¥189,800(税込・HPで確認)
使用用途:持ち運びながらブログ記事を作成、インターネットで情報収集
評価・感想
グッドデザイン賞を受賞したPC
13.3型有機EL搭載、重さ1kg、厚さ15mmの超軽量モバイルノートPCである。マグネシウムアルミ合金モノコックボディの採用により、厚さ15mmにも関わらず、携帯時、開閉時でも一切不安を感じさせない。キーボードサイドの細く残されたエッジなど、隅々までこだわりが感じられ、全体として高い精度感、高品質感が感じられるデザインに仕上げられている。
2022年モデルながら新しさを感じる、というのが第一印象です。僕が最後にPCを購入したのが2021年だった影響もあると思います。
よくよく調べると、本PCは、2022年のグッドデザイン賞を受賞しているそうです。へえ~
マグネシウムアルミニウム合金製ユニボディ
昔使っていたASUSのノートパソコンとは異なるロゴ。
車で例えると、トヨタのレクサス、日産のインフィニティ、ホンダのアキュラのように、ロゴからわかる高級ブランド という点では魅力的かもしれません。
キーボードも良い感じ。大好き
BackSpaceキーの左にある「¥」は、どういう需要なのか、これだけは謎
キーボードの打音に関しては、とても静かで、しっとり系ですね。
耳障りな音がせず、カチャカチャするような軽い音もしません。個人的に重要視しているEnterキーも打ちやすいです。ものすごく好き。
配置というか、気になる点として挙げようと思ったのが、deleteキーの位置。
スタートボタンの右側にあるため、間違えて押すこともあるのでは……!? と最初は思っていたのですが、全くそんなことはなく。BackSpaceキーの真上にあるため、むしろ使いやすいです。
キーボードバックライトは照度が三段階あります。電源ボタンが光らないのも◎
キーボードバックライトが三段階あるのは、個人的に嬉しかったポイントでした。
ディスプレイも◎
鮮やかなビジュアル
2.8K有機ELディスプレイは、 Delta-E2の色精度 PANTONE カラー準拠の忠実度を誇り、ノートPCにおけるかつてないビジュアル体験を 提供します。 また、 0.2ミリ秒の高いリフレッシュレートで、 モーションの速い映像も滑らかに、臨場感をもってお楽しみいただけます。
高級感があり、発色は鮮やか。タッチパネルも対応しています。なので、タッチパネル=多少の強度はある=画面をぶん殴っても、ひび割れなさそうな感じはしてます。。。笑
ペンがあれば、タブレット端末のような使い方が出来るのでしょう(ペンは付属してないので未体験)。
スマホやタブレット端末の延長線上のような使い方も可能です。
一応、「DisplayHDR 500 True Black認証」や「PANTONE認定」など、良い液晶ですよ、という公的な認定も取得しているモデルとのこと。
また、ブルーライト削減もついていますね。
「ブルーライト削減って本当に効果あるんか?」と僕は思うのですが、、、あると嬉しいことに変わりはないです……笑
個人的に好きな部分が、明るさの調節に幅があること。明⇔暗が幅広いため、深夜の真っ暗な部屋の中で、仕事が捗ります。一番暗くしても少し明るいんだよな~ ということがないのは◎。
Ryzen と Core i の違いは、、、
次世代のパフォーマンス
AMD Ryzen 6000シリーズプロセッサ及び AMD Radeonグラフィックスを 強力に搭載し、どこにいても高い生産性を維持できます。 また、高速な起動時間と瞬時のアプリの読み込みを可能にするSSDを搭載しています。
結論から言うと、「Core i」と「Ryzen」の違いは、体感ではわからないですね。プロの方が行うような動画編集では違いがあるかもしれませんが、ホームページの閲覧などでは何もわからない、というのが率直な感想です。
体感的には、Corei3〜5と同等くらいの印象でしょうか。
参考:「Core i」と「Ryzen」の違いを徹底比較!各CPUが適している作業・業務は何か? – | 法人様向けパソコンならドスパラプラス
CPUの性能比較表|2024年最新版 – | 法人様向けパソコンならドスパラプラス
使っていく過程で、違いを知るような経験があれば追記します。
カーボンじゃない素材が◎
圧倒的なポータビリティ
15mmを切る薄さと約1.1kgの軽さは、 持ち運びにストレスがなくフット ワークを軽くします。 さらに、 約15.9 時間の長時間駆動バッテリーをミリタリーグレード準拠のタフなボディに搭載し、 使う場所を選びません。
マグネシウムアルミニウム合金製ユニボディ というのが、本PCの天板などの素材になります。これも重要でした。
薄くて 軽くて 丈夫で バッテリー駆動時間が長い
各社がこぞってこのスペックでしのぎを削っているのは、コロナ禍を経てリモートワークの需要が高まったからだと思います。
2021年当時、VAIO Zは革新的でした。4K画面やカーボン素材を使って軽量化したという最先端技術の集大成だったんです。他にも、カスタマイズをすることで30万円~60万円ほどするお値段も、差別化としてスゴかった。
その後、富士通「LIFEBOOK UH」シリーズ、NEC「LAVIE NEXTREME」シリーズなど、似た感じのスペックのPCが発売されたと認識しています。
このような話題性もあったので、当時の僕は飛びついたものです。ブロガーとしても勢いがありました
ただ、使い込んだ経験から語れるのは、カーボンという素材は、意外と熱を伝えやすいという側面。もちろん、高性能だからこそ処理速度が上がり、バッテリー消費も上がる側面はあります。
VAIO Zは充電時のファンの回転音もすごく、発熱もすごかったんですよ。それはもう、不安になるくらい。
という経験もあり、軽量化はそこまで求めなくなっちゃいましたね。具体的には、1kgくらいで充分かと。
現在、最も軽いノートパソコンは600gとかあるそうです。使ってみたい気持ちはありますが、、、まあ、個人の意見ってことで。
それよりも、バッテリーですよ!!(怒)
リチウム電池から全く進化していない状態が数年続いています。JEITA基準という、アテにならない表記も変わらず。
個人的には、バッテリーの進化に大きな関心があります(経済番組で取り上げられる企業を応援したりしてます)。バッテリーに革命が起きないかな~と毎日のように思ってます。
ACアダプターの収納位置がわからず混乱した
この箱の右の下に、アダプターのコンセントの端子があることに気付かず、コールセンターにイライラしながら問い合わせしました、、、。申し訳ありません。
すみませんでした、、、。ちなみに、ACアダプターがあると充電速度も速い。
充電中も静か(驚いた)
上述したように、VAIO Zはモーターやファンの音が結構していました。という相対的な感想になります。
ヘッドホン端子・USB 3.2 Type-C Gen2ポート(反対側も含めて3つ)。一方で、USB TypeA・HDMI がない
これは事前に調べていたので問題なし。
バッテリーの持ちが良い気がする(超重要)
本PCは、JEITA基準で約15時間ほど。
バッテリー節約機能20%を切ると自動で節約機能がONになります。これが優秀ですね。
また、相対的な話&繰り返しになりますが、、、
JEITA基準で約30時間と謳っていたVAIO Zは、あまりにも高性能すぎたため、バッテリーの消費もハンパなかったんですよね。これに関しては、もう本当に多くのユーザーの方からコメントをいただいて。
最新技術に飛びついたけど、実用性はイメージと異なった
という経験は、僕の中で確かなモノになりました。
リチウム電池の寿命は2~3年と言われているらしいので、また追記してきたいと思います。
アクアセラドンの色は唯一無二
正直な話、少し違った色のパソコンが欲しかったってのも、本PCを選んだ大きな理由の一つでもあります。うす~い緑色です。
わかりますかね?
iPhone 12miniのグリーンよりも薄いです。もう少し濃くて良いと思いますが、それでもお気に入り。
パソコンって、なんでカラーを出さないんでしょう。不思議でなりません。
車のリセールの価格を気にするのとは価格も事情も異なると思うので、もう少し挑戦してしてほしいところ。
デメリットを挙げていく
まず、(パソコンを開け閉めするという点において)開けにくいです。中央部分に指を差し掛けるよりも、サイドから両手で開けた方がスムーズかもしれません。
スタートボタンを押すと、1秒くらいかかって起動します。この僅かなタイムラグに、未だに慣れないですね。PCの立ち上げ速度は速いです。
このモデルの純正ACアダプターが、市場にないかもしれません。ASUSストアやAmazonなどを見ても、同じ型はなさそう。
あとは、初期不良かどうか怪しいラインのデメリットがありました↓↓
初期不良があった……?(確認中)
購入して数日後、左下側が浮いてきたんですよ。気になって文章作成に支障をきたしているので、とりあえず初期不良チェックという。
これが初期不良と認められなかったら、という不安が今はあります。
ブログ記事用 pic.twitter.com/Lp1dU4UbWS
— 桃途ゆういん@ブロガー8年目 (@momotoyuin) May 14, 2024
コールセンターの対応は抜群に良かった
- ACアダプターがないやんけ!
- 購入して1週間くらいで、左下が浮いてきた……
この2つに対して、迅速に対応してくださりました。
また、一度電話したことで、機種と個人情報を登録→電話番号を言うだけで、スムーズな対応でした。
やや拙い日本語ではありますが、非常に丁寧に対応してくれます。
コールセンターの人は絶対日本人が良い!! という人は、VAIOがおすすめです。
まとめ
サブPCとして購入しましたが、メインPCにしようかな……と考えています。それくらい良い感じで、僕の需要に合ってました。
あとは、左下側のパソコンの浮きが、どのように捉えられるかですね……。追記します。
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